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ボルボ絶好調、2020年8月米国新車マーケット速報

Writer:森脇 稔 

2020年8月の米国新車販売は、例年比でディーラーの営業日が2日間短い関係もあり、多くのブランドが落ち込んだ(具体的な数値は米国ビッグ3などが四半期ごとの発表のため未集計)。そうした苦しい販売環境したでも、前年実績を超えるモデルがあった。とくにボルボXC40は絶好調だった。

▲トヨタRAV4

 米国の8月新車セールスは、新型コロナウイルスの影響に加え、ディーラーの営業日が前年比で2日少なかったため、多くのブランドが落ち込んだ。

 トヨタ(『オートモーティブニュース』調べ)は16万4750台を販売した。前年同月比は24.6%減と、6カ月連続で前年実績割れ。ベストセラー乗用車のカムリは、同12.8%減の2万7892台と、6カ月連続のマイナス。カローラは同36.4%減の1万9154台と、9カ月連続で減少した。プリウスは、同52.7%減の3905台と6カ月連続のマイナス。SUVは、RAV4が3万9239台、同20.7%減と、6カ月連続の前年実績割れ。中型SUVのハイランダーは、同23.2%減の2万1795台と、6カ月連続で減少した。中型ピックアップトラックのタコマは、同23.8%減の2万579台と、3カ月連続のマイナスとなった。

 レクサス(『オートモーティブニュース』調べ)は、2万7091台をセールス。前年同月比は9.5%減と、6カ月連続で前年実績を下回った。乗用車系は、ESが同22.5%減の4366台、RCが同22.8%減の372台と減少傾向。コンバーチブルを投入したLCは、同27.4%増の107台とプラスに転じた。SUV系は、RXが同6.2%減の1万972台。UXは同6.6%減の1521台と3カ月ぶりに減少した。GXは同3.9%増の2706台と、4カ月連続で増加。NXは4784台、同6.9%減と、4カ月ぶりに前年実績を下回った。LXは同5%減の422台と、2カ月連続でダウンした。

▲トヨタ・カムリ

 ホンダは8月、13万5925台を販売。前年同月比は21.9%減と、6カ月連続で前年実績を下回った。主力車の中では、アコードが1万9167台を販売。同37.3%減と、12カ月連続で減少。CR-Vは、3万4391台をセールス。同22.3%減と、6カ月連続で減少した。シビックは、2万5524台を販売。同26.7%減と、6カ月連続で前年実績を下回った。中型SUVのパイロットは、同13%減の1万2508台と、3カ月ぶりに減少。ミニバンのオデッセイは、同15.2%減の8644台と、9カ月連続のマイナスとなった。新型SUVのパスポートは、同2.7%減の4070台と、3カ月連続の前年割れ。HR-V(日本名ヴェゼル)は、同8.1%減の8942台と2カ月ぶりのマイナス。フィットは同5.3%減の3814台と、2カ月ぶりに前年実績を下回った。ピックアップトラックのリッジラインは、同6.7%減の3081台と、2カ月ぶりのマイナス。

 なお、日産と三菱、GM、フォード、FCA、メルセデス・ベンツ、BMW、アウディなどは四半期ごとの発表のため、8月の販売実績は未公表だ。

▲ホンダCR-V

 この他の日本メーカーでは、SUBARU(スバル)が5万7885台を販売。前年同月比は17.4%減と、6カ月連続で前年実績割れ。主力のアウトバック(日本名レガシィ・アウトバック)は1万4856台、同13.2%減と6カ月連続で減少。SUVのクロストレック(日本名XV)は、1万329台、同34.9%減と6カ月連続で減少した。インプレッサは、同38.1%減の4654台と、9カ月連続でダウン。フォレスターは同1.1%増の1万7261台と、4カ月連続で増加した。

 マツダは2万6089台を販売。前年同月比は5.1%減と、3カ月ぶりに前年実績を下回った。最量販車はSUVのCX-5で1万3745台。同11.8%減と、6カ月連続で前年実績を下回った。中型SUVのCX-9は2443台。同6.6%減と、4カ月ぶりに減少した。CX-3は、同57.5%減の860台と、7カ月連続でダウン。新型SUVのCX-30は、3862台を販売。セダンのマツダ6が、同23.5%減の1230台と、7カ月連続で前年実績を下回った。マツダ3は、同34.2%減の3175台。

▲SUBARUフォレスター

 欧州勢は、ボルボカーズが8月としては06年以降で過去最高の1万378台を販売した。前年同月比は12.9%増と、3カ月連続で前年実績を上回った。販売の主力は、XC40、XC60、XC90のSUV3車種。中でもXC40は、18年の発売以来、8月の月販新記録を打ち立てた。前年同月比は28.2%増と伸びた。

 新型コロナウイルスの影響で、米国のの新車販売は落ち込みが確実視されている。そんな中、スバル・オブ・アメリカの営業担当、ジェフ・ウォルターズ上級副社長は、「21年モデルがディーラーに到着すれば、9月と第4四半期の販売実績が回復すると期待している」と語り、21年モデルの発売が販売回復の契機になるとの見通しを伝えている

▲ボルボXC40

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