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▲排気管やハーネスの取り回しも実車に忠実に

▲ミニチュアカー作りのための設計図は斎藤さん自身が描いている

▲細部まで実車をリアルに再現する 銅管フレームを入念に組み上げるだけでなく可動部分の再現にもこだわる

斎藤 勉さん (デザイナー)

●さいとうつとむ

斎藤勉さんはトヨタ自動車に勤務し、純正用品の開発&デザインを担当している。仕事で1分の1スケールのクルマを作り、趣味でミニチュアカーの製作に取り組んでいる。

「子供のころから、物作りと絵を描くことが大好きでした」と語る斎藤さんの“物作り”への情熱は、ホビーの世界でもいかんなく発揮されている。

「ない物は自分自身で作る――これをモットーにしてきたこともあり、これまでに完成したミニカーは10台程度です」

ミニチュアカー作りを始めて18年ほどが経過するが、製作台数はきわめて少ない。それもそのはず、斎藤さんが手がける作品は「個性的で非現実的な、世界に1台しかないコンセプトカー」が中心だ。当然、キットは市販されていないから、フルスクラッチになる。コンセプトカーの場合、製作の資料となる写真や文献が限られるため、製作時間はどうしても長期化する。加えて、細部まで徹底的にこだわるため、ディスプレイ状態では見えない部分まで入念に作り込むから、完成までの時間はどんどん延びてしまうのだ。














 
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