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《シティ派SUV特集》ボルボXC40に宿る北欧ライフスタイルとは

Writer:森口将之 Photo:小久保昭彦

ボルボXC40・T4・AWDモメンタム 試乗記

IMG_4049.JPGボルボXC40・T4・AWDモメンタム 価格:8SAT 459万円 モメンタムは販売主力グレード 写真のホワイトルーフはモメンタム専用 ボディカラーは全7色

生活の質を大切にしたグッドデザイン

 ボルボXC40は、コンパクトなプレミアムSUVを牽引する存在。
 ボディサイズは取り回し性に優れ、パワーユニットは2リッター直列4気筒ガソリンを基本としている。両車の位置づけは、ブランドにおけるエントリーモデルである。

 XC40のスタイリッシュ感は際立っている。ルーフを塗り分けたツートンカラー、台形を強調したキャラクターライン、プレーンなリアパネルなど、ボルボの上級車種とはひと味違う斬新なディテールを取り入れた。若々しくフレッシュ、それでいて北欧生まれらしい優しさや温かみが感じられるグッドデザインである。
 ちなみにXC40の車高は1660mmもあり、一般的なタワーパーキング(全高1550mmまで)は利用できない。

 パッケージングはXC60と同様の、SUVらしい設計。後席や荷室は、上下方向の余裕を感じさせる空間に仕上がっている。室内の質感は高い。縦長のディスプレイを中央に据えたインパネは、ボルボ車共通の味わい。小物の収納スペースは多数あり、生活の質を大切に考える北欧らしさが息づいたインテリアデザインである。

IMG_4034.JPGXC40は全車2リッター直4ターボ搭載 190ps仕様のT4と252psのT5を設定 駆動方式はFFと4WD 全長×全幅×全高4425×1875×1660mm

ゆったりとした乗り心地。快適性トップクラス

 日本仕様のXC40は、全車2リッターターボと8速ATの組み合わせとなる。グレードによって190ps/30.6kgmと252ps/35.7kgmという2つのチューニングを設定。パフォーマンスは190ps仕様でも十分以上、252ps仕様は明確に速い。ミドルクラスSUVでは最も力強い加速性能だ。

 プラットホームは、最新のCMR(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー)。上級車の90シリーズや60シリーズが用いるSPA(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー)とは異なるが、両車の乗り味は驚くほど似ている。
 小柄なXC40は、ボルボとしては身のこなしが軽快であり、フレッシュなデザインに見合った走りが堪能できる。乗り心地はゆったりとしており、快適性はトップクラスだ。

 XC40は大人っぽいセンスでまとめられている点に好感を抱く。実用的な道具としての高い機能性と、適度にスポーティなテイスト、そして絶妙なお洒落感覚が心地よい。北欧生まれならではの味わいが随所に宿る実力車である。

IMG_4173.JPGインパネは機能的なデザイン 各部の作りは入念 車両感覚は把握しやすい モメンタムはアルミ調室内加飾パネル標準

IMG_4229.JPGモメンタムはお洒落なテキスタイルコンビシート標準 室内色は写真のチャコール&ブロンドとチャコールモノトーンの2種

IMG_4208.JPGメーターは地図が表示できるフル液晶式 速度計は260km/hスケール

※次ページでスペックを紹介

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