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ボルボの未来が体感できるプラグインハイブリッド、V60・T6ツインエンジンの先進度

Writer:カー・アンド・ドライバー編集部 Photo:小久保昭彦

ボルボV60・T6ツインエンジンAWDインスクリプション 試乗記

IMG_0553.JPGボルボV60・T6ツインエンジンAWDインスクリプション 価格:8SAT 759万円 T6ツインエンジンは上級仕様のインスクリプションと標準仕様のモメンタム(659万円)をラインアップ 満充電時EV走行可能距離は48.2㎞

パワーユニットは2リッターターボ&スーパーチャージャー+モーター

 ボルボの主力ワゴン、V60シリーズのプラグインハイブリッド仕様のデリバリーが本格スタートした。ボルボは「2019年以降に発売するニューモデルをすべてモーター付き車両にする」と宣言。V60のプラグインハイブリッドは、その先駆けである。

 V60のプラグインハイブリッドは、T6ツインエンジンAWDと、T8ツインエンジンAWDの2シリーズ。ともに2リッター直4ターボ&スーパーチャージャーとモーターを組み合わせるが、エンジンチューンが異なる。T6は253ps、T8は318psのハイパワー仕様。モーター出力は両車とも87ps。トランスミッションは8速AT。前輪をエンジン、後輪をモーターで駆動する電子制御4WDだ。

 満充電時のEV走行可能距離は48.2km(WLTCモード)。今年6月の改良で、T6、T8ともモーター駆動用リチウムイオンバッテリー容量は従来の30Ahから34Ahに拡大。グレード構成は、T6が上級仕様のインスクリプションと標準的なモメンタムの2種、T8はインスクリプションのみ。

 試乗車はT6ツインエンジンのインスクリプション。内外装はピュアエンジン仕様のT5と共通。エンブレムと左側のフロントフェンダーに配置された充電リッドがわずかな相違点だ。ボディサイズは全長×全幅×全高4760×1850×1435mm。ライバルとなるメルセデスCクラス・ワゴン(同4705×1810×1440mm)よりひとまわり大柄だが、日本の道路環境でも使いやすい設定にまとめている。

IMG_0561.JPG全長×全幅×全高4760×1850×1435mm 車重は2050kg ピュアエンジン仕様のT5比350kg重い

パワフルで自在な走り。圧倒的なボディのしっかり感

 走りはパワフルかつスムーズ。走行モードは多彩で、ピュアを選ぶと基本的にモーターでドライブ、ハイブリッドやパワーモードではエンジンとモーターを協調制御する。87psのモーターで走るピュアでも加速は強力だ。ハイブリッドモードは快適だった。アクセルの踏み込みに応じてクルマ側が適切にパワーユニットをコントロール。刺激的な加速も思いのままだった。圧倒的なエンジンパワーがプラスに働き、大排気量エンジン車のような味わいが楽しめる。静粛性はつねにハイレベルだ。

 感心する点はボディの強靭さ。センタートンネル部に駆動用バッテリーを搭載する関係で、サイドシル部を中心に各部が強化されている。固い甲羅で守られているような安心感があった。

 先進の安全・運転支援システムに加え、後席使用時でも529リッターの荷室容量を確保したワゴンならではの利便性、パワフルで環境に優しい走りのT6ツインエンジンは、まさにオールマイティな存在。高価だが、1台のクルマと長く付き合うユーザーに最適な選択肢といえる。

IMG_0671.JPG室内は上質 中央にナビや各種調整機能を集約した9インチタッチスクリーン装備 静粛性は高水準

IMG_0705.JPGインスクリプションは本革シート標準 前席はベンチレーションとマッサージ機能付き 乗り心地はよく快適性は高い

IMG_0745.JPGパノラマガラスサンルーフ(op20万6000円)は前側が開口するシステム

※次ページでスペックを紹介

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