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どうしてビーチサンダルで車を運転してはいけないの?履物が運転に及ぼす影響を検証

Writer:横田康志朗 

 JAFは、サンダルや革靴・スニーカーなどの履物による運転操作の変化を検証し、ウェブサイトに公開した。その結果、運転に適さないと言われている履物では、咄嗟の危険回避に対応できない可能性あることが浮き彫りになった。

▲テストコースを用いたビーチサンダルでのテストの様子

 ビーチサンダルやミュールなど、“車の運転に適さない”といわれる履物がいくつかある。今回の実験では、さまざまな履物を着用したモニタードライバーにテストコースを走行してもらい、運転操作にどのような影響があるのかを検証。なぜその履物が車の運転に適さないのかを明らかにするために行われた。

■運転に適した靴、履いていますか?~履物の違いによる運転の危険性【JAFユーザーテスト】
https://youtu.be/YyMf6knb4Xk

テスト:履物の違いでペダルの操作性が大きく変わるか?

▲8つの交通場面で検証

 テストコースには細かい運転操作が想定される交通場面を設置した。4人のモニターにはひとつの履物に対してコースを1周走行してもらい、それぞれの履物について、アクセルの踏み方やブレーキを踏む力、足の動きを計測器やカメラで確認し、運転操作への影響を検証を行った。

■モニターと履物の種類
20代男性:つま先が尖った革靴、ビーチサンダル、スニーカー
40代男性:革靴、木製サンダル、スニーカー
30代女性:ミュール、厚底ブーツ、スニーカー
40代女性:サンダル、ハイヒール、スニーカー

結果:運転に適さないと言われている履物では、咄嗟の危険回避に対応できない可能性あり!

▲ブレーキを踏む際、木製サンダルが脱げそうになっている様子

 検証の結果、サンダルでは、ペダル踏みかえの際に脱げやすくなったり引っかかったりする場面が見られた。また、厚底ブーツやハイヒールでは微調整のしづらさから、想定外に急加速・急発進した様子もあった。つまり、咄嗟に操作しなければいけない時に対応できない可能性があることが分かってきた。

▲クランクにもかかわらず、厚底の靴で急加速する様子

 一方、スニーカーを用いた検証では、ペダルを滑らかに操作でき、急ブレーキの際でも強い力で踏み込むことができた。

 シーズンやファッション、シチュエーションに合わせて選ばれる履物。近所に行くだけだから…、履き替えるのが面倒だから…と、ついつい思ってしまいがちだが、適切な履物での運転は自身の安全運転のためだけでなく周りの歩行者などへの安全にもつながる。踏み間違いによる事故が多く報道される昨今、運転に慣れてきた時にこそ、見直してほしい大切なポイントだ。

▲スニーカーではブレーキペダルをしっかり踏み込めている

 また、JAFユーザーテスト以外にも「JAF先生に教わった!」シリーズとして、YouTuberの木村亜美さんにも同じ内容のテストを体験した動画を公開中だ。ドライバー目線での感想やポイントをより詳しく解説しているで、あわせて視聴したい。

■【コラボ動画】JAF×木村亜美 「履物の違い」JAF先生に教わった!
https://youtu.be/RtDkF0mo2RQ

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