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ニュルブルクリンクFF最速のDNAを受け継ぐメガーヌRSの超高性能バージョンが日本上陸

Writer:大貫直次郎 

メガーヌ・ルノー・スポール最強のパワフルさを誇る新型「メガーヌ・ルノー・スポール・トロフィー」が発売

 ルノー・ジャポンは109日、量産FF車最速の記録を塗りかえてきたDNAを受け継ぐ新型「メガーヌ・ルノー・スポール・トロフィー」を日本に導入し、1031日に発売すると発表した。車両価格はメガーヌ・ルノー・スポール・トロフィーEDS(電子制御6AT)が499万円、メガーヌ・ルノー・スポール・トロフィーMT6MT)が489万円に設定する。

メガーヌRSトロフィー1.jpg▲ルノー・メガーヌ・ルノー・スポール・トロフィー 価格:EDS(電子制御6AT499万円/6MT489万円 専用チューニングのM5P1798cc直列4気筒DOHC16V直噴ターボエンジンは歴代最高となる300ps/6000rpmの最高出力と420Nm/3200rpmEDC400Nm/3200rpmMT)の最大トルクを発生する

 新型メガーヌ・ルノー・スポール・トロフィーの最大の訴求点は、歴代で最もパワフルな300psの最高出力と420NmEDC)/400NmMT)の最大トルクを誇る専用チューニングのM5P1798cc直列4気筒DOHC16V直噴ターボエンジンの採用にある。ターボチャージャーには、F1でも使用されているセラミックボールベアリングシステムを導入。200,000rpm/分近くで回転するタービンを、スチールよりも軽く、硬く、滑らかなセラミックのボールベアリングシステムに取り付けることで、摩擦が従来のスチールボールベアリングシステム比で3分の1に低減し、アクセル操作に対するターボの応答性が大きく向上した。また、排気システムには任意のエンジンサウンドを選択できるアクティブバルブ付スポーツエグゾーストを装備。マフラー内に設けた2つの排気ルートの1つに機械式バルブを組み込み、バルブを閉じた際は低周波数を除去して中周波数を最適化した、スポーティでありながら騒音レベルを抑えたサウンドを発生。一方でバルブが開いたときは、排気の流動抵抗が小さい、より直接的な経路を通り、エンジン性能をフルに引き出すとともに、スポーツモデルにふさわしいエンジンサウンドを奏でる仕組みとした。

メガーヌRSトロフィー2.jpg▲全長4410×全幅1875×全高1435mm ホイールベース2670mm トレッド前1620×後1600mm 車重EDC1470kgMT1450kg 乗車定員5名 シューズには8.5J×19アロイホイール"TROPHY"+245/35R19 93Yタイヤを履く

 シャシーに関しては、電子制御のアクチュエーターでタイロッドを動かしてリアタイヤを操舵する4コントロールやダンパー底部に配したセカンダリーダンパーによって最適な減衰力が得られる4HCCといったメガーヌ・ルノー・スポールに採用している装備に加え、限定車のメガーヌ・ルノー・スポール・カップに組み込んでいたシャシーカップやトルセンLSD、前輪アルミ製ハブ/鋳鉄製ベンチレーテッドディスクをトロフィーにも設定したことがトピックだ。シャシーカップはメガーヌ・ルノー・スポール比でスプリングレートをフロント23%/リア35%、ダンパーレートを25%高め、加えてフロントアンチロールバーの剛性を7%引き上げてロールの抑制およびハンドリング性能の向上を実現。また、トルセンLSDはサイドギヤを分割し、結合部にワンウェイ構造のヘリカルスプラインを採用したタイプで、トルクバイアスレシオは2.6:1に設定する。そして、フロントブレーキには鋳鉄製のスリット入りベンチレーテッドディスクにアルミ製ハブを組み合わせた機構を採用し、メガーヌ・ルノー・スポールに比べて1ユニット当り1.8㎏の軽量化を成し遂げ、同時に冷却性能も向上させた。

メガーヌRSトロフィー4(セラミックボールベアリングシステム).jpg▲ターボチャージャーにはF1でも使用しているセラミックボールベアリングシステムを導入。アクセル操作に対するターボの応答性を向上させた

 スポーツドライビングための専用装備品を鋭意採用したことも要注目だ。1脚の重量を23.5kgに抑えたアルカンタラ表皮のヘッドレスト一体型RECARO製フロントバケットシート、ワンメークレース用に開発されたレーシングカー「R.S.01」のホイールデザインをそのまま踏襲した19インチアロイホイール"TROPHY"、操作の正確性とグリップ感を最大限に重視したナパレザー&アルカンタラステアリングホイールなどを特別装備。また、小型バッテリーとスーパーキャパシタ(蓄電器)を組み合わせてカプセル化し、軽量化(8.4kg)とともに冷間時のクランキング力を高めたDESSDual Energy Storage System=デュアル・エナジー・ストレージ・システム)も設定した。

メガーヌRSトロフィー3.jpg1脚の重量を23.5kgに抑えたアルカンタラ表皮のヘッドレスト一体型RECARO製フロントバケットシートを装備。日本仕様のハンドル位置は右

 ボディカラーはジョンシリウス・メタリック(16万円高)、ブランナクレ・メタリック(22000円高)、グリチタニアム・メタリックという3色を設定。専用のTROPHYデカール(F1 タイプエアインテークブレード)を装着している。

メガーヌRSトロフィー5.jpg▲日本でのメガーヌ・ルノー・スポール・トロフィーの発表会でのひとコマ。ルノー・スポールF1チームのドライバーでルノー・スポールアンバサダー、しかもメガーヌ・ルノー・スポール・トロフィーの開発にも携わったニコ・ヒュルケンベルグ選手が出席した

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