青山成吾(あおやませいご)さんは、プロのミュージシャンとして活動するかたわら、クオリティの高いモデルカー作りを趣味として楽しんでいる。24分の1スケールのモデルをメインに組み立てているので、ご自宅のディスプレイケースには統一感ある作品が整然と並ぶ。プラスチックモデルだけでなく、レジンキャスト(熱硬化性樹脂)の作品も手がけている。
「子供のころからクルマが大好きで、憧れのクルマをデスクの上に飾っておきたい」という気持ちがモデルカー創作活動のきっかけになったという。
青山さんの製作対象はイギリス車、イタリア車などのヨーロッパ車が中心である。デザインの美しいクルマを組み立てるケースが多く、「いまにも走りだしそうな実車の雰囲気を忠実に再現することにこだわりを持っています。金属パーツを使ったモデルは光沢や重厚感が持ち味になるので、ワイヤーホイールを表現するときにはギターの弦を使ったりします」とテクニックを披露してくれた。ディスプレイの際に目に見える部分を再現する場合は「手が抜けない」と語る青山さん。
モデルカー作りで味わう緊張感が、本業の集中力を高める原動力にもなっているようだ。「最近は、飛行機がある風景の再現にも興味がある」そうで、取材時には48分の1スケールのミリタリーモデルにオリジナルの手を加え、青山さんならではの新たなイマージュの創造に取り組んでいた。新作の出来栄えに期待が高まる。
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