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タンタンのミニカー

Writer:森永卓郎 Photo:森永卓郎

大人気絵本「タンタン」シリーズに登場

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■プロフィール もりながたくろう●1957年、東京都出身。東京大学経済学部卒業。経済アナリスト、獨協大学経済学部教授。個人のコレクションを展示する"博物館(B宝館)"を、埼玉県・新所沢で一般公開中(毎月第1土曜日)

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▲『タンタン チベットをゆく』は1960年に初版が発行された 後部座席の左側に座っている少年がタンタン タンタンのひざに乗る白い犬がスノーウィ

 タンタンというキャラクターをご存じだろうか。1929年からベルギー人のエルジュが描き始めたマンガの主人公だ。タンタンは、少年探偵で、愛犬のスノーウィーとともに世界中を冒険し、さまざまな事件に巻き込まれる。

 日本では、『タンタンの冒険』というタイトルで出版されていて、累計販売部数が100万部を超える隠れたベストセラーになっている。この本が売れているのは日本に限った話ではなく、世界累計は3憶5000万部超えという、とてつもない販売部数を誇っている。つまり、タンタンは、世界中で愛される大スターなのだ。

 そのため、世界各地にタンタンショップが存在する。日本は、東京、前橋、京都の3個所にタンタンショップがあり、キャラクターグッズが売られている。そして、そのショップでタンタンのミニカーが売られていた。残念ながら、いまは、ミニカーのすべてが絶版になってしまった。

 ところで、タンタンのミニカーはは、一般小売店やミニカー専門店では販売されなかった。だから、ボクは数年前まで、タンタンのミニカーの存在さえ知らなかった。いまボクは、21台のタンタン・ミニカーを所有しているが、そのすべてが、最近になって集めたものだ。

 タンタンのミニカーは、マンガに登場するシーンの再現になっている。だから、プラスチックケースの外側には、マンガで書かれた風景が封入されており、タンタンの世界観を味わえるようになっている。

 タンタンのミニカーの最大の特徴は、ミニカー自体がマンガの雰囲気を強く伝える作品になっているところだ。マンガの登場人物が座席に乗っているだけでなく、クルマ自体も過度にディティールを追わず、塗装はパステルカラーのマット仕上げだ。

 タンタンのミニカーは、架空のクルマも存在するが、大部分は実車のスケールモデルだ。『タンタン チベットをゆく』と題された写真のモデルは、1938年式のキャデラック・フリートウッドだ。ミニカーそのものとして観ても、出来はいいと思う。

 実は、ボクがこの連載の写真を撮るときに、普通は台から取り外しているのだが、今回は、付いたままで撮影した。クルマの外し方が、どうしてもわからなかったからだ。

 パッケージのまま展示するのが普通なので、そもそも台から外すことを想定していないのだろう。その点でも、普通のミニカーとは、一線を画している。

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