三菱自動車の軽トラが仕様変更で予防安全技術「e-Assist」の機能を強化

三菱自動車のミニキャブ・トラックが一部改良を実施。一部グレードで予防安全技術の機能強化を図ってサポカーSワイドに該当

 三菱自動車は9月24日、軽トラックのミニキャブ・トラックの一部仕様変更を実施し、同日より発売した。

車種展開および車両価格は以下の通り。

M・2WD:5MT87万1020円/3AT95万3100円(5MT88万7150円/3AT97万750円)
M・4WD:5MT102万60円/3AT110万2140円(5MT103万8950円/3AT112万2550円)
みのり・4WD:5MT104万7060円(5MT106万6450円)
G・4WD:5MT123万3360円/3AT131万5440円(5MT125万6200円/3AT133万9800円)
※車両価格は消費税8%込み(同10%込み)

ミニキャブ1.jpg

▲三菱ミニキャブ・トラックG 価格:5MT123万3360円/3AT131万5440円(消費税10%込み5MT125万6200円/3AT133万9800円) 全長3395×全幅1475×全高1765mm ホイールベース1905mm 車重740kg 乗車定員2名 搭載エンジンはR06A型658cc直列3気筒DOHC12V・VVT(50ps/6.4kg・m) 夜間でも前方車両や歩行者の検知を可能とした衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)ステレオカメラタイプを新採用するなど予防安全技術「e-Assist」の機能強化を図る 写真のボディカラーは新色のシルキーシルバーメタリック

 スズキからOEM供給を受けて販売する三菱自動車のミニキャブ・トラックは、スズキのキャリイをベースとする三菱ブランドの軽商用トラックだ。

 今回の仕様変更は、Gグレードで予防安全技術「e-Assist」の機能強化を図り、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーSワイド」に該当させたことがトピックである。まず、夜間でも前方車両や歩行者の検知を可能とした衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM=Forward Collision Mitigation system)ステレオカメラタイプを新たに設定。さらに、車線逸脱警報機能やふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、ハイビームアシストを新規に追加する。また、誤発進抑制機能では前方の障害物の検知方式を従来の超音波センサーからステレオカメラへと変更。従来と同様、後方誤発進抑制機能も装備した。

 走行性能の面では、Gグレードにスタビリティコントロール機能とトラクションコントロール機能をあわせ持つアクティブスタビリティコントロール(ASC)を新たに組み込んだことがトピック。また、Gグレードの3AT車にはヒルスタートアシストを新規に採用する。外装面では、新たにシルキーシルバーメタリックのボディカラーを設定したことが特徴だ。

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