プジョー508

フラッグシップは5ドアハッチバック

 プジョー・シトロエン・ジャポンは3月20日、プジョー・ブランドの新世代フラッグシップモデルである新型508を発売し、日本におけるデリバリーを開始した。

 グレード展開は1.6リットル直4ガソリンターボエンジン(180ps)の"Pure Tech"を搭載する508アリュール(417万円)と508GTライン(459万円)、2リットル直4ディーゼルターボエンジン(177ps)の"Blue HDi"を搭載する508GT BlueHDi(492万円)という3タイプで構成。

 ボディタイプは4ドアファストバックのみの設定だが、今年の夏にはステーションワゴンの508SWがラインアップに加わる予定だ。
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▲プジョー508GT BlueHDi 価格:8SAT492万円 全長4750×全幅1860×全高1420mm ホイールベース2800mm 車重1630kg ボディカラーは写真のアルティメットレッドを含めて全7色をラインアップする
 新型508はグループPSAの中核プラットフォームEMP2をベースに、新しい溶接技術の導入や計24mの構造用接着剤の併用などで、優れた剛性と耐久性、さらに軽量化を実現。

 4ドアファストバックで仕立てたボディは、ワイドかつ独創的なプロポーションを基本に、シャープな表情を形作るフロントグリルおよびフルLEDライトやフラッシュサーフェス化を進めたサッシュレス構造のドア、プジョーのシグネチャーたるライオンの3本の爪痕をモチーフとしたフルLEDテールライトなどを配して個性を主張する。

 一方で内包するインテリアは、外観と呼応するように上質かつ先進的なデザインで仕立てたことが訴求点。同時に、革新のUI/UXであるプジョーi-Cockpitをバージョンアップして搭載した。
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▲最新のプジョー「i-Cockpit」を採用。ヘッドアップディスプレイ(HUD)には6種類の表示モードを設定
 先進運転支援機能(ADAS)および安全性の向上にも抜かりはない。
 PSA初となる第2世代アクティブセーフティブレーキやプジョー初のレーンポジショニングアシストのほか、ストップ&ゴー機能付きアクティブクルーズコントロール、レーンキープアシスト、アクティブブラインドスポットモニターシステム、インテリジェントハイビーム、トラフィックサインインフォメーションなどの最新機構を採用。
 プジョー初のナイトビジョンは、オプションで設定された。

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