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「ガンバレNISSAN!!」FR&V6を守り進化。日本が誇るフェアレディZの栄光の系譜 その2

Writer:岡崎宏司 Photo:小久保昭彦

フェアレディZヒストリー02

CA26J9BP_P32-1.jpg日産フェアレディZ300ZX・2シーター(1983年式) 新車価格:5MT 320万円/4AT 324万円 3rdモデルは1983年9月に登場 全車V型6気筒ターボエンジン搭載

スポーツ性とラグジュアリーさの融合。大人のFRスポーツとして発展

 1983年には3rdモデル(Z31)が誕生する。サイズアップと空力デザインの導入で、ルックスはかなり斬新なイメージになり、ラグジュアリーな雰囲気が感じられるようになった。

 エンジンはいずれもターボを組み合わせたV6の2ℓと3ℓに変わった。短期間だが、スカイライン用に開発されたセラミックターボ装着の直6、RB20DETを積んだモデルもカタログに載っていた。

 1989年には4thモデル(Z32)にバトンが渡され、デザインの方向性が大きく変化した。それまでは「ロングノーズ・ショートデッキ」がテーマ。それがZ32は「ワイド&ロー」に変わった。

 カッコよかったが、「Zらしいデザインアイデンティティは希薄になった」と感じた。エンジンは3ℓ・V6で、230㎰のNAと、280㎰のツインターボが設定された。走りはそれなりに強力だったが、〝スポーツカーの味わい〟は、世代交代のたびに角が丸められ、ボクは徐々に心が離れていった。各世代のZに乗っているが、Z32は確たる記憶が残っていない。

CA26J9BP_P32-7.jpg日産フェアレディZ300ZXツインターボ・2by2 新車価格:5MT 425万円/4AT 440万円 4thモデルは1989年2月のシカゴ・モーターショーでワールドデビュー 7月に日本発売

伝統の味わいを携えて2002年復活! ボディはグラマラス

 2000年12月をもってZの販売はいったん終了。30年の歴史に幕を下ろした。この背景には、ルノーの資本参加によって、1999年6月にカルロス・ゴーン体制になり、徹底したコストカットと商品の再編を行った事情とも関係があるだろう。だが、2002年7月にZは復活した。

 5thモデル(Z33)のボディは2シーターのクーペとロードスター、エンジンは3.5ℓ・NAのみというシンプルな構成になった。この5thモデルを初めて見たとき、「Zが帰ってきた_」と思った。久しくなくしていた「Zで走りたい、Zを楽しみたい」という思いが強くわき上がった。試乗すると、期待どおり、スポーツカーの走りと味わいを取り戻していた。

 2008年、Z33の発展型を6thモデル(Z34)として発売した。いま、日産を含め自動車メーカーは大きなターニングポイントを迎えている。フェアレディZの存続問題も議論されているだろう。「日本を代表するスポーツカー」に昇華されたフェアレディZをボクは見たいし、運転したい。

CA26J9BP_P33-1.jpg日産フェアレディZバージョンST(写真手前/2002年式) 新車価格:6MT  360万円 5thモデルは約2年の空白ののち2002年7月に登場

CA26J9BP_P33-2.jpg全長×全幅×全高4310×1815×1315mm 車重1450kg プラットホームは当時のスカイライン用をベースに改良

CA26J9BP_P33-3.jpgZ33型はセンターメーターが復活 Ⓕミッドシップレイアウトの効果でシャープなハンドリングを実現

B1218640.JPG日産フェアレディZバージョンST(2008年式) 新車価格:6MT 435万7500円/7SAT 446万2500円 現行6thモデルは2008年11月のロサンゼルス・ショーでワールドデビュー 翌月日本発売

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