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リッチ層のこれからの選択!メルセデス初の市販ピュアEV、高級車を革新するEQCの話題ポイントに迫る

Writer:森口将之 Photo:小久保昭彦

メルセデス・ベンツEQC400・4マチック 試乗記

IMG_0457.JPGメルセデス・ベンツEQC400・4マチック 価格:1080万円 EQCは前後輪それぞれにモーターを配置した2モーター4WD 通常は前輪を駆動 状況に応じて後輪がアシストする 0~100km/h加速は5.1秒でクリア

EQブランド第一号EVは、GLCベースの2モーター/408ps仕様

 日本で販売されるメルセデス・ベンツ初の電気自動車(EV)であり、EVのサブブランド、EQの第1号車となるEQCが上陸した。

 EQCはゼロから設計されたEVではない。最近新型に切り替わったSUVのGLCとプラットホームを共有する。メーカーは「80%は新規設計」と説明しているが、プラットフォームの共有でガソリン車などと同じラインで生産できる。

 EQCは、前後車軸にモーターを1基ずつ配置した4輪駆動で、駆動用バッテリーは床下に搭載。モーター総合出力は408ps、リチウムバッテリー容量は80‌kWh。満充電時の航続距離は400km(WLTCモード)。

 スタイリングは無駄なラインを排した最近のメルセデスの流れに沿いつつ、EQブランドの個性としてシームレス感をプラスしたという。確かにグリル周辺は滑らかな造形だ。それ以前に、誰が見てもメルセデスとわかるデザインである。ボディサイズは4761×1884×1623㎜。GLC(同4658×1890×1644mm)比で全高がやや低い。

 インテリアも可能な限りメルセデスらしさを残していた。メーターやレバー、各スイッチなどは、最近のメルセデス・ユーザーならすぐに慣れるだろう。後席スペースはかなり広い。身長170cmのパッセンジャーが、足が組めるほど余裕たっぷりだ。

IMG_0488.JPG全長×全幅×全高4761×1884×1623mm GLC(同4658×1890×1644mm)比で全高は21mm低い EQCの納車は2020年春から本格スタート予定

洗練された乗り味。最新にして伝統が味わえる

 最初はコンフォートモードで走りはじめる。加速感に過度な演出はなく、「エンジン車に似せた」というインポーターの言葉どおりだ。一方、スポーツモードでアクセルペダルを深く踏み込むと、頭がヘッドレストに押しつけられるほどの強烈な加速が楽しめた。

 EQCは常時4輪駆動ではなく、穏やかな加速時は前輪で走り、状況に応じて後輪も駆動する。唐突感のない加速は、このチューニングによるところもあるだろう。

 回生ブレーキの強度は、パドルで4段階から選べる。最も回生が強いモード(Dダブルマイナス、最大減速力2.5m/S2)にすると強力な制動力が得られる。しかし自動的には停止せず、最後はフットブレーキが必要になる。

 乗り心地はメルセデスとしてはソフトな感触。東京都内での試乗は快適だったが、路面によってはロードノイズが気になる場面もあった。前後の重量配分がほぼ50対50で、バッテリーを床下に積み、全高が低いので、フットワークは安定している。限られた試乗環境では不満を感じる部分はなかった。

 新鮮さよりも着実性を重視したEQCの走りは、見た目以上にメルセデス流だった。最新にして伝統が味わえる1台だ。

IMG_0592.JPGインパネは10.25インチディスプレイが連結したツインモニター仕様 水平基調の先進造形 静粛性は全域ハイレベル 操縦性は素直

IMG_0637.JPGIMG_0642.JPGシートはサポート性を重視したレザーツイン仕様 前席は電動調整式 後席下に80kWh‌の大容量リチウムバッテリー搭載

IMG_0587.JPGラゲッジルームは広く実用的 後席は3分割形状 リアゲートは電動開閉式

※次ページでスペックを紹介

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