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《シティ派SUV特集》いま旬のBMW、X2に惹かれる

Writer:岡崎宏司 Photo:小久保昭彦

BMW・X2・xドライブ20i・MスポーツX 試乗記

IMG_1132.JPGBMW・X2・xドライブ20i・MスポーツX 価格:8SAT 518万円 X2はX1をベースに開発されたパーソナルモデル 20iの駆動方式は4WD ブランドエンブレムは往年のクーペと同様にCピラーに装着

シャープな眼光。コンパクトなプレミアムモデル

 BMW・X2で、まず引きつけられるのはルックス。どこから見てもカッコいい。とくに、イメージカラーのゴールドは、相当似合っている。コンパクトながらも強い存在感を引き出している。光線の具合で微妙に陰影が移ろい、刻々と表情を変える様子に心引かれる。コンパクトだが、プレミアム感は高い。

 リアピラーに付くBMWバッジは、昔からのBMWファンには懐かしく、若いファンには新鮮な印象を与えるだろう。
 このバッジを見てボクが思い出したのは、1960年代後半から70年代前半にかけて作られた美しい2ドアクーペ、3.0CSLだった。マルティニカラーのレーシングモデルは、いまでも憧れの1台だ。

 ボディサイズは全長×全幅×全高4375×1825×1535mm。日本でも扱いやすい設定である。インテリアはBMW流。つまり、ドライバーズカー仕立てだ。ATのセレクターとステアリングホイールのデザイン、タッチは上質だった。ドライビングシートは、見た目も機能性も上々である。
 後席はひざ元のスペースにもゆとりがあるし、シートは大人がくつろげるサイズだった。ただし、スタイリングから予測はつくと思うが、後席のヘッドスペースはミニマム。とはいえ、プロポーションと後席ヘッドスペースのどちらを重視するかと問われれば、ボクはプロポーションを選ぶ。

IMG_1146.JPG排気エンドは左右2本出し 乗り心地は固めだが快適性は高い ボディカラーは全9色 全長×全幅×全高4375×1825×1535mm

高いスピード性能。快適性はハイレベル

 試乗車は2リッター直4のガソリンターボ仕様。192psの最高出力と、28.6kgmの最大トルクを引き出している。

 エンジンは高回転までスムーズに回り、低速での使い勝手はもちろん、スピード面でも十分満足させてくれる。あえて注文をつけるとすれば、回転感、鼓動感、サウンドといった点でのエモーションに欠けることだろう。「パワフルな存在感」がしっかり伝わる音と演出がほしいと思った。
 8速ATは、急加速で複数段のシフトダウンをするようなときにスムーズネスが不足し、ショックがある。

 試乗車はピレリの20インチタイヤを履きこなしていた。不整路面での角の立ったショックや不快な音を封じ込めているのもさすがだ。
 身のこなしも素直。だが、微舵域と小舵角域の応答性と正確性が少し物足りない。少々気になる点はあるが、X2は魅力的だ。

IMG_1334.JPGインパネはセンター部をドライバー側に向けた造形 本革巻きスポーツステアリング標準 トランスミッションは8速AT

IMG_1412.JPGMスポーツXはスポーツシート標準 シート地はファブリックとアルカンターラ 後席頭上空間はタイト

IMG_1378.JPGメーターは2眼式 速度計は260km/h表示 レッドゾーンは7000rpm以上

※次ページでスペックを紹介

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