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[ディーゼルSUV特集]VWティグアンがオールマイティと評されるワケ

Writer:岡崎宏司 Photo:小久保昭彦

VWティグアンTDI・4モーションRライン 試乗記

IMG_1023.JPGVWティグアンTDI・4モーションRライン 価格:7SMT 529万円 TDIはRライン/ハイライン(498万9000円)/コンフォートライン(417万9000円)の3グレード構成 Rラインは各部を精悍に仕上げたスポーティモデル 駆動方式は電子制御4WD

新型はプレミアムクラスに匹敵する仕上がり

 VWティグアンは、VWらしく、しっかり丁寧に作られている。内外装とも品質感と精度感は高い。走り味、そして乗り味にも高い点数がつけられる。VWの最新モデルだから、トラブルの心配は少ないだろうし、アフターサービス面でも不安はない。

 そんなティグアンだが、旧型モデルは、やや存在感に欠けていた。しかし、現行2ndモデルは、大きな進化を見せている。

 プロポーションは、相変わらず律義というか奇をてらわないというか、オーソドックスな印象が強い。が、フロントグリルやエアダムなどの表情はかなりインパクトがある。クルマ全体の品質感と精度感が高く、存在感は強い。ボクは、最新ティグアンはプレミアムクラスに匹敵する仕上がりだ、と思っている。

 試乗車はRライン。タイヤはピレリの255/40R20(オプション)。当然カッコいい。ボディはしっかりしており、ワイドな20インチタイヤを履きこなしている。不整な路面でも乗り心地や振動面で粗さを感じさせるそぶりはない。 

 ステアリングは軽めの設定。日常走行は楽だし、路面からのインフォメーションをしっかり伝えるので、スポーツ領域のドライビングが存分に楽しめる。

2リッターディーゼルターボのスペックは150ps/340Nm。従来の1.4リッターガソリンターボ比で最高出力は共通 最大トルクは90Nm太い 渋滞時追従支援機能など安全・運転支援システム充実

IMG_1042.JPG2リッターディーゼルターボのスペックは150ps/340Nm。従来の1.4リッターガソリンターボ比で最高出力は共通 最大トルクは90Nm太い 渋滞時追従支援機能など安全・運転支援システム充実

高い総合能力。長く付き合えるクルマ

 エンジンは2リッター直列4気筒の直噴ディーゼルターボ。スペックは150ps/340Nm。パサート用の190ps/400Nmと比べて、やや物足りない気もするが、7速DSGと組み合わせた走りに不足はない。

 とくに速いという印象はないものの、ハイウェイでも余裕は十分だ。ワインディングロードに舞台を移しても、スポーティなドライビングを楽しませる実力を秘めている。

 振動と静粛性も高水準にあり、快適にドライブできる。少なくとも車内でディーゼルを意識させられるシーンはないし、始動時の揺れやアイドル時の振動感は、一般的なガソリン4気筒よりはむしろ上質といった印象だ。

 室内空間は余裕たっぷり。後席のスペースもシートサイズも、大人の長距離ドライブに難なく対応できる。身の回りの小物なども含めて、ラゲッジ収納力は高く、週末をアウトドアで過ごすのが好きなユーザーも十分満足できるだろう。

 SUVだからマルチな要求に対応できるのは当然としても、ティグアンの対応能力は明らかに高い。派手なイメージは不要だが、それなりの存在感はほしい......品質が高く、しっかりした実力を持ち、使い勝手のいい1台と長くつきあいたい。そんなユーザーに、VWティグアンTDIは格好の選択肢になる。

IMG_1126.JPGインパネは機能的な造形 ナビを含めたインフォテイメントシステム"VWディスカバリープロ"標準

IMG_1134.JPGシートは大型 写真の本革仕様はop(31万3200円) 前席背後に折りたたみ式テーブル装備 後席は左右独立でスライドできる

IMG_2806.JPGメーターは地図表示可能なフル液晶式 多彩な表示モード設定 視認性良好

※次ページでスペックを紹介

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