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<新型スープラ特集>最強RZのライバルは誰だ?

Writer:桂伸一 Photo:小久保昭彦

ライバル3:BMW M2コンペティション

IMG_0463.JPGBMW・M2コンペティション 価格:6MT 876万円/7SMT 901万円 M社専用開発ストレートシックス搭載 前後とも精悍なオーバーフェンダー形状 0→100㎞/h加速は4.2秒 前後重量配分は52対48

究極FR。じゃじゃ馬対決

 初めてスープラに触れたのは、袖ケ浦フォレストレースウェイで行われたプロトタイプ試乗だった。一般公道に準じた路面の摩擦係数のため、ロードカーを評価するのに適した場所だ。ウエットの厳しい状況下でのプロトタイプ・スープラは、激しい挙動変化が起きた。
 それをコントロールしながら思い浮かんだのがBMW・M2だ。その段階でZ4は日本未発売で、「スープラの兄弟はM2ではないか」とさえ思った。
 1st・M3を知る世代は、M2に乗ると1st・M3の自由に操れる軽快さを思い出す。エンジン性能が勝っていることとシャシーのディメンションの関係がそうさせるのだ。動力性能は2.3リッターの4気筒を積んでいたM3とはまったく異なる。圧倒的に速い。M2の3リッター直6ターボの最高出力は410㎰。0→100㎞/h加速は4.1秒。とくにサーキット走行ではじゃじゃ馬ぶりを披露する。
 しかし、ハンドリングはワイドトレッドとファットなタイヤにより、抜群のロードホールディングを生む。車両安定制御のDSCをオフにすると一転。ステアリング操作でインを向いたノーズに合わせてアクセルを早く深く踏み込むと、駆動トルクが勝るものの、アンダーステアにはならない見事な特性が堪能できる。後輪駆動ならではのパワーオーバーステアを披露しつつ、カウンターステアとアクセルコントロールで姿勢を収束させるのだが、その挙動変化は素早く、まさにじゃじゃ馬だ。
 FRの古典的特性ではあるが、その味を知る者にとっては懐かしくも楽しい。洗練のスープラRZ、味わいのM2といえる。

IMG_0557.JPG本革巻きスポーツステアリングに走行モード切り替えMボタン装着 8.3インチワイドモニターHDDナビ標準 操縦性はダイナミック

IMG_0481.JPG全長×全幅×全高4475×1855×1410㎜ 車重1610㎏ RZ比全長は95㎜長く車重は90㎏重い 駆動方式:FR エンジンは2979㏄直6DOHC24Vターボ 410㎰/6250rpm 550Nm/2350〜5230rpm RZ比70㎰/50Nmパワフル

※次ページでアルピーヌA110を紹介

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