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世界初! 羽田空港国内線第1ターミナルで人搬送自動運転システムの導入が決定

Writer:横田康志朗 

 パーソナルモビリティと次世代モビリティサービスMaaSの二つの事業を柱に展開するWHILLは、羽田空港第1ターミナル内において、感染症拡大防止とSocial Distancing対策として、WHILL自動運転システム導入が決定し、2020年6月8日(月)から運用を開始した。空港における人搬送用途での自動運転パーソナルモビリティの実用化は、本件が世界初となる。

▲世界初 羽田空港国内線第1ターミナルで人搬送自動運転システムの導入が決定

 WHILL社は2019年以降、空港を利用するのすべての客人にシームレスな移動を提供することを目的に、長距離の歩行に不安を感じている人に対して、WHILLが開発する自動運転技術を搭載したパーソナルモビリティ(「WHILL自動運転システム」(後述))を利用してもらい、搭乗口まで案内する実証実験を行ってきた。

また、海外でも、ダラス・フォートワース国際空港(アメリカ)、アブダビ国際空港(アラブ首長国連合)およびウィニペグ国際空港(カナダ)、ジョン・F・ケネディ国際空港(アメリカ)などで実証実験を行い、自動運転技術の精度およびユーザビリティ、空港のオペレーションとの親和性を着実に向上させてきた。これまでに行った実証実験は延べ11回で、通算400人近くの客人および空港関係者がWHILL自動運転システムを利用した。

▲「WHILL自動運転システム」

 今回、羽田空港第1ターミナルでは、長距離の歩行に不安を感じられる客人に対して、近距離での接触による感染拡大のリスクが軽減できる「WHILL自動運転システム」によるサービスを提供する。通常の車椅子介助サービスでは、利用者と介助スタッフの間で十分なSocial Distanceを保つことができないが、WHILL自動運転システムでは介助スタッフがいなくても空港内の移動が可能で、利用者および介助スタッフ双方の感染拡大のリスクを下げることができ、ひいてはウィズコロナ時代の「新常態」の一部となることが推察されている。

 今後は、世界的な感染拡大防止のニーズに応えるべく、これまでの国内外での実証実験の経験を生かし、国内外の空港、施設での早期導入を目指していく。

▲車椅子では、利用者と介助スタッフの間で十分なSocial Distanceを保つことができないが、「WHILL自動運転システム」では双方の感染拡大リスクを下げることができる

【WHILL自動運転システム 導入概要】
■導入時期: 2020年6月8日(月)
■導入場所: 羽田空港第1ターミナル ゲートエリア内
保安検査場B近くに設けられた待機場所(WHILL Station)から3〜7番ゲートまで
■内容: お客さまを、「WHILL自動運転システム」(後述)により、搭乗口までお送りする。往路は運転を必要としない自動運転モードで目的地までお客さまを送り届け、ご利用終了後は無人運転によりWHILL Stationに返却される

■ご利用対象: 羽田空港第1ターミナルに到着され、長距離の歩行に不安を感じられるお客さまで、かつ、当該システムのご利用を希望されるお客さま

【WHILL自動運転システムについて】
WHILLが開発する、デザイン性と走破性に優れたパーソナルモビリティに自動運転・自動停止機能などを搭載した「WHILL自動運転モデル」と、複数の機体を管理・運用するシステムから構成される、歩道・室内領域のための自動運転システム。あらかじめ収集した地図情報と、センサー群で検知した周囲の状況を照らし合わせ、自動走行および自動運転による無人での返却が可能。

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