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ボルボのプレミアム・ミッドサイズセダンが8年ぶりに全面改良して日本上陸!

Writer:大貫直次郎 

ボルボのミッドサイズセダン「S60」が第3世代に移行。特別限定車の「T8ポールスター・エンジニアード」も設定

 ボルボ・カー・ジャパンは11月5日、約8年ぶりのフルモデルチェンジを果たした新型「S60」を日本で発売。同時に、特別仕様車の「S60 T8ポールスター・エンジニアード(Polestar Engineered)」を30台限定でリリースした。

Volvo_S60_Inscription_1.jpg▲ボルボS60T6ツインエンジンAWDインスクリプション 価格:8SAT779万円 全長4760×全幅1850×全高1435mm ホイールベース2870mm 車重2010kg 乗車定員5名 北欧神話に登場するトール神が持つハンマーをモチーフとした個性的なT字型LEDヘッドライトやシャープかつ美しいショルダーラインで構成したサイドビューなどによってエレガントかつ高品位なセダンスタイルを創出した

車種展開および車両価格は以下の通り。

S60・T4モメンタム:489万円
S60・T5インスクリプション:614万円
S60・T6ツインエンジンAWDインスクリプション:779万円
S60・T8ポールスター・エンジニアード(特別限定車):919万円

 今回の全面改良で第3世代に移行した新型S60は、昨年に稼動を開始した米国サウスカロライナ州のチャールストン工場にて最初に生産されるボルボ車であり、また電動化を見据えた取り組みの一環としてディーゼルエンジンのラインアップを持たない最初のモデルでもある。車両デザインに関しては、洗練された新スカンジナビアンデザインを導入したことが訴求点。エクステリアでは、北欧神話に登場するトール神が持つハンマーをモチーフとした個性的なT字型LEDヘッドライトをはじめ、シャープかつ美しいショルダーラインで構成したサイドビュー、アルファベットの"C"字型が向かい合う形状でアレンジしたLEDテールライトなどを採用して独特のセダンスタイルを構築する。また、ボディ外寸は先代より全長を125mm拡大する(4760mm)とともに、全高を45mm下げて(1435mm)伸びやかなスタイルを創出。さらに、全幅を15mm縮小して(1850mm)日本の道路環境でも扱いやすいディメンションとした。

Volvo_S60_Inscription_2.jpg▲アルファベットの"C"字型が向かい合う形状でアレンジしたLEDテールライトが印象的なリアビュー。安全・運転支援機能に関してはボルボの最新システムである「IntelliSafe(インテリセーフ)」を全グレードに標準装備した

 内包するインテリアは、シンプルでありながら上質な素材にこだわり、機能美を徹底追求した北欧特有のデザインで仕立てる。ダッシュボードの中央にはさまざまな装備を直感的に操作できるタッチスクリーン式センターディスプレイを装備し、その両脇にメタル仕上げのコントロールノブとダイヤ目のローレットを施したエアベントを配置。また、ダッシュボードとトンネルコンソールにあしらうデコレーションパネルのマテリアルには、インスクリプションが流木の自然な風合いを再現したドリフトウッド、モメンタムがアイアンオレ・アルミニウムを採用し、さらにインスクリプションにはコントラストステッチを施したテイラードダッシュボードをオプション設定した。

Volvo_S60_Inscription_3.jpg▲ダッシュボードの中央にはさまざまな装備を直感的に操作できるタッチスクリーン式センターディスプレイを装備。その両脇にメタル仕上げのコントロールノブとダイヤ目のローレットを施したエアベントを配置した

 一方、シートについてはボルボの最新世代タイプを装着。前席には8ウェイの電動調整機構に加えて電動バックレストサポートや電動ランバーサポート、電動クッションエクステンションを設定し、さらにベンチレーション機能やマッサージ機能も内蔵して快適性を高めた。ボルボのセダンモデルでは初採用となるチルトアップ機構付電動パノラマガラスサンルーフをオプション設定したことも注目点。ガラス面は前後席の両方をカバーする大きさで、どのシートに座っていても爽快な光が満喫できる。また、暑さや紫外線を和らげる濃色ガラスに加えて電動サンシェードも組み込んだ。

Volvo_S60_Inscription_4.jpg▲シートにはボルボの最新世代タイプを装着。前席には8ウェイの電動調整機構に加えて電動バックレストサポートや電動ランバーサポート、電動クッションエクステンションを設定し、さらにベンチレーション機能やマッサージ機能も内蔵して快適性を高めた

