• TOP
  • 640psを手なずける快感。ランボルギーニ・ウラカンEVOのスーパーパフォーマンス

 ー 

640psを手なずける快感。ランボルギーニ・ウラカンEVOのスーパーパフォーマンス

Writer:西川淳 Photo:小久保昭彦

ランボルギーニ・ウラカンEVO 試乗記

メイン.JPGランボルギーニ・ウラカンEVO 価格:7SMT 3223万735円 ランボルギーニのサーキットプログラム"エスペリエンザ"に参加しハイパフォーマンスを体感 EVOは写真のクーペとスパイダーを設定

V10ミッドスポーツを富士スピードウェイで満喫

 ランボルギーニは近年、サーキットプラグラムに力を入れている。「スーパートロフェオ」や「耐久レース」などのモータースポーツ競技を頂点に、ユーザーを対象にした「アカデミー」や「エスペリエンザ」といったプログラムもある。サーキット入門編にあたるエスペリエンザに参加し、最新ウラカンEVOを富士スピードウェイで満喫した。

 ウラカンEVOの改良ポイントは大きく分けて3点。まず自然吸気V10DOHC40Vエンジンのパワーアップだ。高性能仕様のペルフォルマンテ用と同じスペック(640ps)になった。次にボディの前後、サイド、床下の空力を徹底的に見直した。ペルフォルマンテのようなアクティブエアロシステムではないものの、派手なスポイラー未装備で高い空力性能を達成している。

 注目すべきは3つ目だ。従来の電子制御システム(4WD+DCT、可変ギアレシオステアリング、可変ダンピング、アクティブボディコントロール、姿勢制御システムなど)に4輪操舵(4WS)と4輪トルクベクタリング(4VT)を加え、すべてを20mm秒ごとのフィードフォワード解析(意思を先読み計算)を駆使する最新プログラムで統合制御する。

IMG_2755.JPGEVOは主にフロア回りの空力対策で従来の標準モデル比約7倍のダウンフォースを獲得 特別なエアロパーツは未装着 駆動方式は4WD 前後重量配分は43対57

緻密な車両制御。いい汗がかけるスーパースポーツ

 最初にスラロームコースでハンドリングを試した。ストラーダモードでパイロン間距離の狭いコースを走行。思った以上にリアが内側を回ろうとする。まるで後輪がドライバーズシートの真下で動いているような感覚だった。

 次にスポルトモードでパイロン間距離の広いコースを攻める。ここでもステアリング操作に対し、間髪入れずに前後タイヤが手を取り合って曲がっていくクイックな反応があった。4WSと4VTを加えた制御がきいている。

 定常円旋回は、アクセル全開でも円を描き続けた。少しアクセル操作を加えるとテールがわずかに流れはじめるが、すぐに自動的に修正され再び円を描く。4WD独特のドリフト旋回姿勢で、見た目に派手な前輪逆ハンドルの横滑りではない。

 本コースで圧倒的なパフォーマンスを満喫した。スポルトモードでプロドライバーの先導を追う。時折見せるオーバーステアとそこから破綻なくコーナーをクリアする賢明な制御に感動する。

 コルサモードは安心して速いコーナリングが楽しめた。プロの先導にも緊張せずに追従できるのだが、そのぶんスリリングさに欠ける。クルマが賢すぎるのだろう。しかし640psを自在に操るのは、実に爽快だ。ウラカンEVOは、サーキットでいい汗がかけるスーパーマシンである。

IMG_2536.JPGEVOは4輪操舵とトルクベクタリング機構を新装備 最新の統合制御システムで高い安定性追求

IMG_2562.JPGサーキット走行に対応したバケットシート 素材はユーザーの好みで選べる 写真は本革とアルカンターラのコンビ

IMG_2547.JPGメーターはフル液晶式 走行モードに応じて表示が変化 写真はストラーダモード

※次ページでスペックを紹介

1  2

Related Article新車情報もっと読みたい

What's News最新情報

Press Releaseプレスリリース

プレスリリース全てを見る

Informationインフォメーション

自動車保険一括見積もりご利用で選べるぐるめカード(550円分)全員にプレゼント!
会員登録 受付中

Rankingランキング

New Magazine最新号

CAR and DRIVER
2019年12月号

  • 46th東京モーターショー徹底ガイド

CAR and DRIVER(カー・アンド・ドライバー)最新号

最新号の詳細はこちら

New Car新車紹介

新車紹介全てを見る