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トヨタの救急車を担うTCD、Covid-19対策に向け「陰圧搬送用簡易カプセル」などの開発を急ピッチで進行中

Writer:横田康志朗 

 トヨタの救急車や特装車の開発・製造を担うTCD(トヨタカスタマイジング&ディベロップメント)は急ピッチで救急医療中の感染拡大防止に向けた開発を進めている。

4.jpg▲TCD(トヨタカスタマイジング&ディベロップメント)

 TCDは日本の救急車市場で大きなシェアを握るトヨタの特装事業部だ。現在、コロナウイルスの拡大感染を受け、急ピッチで「医療従事者に向けた治療時飛沫感染防止機材」と「救急医療従事者に向けた搬送時ウイルス感染防止機材」の開発を進めている。

「救急医療従事者に向けた搬送時ウイルス感染防止機材」は、次世代救急医療に向けた研究を共同で行っている都内大学病院の依頼で開発実験中の機材で、 4月下旬までには現場実証に投入する予定だ。COVID-19ばかりがクローズアップされているが、依然その他の感染症が減った訳ではない。 防護機材が準備できない中で、患者個々をガードする機材の必要性がクローズアップされている今、 医療用フェイスシールドだけでは防御しきれない、広範囲の飛沫拡散を最小限度に抑える効果をもつ。

2.jpg▲「救急医療従事者に向けた搬送時ウイルス感染防止機材」として有効な「陰圧搬送用簡易カプセル」

 「救急医療従事者に向けた搬送時ウイルス感染防止機材」は、世界的な流行の中で、問題となっているのが特殊救急資機材の枯渇だ。TCDは大手繊維メーカーの出荷制限により入手困難になったウイルス除去フィルターの国内生産可能なメーカーとタイアップして、 「陰圧搬送用簡易カプセル」の開発を進めている。

1.jpg▲救急車に格納された「陰圧搬送用簡易カプセル」

 ビニールの内側の空気を常に 換気し特殊フィルターの搭載で、ウイルスの99.9995%以上を除去して排気する。こちらは既に試作を終え近日デリバリーが可能だ。 乾電池式にする事により、軽量化と電源の入手性。更に軽感染症者への対応も可能なよう配慮がなされている。

TCDは他にも、特殊救急資機材の枯渇に対応するため、海外依存品の国内生産化と搬送車両とのマッチングなども進めており、医療従事者や患者へメリットを提供できる方法を検討中だ。

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