BMW Z4、新車ニュース

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ロードスターが2年ぶりに復活

 BMWジャパンは2019年3月25日、新型Z4の日本導入を発表し、同日より販売を開始した。今回のZ4は第3世代に当たるモデルで、基本プラットホームを第5世代の新型スープラと共用している。

 日本仕様のZ4は、Z4 sDrive20i(566万円)/Z4 sDrive20iスポーツライン(615万円)/Z4 sDrive20i Mスポーツ(665万円)/Z4 M40i(835万円)という4タイプで構成。

 また、新型Z4の発売記念限定車としてZ4 M40iをベースとするZ4 M40i Frozen Grey(899万円)を30台販売(そのうち10台はオンラインプラットホームで2019年4月4日~5月10日の期間限定販売)する。
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▲BMW Z4 M40i 価格:8SAT835万円 全長4335×全幅1865×全高1305mm/ホイールベース2470mm 車重1570kg パワートレーンは"Mパフォーマンス"3リットル直6ツインパワーターボ(340ps)を搭載
 新型Z4のエクステリアは、ボディ端に沿うように配置されたヘッドライトやメッシュ状のワイドなキドニーグリルなど、新しいBMWデザインコンセプトを取り入れながら、ひと目でZ4だとわかる造形に仕立てている。

 ルーフ部は、1stモデルと同様のソフトトップに回帰。開閉は電動式で、50km/hまでなら走行中でも約10秒でオープン/クローズの動作が可能だ。
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▲電動開閉式のソフトトップを採用 50km/hまでなら走行中でも約10秒でオープン/クローズが可能
 インテリアについては、ドライバーオリエンテッドなアレンジを導入したうえで、10.25インチのコントロールディスプレイやフルデジタルメーターパネルなどの先進機構を装備。
 
 ロードスター・セグメントとして初めてヘッドアップディスプレイを設定する。さらに、AI技術を活用して音声会話だけで車両の操作や情報へのアクセスが可能なBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントを採用した。
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▲10.25インチのコントロールディスプレイやフルデジタルメーターパネルなどの先進機構を装備 日本仕様は全車右ハンドル
 搭載エンジンは2リットル直4ツインパワーターボ(197ps/320N・m)と"Mパフォーマンス"3リットル直6ツインパワーターボ(340ps/500N・m)という2機種のガソリンユニットを設定する。

 組み合わせるトランスミッションは、2エンジンともにステップトロニックの8速ATだ。シャシーはフロントにダブルジョイント・スプリング・ストラット式、リアに5リンク式を採用したうえで、Z4 sDrive20i MスポーツにはMスポーツサスペンションに加えてオプションで電子制御ダンパーを備えたアダプティブMスポーツサスペンションが装着可能。
 
 Z4 M40iにはアダプティブMスポーツサスペンションを標準装備するとともに、コーナリング後の加速性の向上や安定性等を飛躍的に向上させるMスポーツディファレンシャルを搭載している。

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