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より高性能でエレガントに。アウディ・RS7スポーツバックが新型に切り替わる!

Writer:大貫直次郎 

アウディが高性能プレミアムサルーン「RS7スポーツバック」の第2世代を発表!

 独アウディは9月10日、フランクフルトモーターショー2019において、新しい高性能プレミアムサルーン「RS7スポーツバック(RS7 Sportback)」を初公開した。

Audi_RS_7_Sportback1.jpg▲アウディ・RS7スポーツバック 全長5009×全幅1950×全高1402mm パワーユニットには48Vのマイルドハイブリッドシステム(MHEV)を備えた4.0TFSIの3992cc・V型8気筒DOHC直噴ツインターボユニットを搭載。最高出力は600hp、最大トルクは800N・mを発生する

 今回のモデルチェンジで第2世代に移行するRS7スポーツバックは、同ブランドの上級5ドアサルーンであるA7スポーツバックをベースに、専用の内外装と高性能化したパワートレインを採用した新世代のハイパフォーマンスサルーンである。

 パワートレインには48Vのマイルドハイブリッドシステム(MHEV)を備えた4.0TFSIの3992cc・V型8気筒DOHC直噴ツインターボユニットを搭載する。最高出力は600hp、最大トルクは800N・mを発生。エンジン自体にはシリンダーオンデマンド(COD)システムを組み込み、低負荷時には2番、3番、5番、8番のシリンダーを休止して4気筒で稼働する。また、MHEVシステムではベルト駆動式オルタネータースターターが減速時に最大12kWの電力を回生。55~160km/hの速度範囲でアクセルペダルから足を離すと、運転状況とアウディドライブセレクトの設定に応じてリチウムイオンバッテリーに充電するか、エンジンを停止した状態でコースティング(惰性走行)を行うかを決定する。さらに、22km/h未満の速度で作動するアイドリングストップ機能も組み込んだ。組み合わせるトランスミッションは新たにローンチコントロール機能を備えた8速ティプトロニック(8AT)で、駆動機構にはセンターデフを備えたクワトロ=フルタイム4WDをセット。性能面では、0→100km/h加速が3.6秒、最高速度が250km/h制限(ダイナミックパッケージでは280km/h、ダイナミックプラスパッケージでは305km/hに変更)、複合モードにおける燃料消費量が11.6~11.4リットル/100km、同CO2排出量が265~261g/kmと公表している。

Audi_RS_7_Sportback2.jpg▲エクステリアは大地に低く構えたデザインが特徴。懸架機構には専用チューニングのダンパーコントロール付きRSアダプティブエアサスペンションを標準装備する

 シャシー面の強化も抜かりはない。標準装備されるダンパーコントロール付きRSアダプティブエアサスペンションはRS7スポーツバック専用のチューニングが施され、スプリングレートを50%高めた新しいエアスプリングモジュールによって305km/hの最高速度に対応する。また、スポーツエアサスペンションでは3つのモードに設定可能。自動車高調整機能も内蔵し、ノーマル時は標準仕様に比べて20mm低く設定され、速度が120km/hを超えるとさらに10mmダウンする。必要に応じて車高を20mm上昇させることができるリフトモードも組み込んだ。さらに、オプションとしてグリップレベルとハンドリングがさらに向上するダイナミックライドコントロール(DRC)付きRSスポーツサスペンションプラスを選択することもできる。一方、操舵システムにはスポーティでダイレクトなギアレシオを備えたプログレッシブステアリングを標準で採用。オプションでダイナミックオールホイールステアリング(4輪操舵)を選択することも可能だ。

 足もとには10スポークスターデザインの21インチ鋳造アルミホイールと275/35タイヤを標準で装備する。また、オプションで22インチ5Vスポークデザインと285/30タイヤの組み合わせを用意。このホイールではシルバー、マットチタニウム、グロス旋削仕上げ、グロス旋削アンスラサイトブラック仕上げを選択することができる。一方、制動機構には穴あきタイプのベンチレーテッドディスク(直径:フロント420mm/リア370mm)を採用。キャリパーカラーはブラックが標準で、オプションでレッドも用意する。また、オプションのRSセラミックブレーキを装着した場合、キャリパーはグレー、レッド、ブルーから選択可能。セラミックディスクの直径はフロントが440mm、リアが370mmとなり、重量も標準仕様に比べて計34kgも軽くなるという。

Audi_RS_7_Sportback3.jpg▲液晶メーターにはタイヤ空気圧やトルクメーター、油温、ブースト圧、ラップタイムなどの情報を表示できるRSディスプレイを装備。ステアリングにはアルミ製シフトパドル付きのフラットボトムスポーツタイプを装着した

 エクステリアについては、大地に低く構えたデザインを特徴とする。ベース車両のA7スポーツバックとの共通部品はボンネットとルーフ、フロントドア、テールゲートという4つの領域のみ。大きく張り出したホイールアーチに幅広くフラットなシングルフレームグリルおよび立体的なハニカム構造のグロスブラック仕上げラジエーターグリル、ブラックインレイを備えた専用のドアシル、カーブを描くリアエンドのトレーリングエッジと左右のライトを接続するライトストリップ、クロームカラーの大径楕円テールパイプなどにより、RS7スポーツバックならではの革新的なスポーティさとエレガントさを創出する。ボディサイズは全長5009×全幅1950×全高1402mm。ベース車両に比べて40mm長く、42mm幅広く、20mm低いディメンションとなった。

Audi_RS_7_Sportback4.jpg▲シートはRSエンボス加工を施したランバスパターンのブラックパールナッパレザーが標準。オプションとしてハニカムパターンとRSエンボス加工を施したヴァルコナレザーを設定する

 インテリアに関しては、緊張感のあるラインに滑らかな曲面、そしてクリアで明確なデザインで構成する。液晶メーターにはタイヤ空気圧やトルクメーター、油温、ブースト圧、ラップタイム、加速などの情報を表示できるRSディスプレイを装備。ステアリングにはアルミ製シフトパドル付きのフラットボトムスポーツタイプを装着した。シートはRSエンボス加工を施したランバス(菱形)パターンのブラックパールナッパレザーが標準で、オプションとしてハニカムパターンとRSエンボス加工を施したヴァルコナレザーを用意。最上レベルのインフォテインメントシステムやアシスタンスシステムも鋭意採用している。

 新型RS7スポーツバックは、2019年末よりドイツおよびその他のヨーロッパ諸国で発売を開始する予定。日本への導入は決まり次第、アナウンスされる見込みだ。

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