SUBARUは東京モーターショー2019で新型レヴォーグのプロトタイプをワールドプレミア

SUBARUTMSでの展示コンセプトは「人生をより良くできるクルマは、きっと、ある。~believe.~」。新型レヴォーグのプロトタイプを世界初公開

 SUBARU925日、東京モーターショー2019の出展概要を発表した。展示コンセプトは「人生をより良くできるクルマは、きっと、ある。~believe.~」だ。

 注目の展示車両は、世界初公開の新型レヴォーグ プロトタイプを筆頭に、特別仕様車のWRX STI EJ20 Final Edition プロトタイプ、10月に発表予定の大幅改良モデルのインプレッサ・スポーツ2.0i-Sアイサイトと一部改良モデルのXVアドバンス(e-BOXER搭載車)、市販モデルのフォレスター・アドバンス(e-BOXER搭載車)、2019 Super GT参戦車両のSUBARU BRZ GT300 2019、そして2019年ジュネーブ国際モーターショーで初公開した参考出品のSUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPTなどを出展する。

TMS2019スバル Levorg prototype.jpg▲第2世代となる新しいレヴォーグの試作モデル「新型レヴォーグ プロトタイプ」。精悍かつスタイリッシュなサイドビューやリアセクションが、スバリストの期待を大きく膨らませる

 主要モデルの特徴を見ていこう。まず新型レヴォーグ プロトタイプは、第2世代となる新しいレヴォーグの試作モデルで、SUBARUの持てる最先端の技術を結集し、自動運転化が進むモビリティ社会のなかにおいて、「誰もが自分の意思で、運転をどこまでも愉しめる未来」の実現を目指した1台である。なお、東京モーターショーでの公開に先立ち、925日より専用webサイトをオープンさせた。

TMS2019スバル WRX STI EJ20 Final Edition prototype.jpgWRX STI EJ20 Final Edition プロトタイプ。SUBARUEJ20型水平対向エンジンの生産を今年度内に終了する予定で、これに伴い当該エンジンを搭載する日本市場向け・現行型のWRX STIの受注を2019年末で終了する。その集大成として特別仕様車の「EJ20 Final Edition」を設定し、その試作モデルをTMS2019で披露する

 次にWRX STI EJ20 Final Edition プロトタイプ。SUBARUは、富士重工業時代の1989年から長年に渡って主力エンジンに据えていたEJ20型水平対向エンジンの生産を今年度内に終了する予定で、これに伴い当該エンジンを搭載する日本市場向け・現行型のWRX STIの受注を2019年末で終了する。その集大成として特別仕様車の「EJ20 Final Edition」を設定し、試作モデルをTMS2019で公開することとした。EJ20 Final Editionは、バランスドエンジンやゴールド塗装のBBS19インチアルミホイールなど、EJ20エンジンのフィナーレを飾るにふさわしい特別な装備を採用。販売台数は555台の限定で、詳細情報は1023日に公表する予定だ。

WRX2019スバル SUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPT.jpgSUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPTは、より"大胆"なデザイン表現を通じてSUBARUブランドの持つ世界観を広げ、独自性をより際立たせることを目指す"BOLDER"の考え方のもとにデザインした初めてのコンセプトカーである。今後、このデザイン要素が市販モデルにどのように活かされるのか、想像しながら実車を見たいところだ

 そしてSUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPTは、より"大胆"なデザイン表現を通じてSUBARUブランドの持つ世界観を広げ、独自性をより際立たせることを目指す"BOLDER"の考え方のもとにデザインした初めてのコンセプトカーだ。アクティビティをサポートするユーティリティと、道を選ばず、速く、意のままに駆け抜ける愉しさをあわせ持ち、アクティブマインドを持つ人の「大自然のなかを想いのままに走り廻りたい」という気持ちを駆り立てる、新しいスポーツビークルの提案形である。

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