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  ピニンファリーナのこだわり
人気モデル、F355のルーツ
  フェラーリ 328GTS


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 現在のフェラーリのロードカーは、エンジンで分類すると、12気筒と8気筒の2つのラインに分けられる。12気筒は創業時から系譜が続くフラッグシップであり、それと区別する意味で、8気筒シリーズは“V8フェラーリ”と呼ばれるケースが多い。

このV8フェラーリというラインを確立したのが、1975年にデビューした308シリーズと、その後継車として85年に発表された328シリーズである。

フェラーリのロードカーとして初のV8エンジンは、軽合金製シリンダーブロック、90度のバンク角を持ち、排気量は308が3リットル、328は3.2リットルだった。この308/328は、ともにエンジンとトランスミッションをコクピット背後に横置きにレイアウトしていた。

308/328シリーズにはルーツがあった。68年に発表されたディーノ206GTと、翌69年に進化形として登場したディーノ246GTである。エンジンとギアボックスをキャビン背後に横置きするミッドシップ方式、楕円鋼管を使ったスペースフレーム構造から、4輪ダブルウィッシュボーンのサスペンションにいたるまで、308/328シリーズは246GTと共通だった。つまり、機能面でもディーノGT直系のモデルである。また、デザインも同じピニンファリーナである。

スペック表


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