今号は“ミニ復活大作戦”の過程をわかりやすく要約し、総仕上げにニュータイヤを装着してロードテストに挑戦しました。ミニの魅力は永遠です。皆さん、ご協力ありがとうございました。敬白

▲3本のストレートグループが強力に排水 耐ハイドロプレーニング性は高い

▲タイヤ交換で安心してドライブが楽しめるようになった コーナーにおける挙動はマイルド ほどよいグリップ感で駆け抜けられる

▲BスタイルEXは普通車用の偏平率45~60%モデルとK/コンパクトカー用の同65/70%モデルをラインアップするコンフォート系タイヤ 今回ミニが装着したK/コンパクトカー用はタイヤの内/外側の偏磨耗を抑制するため断面の形状とトレッドパターンを専用設計 旧型のBスタイルと比較するとサイドウオールに丸みがありクッション性はアップしていた 装着後の平均燃費(約12㎞/ℓ)は約10%向上し省燃費性を実感した


購入後、エンジンを整備し、マフラー/ヘッドライトを新調、ボディを磨いてドレスアップを実施。「これでいつでも安心して、胸を張って遠出できる・・・・・・」と思ったところで、重要なパーツのチェックを忘れていた。そう、タイヤがなければ始まらない。
旧車には購入時、04年製のブリヂストンBスタイルが装着されていた。スリップサインはまだ出ていないものの、残り溝は5分山か。使用年数などを考慮すると交換時期である。
クラシック・ミニ用の145/70R12サイズのタイヤは、信頼あるBスタイルの後継モデル、“BスタイルEX”(K/コンパクトカー用)に交換した。そしてホイールバランス、アライメントを調整すると、燃費は大きく向上した。
BスタイルEXの主な特徴は、タイヤの製造基盤技術“AQドーナツⅡ”の採用により、新品~磨耗時までのウエット性能の低下が抑制されたことや、3本主溝の専用トレッドパターンが、偏摩耗を発生しにくくしている点などだ。
装着後、300㎞ほど試走した。まず走りはじめから「軽い!」と感じた。磨耗が進んだ旧タイヤよりも、明らかに転がり抵抗が少ない。最も大きな相違点は、乗り心地がよくなったのだ。路面の段差からの突き上げが、大幅に減少した。
高速道路での直進性は問題ない。静粛性に関しては、残念ながらエンジンからの騒音侵入が盛大のため、確認できなかった。
コーナリング時のグリップ感は、強力ではないがほどよく粘り、滑りだしも滑らかな特性だった。基本設計が50年前のモデルであることを考慮すると、過度なグリップは不必要である。今回のコンセプト「大人のセミビンテージ仕様」に、BスタイルEXはピッタリのタイヤでした。

■BスタイルEX(K/コンパクトカー用)サイズ表

インチ タイヤサイズ
15 175/65R15 84S
165/65R15 81S
14 175/65R14 82S
165/65R14 79S
155/65R14 75S
175/70R14 84S
165/70R14 81S
13 165/65R13 77S
155/65R13 73S
145/65R13 69S
175/70R13 82S
165/70R13 79S
155/70R13 75S
12 155/70R12 73S
145/70R12 69S

本企画のアドバイザーと車両整備を担当していただいたクラシック・ミニの専門店。ミニを愛してやまない店主と、さまざまな輸入車を扱ってきた頑固メカニックが、いろいろと相談に乗ってくれました。
ヨールさんはミニの車両販売/整備など幅広く対応。ビギナーにもお勧めできるショップです。

■店舗は第三京浜・都筑ICから約10分の中原街道・勝田橋交差点に立地
所在地:神奈川県横浜市都筑区大棚町414 TEL:045・592・0301
URL=http://www.mini-yawl.com/ 不定休

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