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《シティ派SUV特集》実力派SUV、ヴェゼルが愛される深いワケ

Writer:森口将之 Photo:小久保昭彦

ホンダ・ヴェゼル・ハイブリッドZホンダセンシング(FF) 試乗記

IMG_6483.JPGホンダ・ヴェゼル・ハイブリッドZホンダセンシング(FF) 価格:7SMT 271万円 Zはパフォーマンスダンパーとボディ同色ロワガーニッシュを装備した上級グレード ボディカラーは写真のシルバーミストグリーンメタリックなど全8色

巧みなパッケージング。室内は広々快適

 ヴェゼルは2013年にデビュー。以来、高い人気をキープし続けている。2019年1月31日には、1.5リッター直4ターボを積むツーリングが登場。ますますユーザーの注目を集めそうだ。
 ヴェゼルは、プラットホームやパワートレーンをコンパクトカーのフィットと共用するワールドカーだ。スタイリングはパーソナルなイメージ。なだらかなルーフラインでクーペ感覚にまとめている。

 ヴェゼルの魅力は巧みなパッケージングにある。燃料タンクを前席下に置くというフィット譲りの独自設計で、室内空間はボディサイズ(全長×全幅×全高4330×1770×1605mm)から想像するより数段広い。
 キャビンは身長170cmのパッセンジャーが前後に座った場合、後席は足が組めるほど。しかもダイブダウン機構付きの後席をたたむと、低くフラットなラゲッジスペースになる。荷室容積は通常時でも約400リッターに達する。

IMG_6501.JPGヴェゼルは基本メカニズムをフィットと共用するワールドカー バリエーション充実 2019年1月に1.5リッター直4ターボを積む「ツーリング」が新登場

力強い加速。随所にホンダらしい創意工夫を実感

 車重は軽い。試乗車のハイブリッドZのFF仕様は1320kg。4WDでも1390kg。軽量設計の利点もありパフォーマンスは優秀。1.5リッター直4エンジン(132ps)とモーター(29.5ps)を組み合わせたパワーユニットは力強い加速を見せる。トランスミッションが7速DCTという関係もあり、節度感のあるスピードの伸びが味わえる。走りは基本的にエンジンが主役で、モーターがアシストする設定。エンジンの回転フィールは滑らかで、サウンドは心地よい。アップテンポなドライビングに適したセッティングである。JC08モード燃費は23.4km/リッターと経済性も光る。

 デビュー当初のヴェゼルは、乗り心地がやや粗かった。しかしその後、振幅感応型ダンパーやパフォーマンスダンパーを装備するなど、大幅な改良を施し、現在は快適性を高めている。
 鋭いショックに対してもサスペンションはしっとり動き、衝撃を和らげてくれる。足回りの動きが改善されて、ハンドリングはナチュラルになった。8つの予防安全機能を盛り込んだホンダセンシングを全車種標準装備するなど、安全性は高い。

 ヴェゼルはデビューして5年がたつ。現在でもフレッシュに感じるのは、積極的なリファインで、完成度を高めているからだ。ホンダらしい創意工夫が随所に施されている。

IMG_6609.JPGインパネはソフトパッド仕上げ 室内は高遮音性カーペットで静粛性追求 各部の質感は高い

IMG_6659.JPGシートは合成レザーとファブリックのコンビ 前席電動機構はop 室内長1930mm

IMG_6635.JPG中央に速度計を配置 タコメーターはバー形状 選択表示式

※次ページでスペックを紹介

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