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ワゴンというより新種のスポーティクーペ。最新プジョー508SWのお目立ち度

Writer:カー・アンド・ドライバー編集部 Photo:小久保昭彦

プジョー508SW・GTブルーHDi 試乗記

IMG_6617.JPGプジョー508SW・GTブルーHDi 価格:8SAT 526万6000円 SWは2リッターディーゼル(177㎰)を積む写真のGTブルーHDiと1.6リッターターボ(180ps)仕様のアリュール(450万2000円)/GTライン(493万円)の3グレード構成 駆動方式は全車FF

鮮烈な造形。スタイルに惚れて乗るワゴン登場

 サルーンに続き、508のワゴン(SW)が新型に移行した。2ndモデルとなる新型の特徴は、スペシャルティ感覚を強めたスタイリング。サルーンと同様にサッシュレス構造のドアを採用し、ロー&ワイドなプロポーションにまとめた。

 ボディサイズは全長×全幅×全高4790×1860×1420mm。ライバルとなるメルセデス・ベンツCクラス・ワゴン(同4705×1810×1430mm)と比較すると85mm長く、50mm広く、10mm低い。シャープな印象のフロントマスクやリア回りと相まってワゴンというより、スポーツクーペと呼びたい造形だ。

 試乗車は最上級モデルのGTブルーHDi。パワートレーンは2リッター直4ディーゼルターボ( 177ps/ 400Nm)と、アイシンAW製8速ATの組み合わせ。駆動方式はFF。足回りは走行状況に応じてダンパーの減衰力を自動制御する、アクティブサスペンションとなる。

 ドライバーズシートの着座位置は低く、ダークな室内カラーと相まって適度にタイトな「走りの空間」という印象。小径ステアリングと上部に配置したメーター、中央のディスプレイで構成するiコクピットはサルーンと共通デザイン。独特の雰囲気と高い質感が魅力だ。

IMG_6577.JPGボディサイズは全長×全幅×全高4790×1860×1420mm 全長は508サルーン比40mm拡大 最小回転半径:5.5m

豊かなトルク、素晴らしい乗り心地。どこまでも走っていきたくなる!

 プジョーらしいと感じたのは、室内の快適な居心地。スポーティイメージが濃厚ながら後席は広く快適。後席ヘッドスペースはサルーン比約40mmの余裕がある。ラゲッジスペースも広い。通常状態で530リッターの容量があり、後席をたたむと最大 1780リッターに広がる。最大容量はCクラス・ワゴンを300リッター上回る。しかもラゲッジフックレール、セパレーションネット、ステンレスシルプロテクターなど使い勝手を高める多彩な工夫が盛り込まれている。508SWは「生活を楽しむ」フランス生まれらしいアイデアにあふれている。

 走りは力強い。加速はスムーズ。ディーゼル特有の豊かなトルクが1670kgの重量級ボディを生き生きと走らせる。街中はもちろん、高速道路でもスピードの伸びは印象的。静粛性もハイレベルだ。同乗者は、ディーゼルとは気づかないのではないだろうか。

 乗り心地は素晴らしい。アクティブサスペンションは路面の段差や継ぎ目のショックを的確にいなし、しなやかな感触をもたらす。一度ステアリングを握るとどこまでも走っていきたくなる独特の味わいがある。

 508SWは、スポーティなスタイリングの中に、プジョーらしい実用性と、最上のツーリング性能を融合した上級モデル。ドライビングが楽しい快適ワゴンが誕生した。

IMG_6723.JPGインパネは最新プジョー共通のiコクピット 小径ステアリング/ハイマウントメーター/センターディスプレイで構成 各部の作りは上質

IMG_6763.JPGIMG_6774.JPG写真のナッパレザーシートはセットop(66万2000円) 後席頭上スペースはサルーン比約40mm増 乗り心地はプジョー伝統の「猫足」

IMG_6712.JPG荷室は後席使用時530リッター 最大1780リッター リアゲートは電動式

※次ページでスペックを紹介

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