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強いぞトヨタ、今季4回目の1〜2フィニッシュ。WEC王者にまっしぐら

Writer:カー・アンド・ドライバー編集部 Photo:TOYOTA

▲スマホを片手にビクトリーランを楽しむ小林可夢偉選手(写真左)とロペス選手(写真右)
▲スマホを片手にビクトリーランを楽しむ小林可夢偉選手(写真左)とロペス選手(写真右)

約5カ月ぶりに開催されたWEC(世界耐久選手権)第6戦スパ・フランコルシャン6時間は、8月15日に決勝レースが開催され、TOYOTA GAZOO Racing のTS050 HYBIRD(7号車)が優勝。9月に開催されるル・マン24時間レースに向けてチームの充実した戦闘力をアピールした。

小林可夢偉選手組が今季3勝目をマーク

 8月15日、ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで開催されたWEC(世界耐久選手権)第6戦(スパ・フランコルシャン6時間)は、TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRIDの7号車(小林可夢偉/M・コンウェイ/J・M・ロペス選手組)が優勝。7号車は今季3勝目になる。2位にTOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRIDの8号車(中嶋一貴/S・ブエミ/B・ハーレー選手組)が入り、チームは今季4回目の1〜2フィニッシュを決めた。なお、チームは今季初のロー・ダウンフォース仕様のマシンで挑んでいる。

▲決勝レースは激しい雨の中でスタート レース序盤は8号車がリードした

 WECは2月のローン・スター・ル・マン6時間(米国オースティン)が開催された後は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、開催が中断。約5カ月の中止期間を経て、スパ・フランコルシャン6時間は無観客で開催された。
 トヨタは昨年までスパ・フランコルシャンで3年連続で制しており、9月19〜20日に決勝レースを開催予定のル・マン24時間に向けた「準備の1戦」としても、ぜひ勝利を収めたい戦いだった。
 決勝当日は、スタート前から激しい雨天になった。決勝レースはセーフティカー(SC)の先導でスタート。5周目にグリーンフラッグが振られると、2〜3番手グリッドからスタートしたトヨタの2台が、ポールスタートのリレベリオンの1号車をパス。8号車がリードし、7号車が続いた。

▲レース終盤は雨天から晴天に 7号車がリードを守って6時間を走りきった

 最初のピット作業で8号車はウエットタイヤを選択、一方の7号車はドライブを履いてコースに復帰した。このピット作業後にアクシデントが発生し、セーフティカーが入った。天気は雨から晴れに変化し、8号車のウエットタイヤは明らかに不利な状況に。8号車は再度のピット作業でドライに交換。この時点でトップは7号車になった。
 変化の激しい「スパ・ウェザー」は、この日も本領を発揮。再び激しい雨が降り出し、セーフティカーがレースをコントロールした。
 レースが終盤に差し掛かるころには、再び天気が晴れに。7号車と8号車が激しく先頭を競ったが、7号車が先頭をキープしたまま6時間の戦いを終えた。2台とも143ラップを周回。8号車は7号車に約34秒の差をつけていた。

▲トヨタは次戦のル・マン24時間で3年連続優勝を目指す

 スパ・フランコルシャン6時間を終えた段階で、ドライバーズ7号車のドライバーの獲得ポイントは137点で、125点の8号車ドライバーに12点の差をつけた。チームポイントはTOYOTA GAZOO Racingが151点でトップ。2位のレベリオンが109点で続いている。
 2019-2020年シーズンのWECは残り2戦。9月19〜20日に決勝予定のル・マン24時間レースと、11月21日に決勝予定のバーレーン8時間。ル・マンの優勝ポイントは50点、2位36点。バーレーンは優勝ポイント38点、2位27点。トヨタは7号車、8号車ともに総合優勝のチャンスがある。9月のル・マンは白熱の戦いになりそうだ。

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