 安全・運転支援機能に関しては、ボルボの最新システムである「IntelliSafe(インテリセーフ)」を全グレードに標準装備したことがトピック。また、IntelliSafeのCity Safety(衝突回避・軽減フルオートブレーキシステム)には、新型V60より新たに導入された対向車対応機能を搭載する。さらに、他の新世代ボルボ車に採用して高い評価を獲得するオンカミング・レーン・ミティゲーション(対向車線衝突回避支援機能)やインターセクション・サポート(右折時対向車検知機能)も採用した。

 直感的な操作が可能なインフォテイメントシステム「SENSUS」を設定した点も見逃せない。インパネ中央には赤外線方式タッチスクリーンを導入し、手袋をしたままでも操作可能な9 インチのセンターディスプレイを配置したほか、ドライバーが必要な情報は12.3インチ・ドライバーディスプレイ(メーターパネル・4モード選択式)とヘッドアップディスプレイ(インスクリプション/ポールスター・エンジニアードに標準装備)にも表示する。また、ナビゲーションの目的地設定やメディアの選択、エアコンの温度調整等の機能を音声でコントロールすることも可能。さらに、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応する機能も内蔵した。

 パワーユニットには2種類のガソリンエンジンと2種類のPHEV(プラグインハイブリッド)を設定する。ガソリンエンジンはT4モデルに190ps/300N・mを発生する1968cc直列4気筒DOHC16V直噴インタークーラー付ターボを、T5モデルに254ps/350N・mを発生する1968cc直列4気筒DOHC16V直噴インタークーラー付ターボを搭載。そして、PHEVはT6モデルに1968cc直列4気筒DOHC16V直噴インタークーラー付ターボ&スーパーチャージャーエンジン(253ps/350N・m)+前後モーター(前34kW/後65kW)を、T8ポールスター・エンジニアードに1968cc直列4気筒DOHC16V直噴インタークーラー付ターボ&スーパーチャージャーエンジン(333ps/430N・m)+前後モーター(前34kW/後65kW)を採用し、駆動用バッテリーにはリチウムイオン電池を組み合わせた。トランスミッションは全ユニットともギアトロニックの電子制御式8速ATをセット。PHEV車の駆動システムには電子制御AWDシステムを搭載し、シチュエーションに応じてHybrid、Pure、Power(ポールスター・エンジニアード)、AWDから好みのドライブモードが選択できるように設定した。

Volvo_S60_Polestar_Engineered_1.jpg30台特別限定車のS60T8ポールスター・エンジニアード(8SAT919万円) パワーユニットには1968cc直列4気筒DOHC16V直噴インタークーラー付ターボ&スーパーチャージャーエンジン(333ps430Nm)+前後モーター(前34kW/後65kW)を搭載。シャシーには専用のオーリンズ製DFVショックアブソーバー(22段階調整)を装備する

 最後に、特別限定車の「S60 T8ポールスター・エンジニアード」のスペシャルぶりを紹介しよう。前述の高性能パワーユニットに組み合わせるシャシーには専用のオーリンズ製DFVショックアブソーバー(22段階調整)や強化スプリング、Polestar Engineeredストラットタワーバーを、制動機構にはPolestar Engineered/Brembo製フロントブレーキ(Φ371mm/6ピストン、ゴールドカラー・ブレーキキャリパー)を採用。シューズには専用デザインの8.0J×19鍛造アルミホイール(ポリッシュド/ブラック)+235/40R19タイヤを装着する。また、エクステリアには専用デザインのフロントグリルや前後バンパー、グロッシーブラック仕上げサイドウィンドウフレーム、ブラックカラー・ドアミラーカバー、エンドパイプ(ブラッククローム仕上げ、Polestar Engineeredロゴ入り)などを装備。インテリアには専用アレンジのオープングリッドテキスタイル&ナッパレザー・コンビネーションスポーツシートやゴールドカラー・シートベルト、メタルメッシュアルミニウムパネル、本革&シルクメタル・スポーツステアリングホイール、ステアリングホイールヒーター、パドルシフト、スポーツペダル、本革巻シフトノブ、フロアマット、テイラードダッシュボード、チャコールカラー・ルーフライニングなどを採用した。

Volvo_S60_Polestar_Engineered_2.jpg▲インテリアには専用のオープングリッドテキスタイル&ナッパレザー・コンビネーションスポーツシートやゴールドカラー・シートベルト、メタルメッシュアルミニウムパネル、本革&シルクメタル・スポーツステアリングホイールなどを採用する

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