購入後、エンジンを整備し、マフラー/ヘッドライトを新調、ボディを磨いてドレスアップを実施。「これでいつでも安心して、胸を張って遠出できる・・・・・・」と思ったところで、重要なパーツのチェックを忘れていた。そう、タイヤがなければ始まらない。
旧車には購入時、04年製のブリヂストンBスタイルが装着されていた。スリップサインはまだ出ていないものの、残り溝は5分山か。使用年数などを考慮すると交換時期である。
クラシック・ミニ用の145/70R12サイズのタイヤは、信頼あるBスタイルの後継モデル、“BスタイルEX”(K/コンパクトカー用)に交換した。そしてホイールバランス、アライメントを調整すると、燃費は大きく向上した。
BスタイルEXの主な特徴は、タイヤの製造基盤技術“AQドーナツⅡ”の採用により、新品~磨耗時までのウエット性能の低下が抑制されたことや、3本主溝の専用トレッドパターンが、偏摩耗を発生しにくくしている点などだ。
装着後、300㎞ほど試走した。まず走りはじめから「軽い!」と感じた。磨耗が進んだ旧タイヤよりも、明らかに転がり抵抗が少ない。最も大きな相違点は、乗り心地がよくなったのだ。路面の段差からの突き上げが、大幅に減少した。
高速道路での直進性は問題ない。静粛性に関しては、残念ながらエンジンからの騒音侵入が盛大のため、確認できなかった。
コーナリング時のグリップ感は、強力ではないがほどよく粘り、滑りだしも滑らかな特性だった。基本設計が50年前のモデルであることを考慮すると、過度なグリップは不必要である。今回のコンセプト「大人のセミビンテージ仕様」に、BスタイルEXはピッタリのタイヤでした。




