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連載43回 ただいま売れ行き絶好調!! 「 ノー接触」「ノー3つの密」で思いきり遊べるクルマとは?

Writer:小沢コージ Photo:小沢コージ

シート.jpg小沢コージ●クルマや時計、時に世相まで切る自動車ジャーナリスト兼TBSラジオパーソナリティ。『ベストカー』『MONOMAX』『webCG』『日刊ゲンダイDIGITAL』「カーセンサーEDGE』で自動車連載、『時計BEGIN』で時計人物連載。毎週土曜18時50分TBSラジオ『小沢コージのカーグルメ』

●家族向けはもちろんシニア需要も!

 新型コロナウイルスの影響で、学校は4月の新学期スタートどころかGWまで休みが続きそうな状況。

 子供が一日、家の中でゴロゴロ、兄弟ゲンカも増えて困っている親御さんは多いでしょう。そこで朗報。そう、キャンピングカーです。
 
 もちろん、簡単に買えないクルマではありますが、いま、この業界が断然盛り上がっています。
 
 先週、トヨタが国内5工場の一時休止を決めたほか、日産、ホンダ、三菱、スズキ、マツダなど国内全メーカーが生産調整を始め、「2020年の業績が落ちることは確実」といわれるなか、「不況どころか在庫がなくって困っています。2~3月は販売が3割ぐらい増えているのではないでしょうか?」とは老舗キャンピングカーメーカー、愛知の『レクヴィ』広報マン。
 
 人気の秘密は歴然。キャンピングカーならば家族や仲間以外、誰にも会わずに外出できるうえ、食事や宿泊まで他人を介せずにこなせるからです。

フロント.jpg▲トヨタ・ハイエース・スーパーロングバン・ワイドボディ・ハイルーフをベースにキャンピングカー仕様にモディファイした「レヴィズ」はレクビィ( https://recvee.jp/ )が制作
 
「親御さんは『普通のミニバンぐらいの広さでも、子供がクルマの中で留まっているのは厳しい』といいます。意外だったのは年配の方の移動用や慰安用です。というのも高級老人ホームのようなイメージがあって、そこでは月1回の行楽が契約に含まれていたりします。いままではタクシーで外出し、高級レストランで食事していましたが、昨今の状況で、ご年配の方にそんなことはさせられない。そこでキャンピングカーです。人混みに触れずに外出でき、車内で桜を見ながら高級弁当を食べることができる。実際、新車はもちろん、不人気在庫からレンタカー用まですべて売れちゃいました」(同レクビィ)

 元々、年に7000台が売れれば上々というキャンピングカー業界。需要は供給を完全に追い越しているのです。

リア.jpg▲全長×全幅×全高5380×1880×2285㎜ ハイエースのナローボディベースやKカーをベースにしたキャンピングカーもある
 
 そこで小沢もレクビィの人気レンタルキャンパーで小さな仲間と出かけてみました。

●3~4名での1泊2日キャンプは楽勝でこなせる!

 お借りしたのはトヨタ・ハイエースのロングバン・ワイドボディ・ハイルーフベースの『レヴィズ』。全長5.4m弱×全幅1.9m弱×全高2.5m弱というなかなかのサイズですが、それもあって室内は大変広い。

サイド.jpg▲ホイールベースは3110㎜ 広い室内をキャンピング仕様にモディファイ
 
 一番シビれたのは片手でキングサイズベッドが作れる二階建てベッドです。しかも一瞬で、とくに上段は引き出し式で簡単に作れます。
 
 下段は二列目シートを伸ばすのに多少手間が掛かりますが、驚くべき広さです。マジメな話、大人4名が上下に2名ずつ寝られます。

下段ベッド.jpg▲簡単な操作で2段のダブルベッドが出現 大人4名が就寝可能
 
 二列目シートの前に机を出し、運転席&助手席の背もたれを倒して作り出す「リビングモード」が秀逸。
 
 目的地に着くなり、すぐに大人5名でくつろげます。今回は大人1名、子供2名でしたが、それでも十分に楽しい。

リビング.jpg▲ハイエースの特徴的なエンジンルームの凸部や前席シートバックを巧みに使うリビングモード
 
 ビッグなボディサイズはラゲッジの広さにもつながり、いずれの状態でもベッドの下には広大なスペースが広がり、3名分の着替え、スノボセットなどが余裕で収まります。
 
 寝心地ですが、事実一番心配したのは寒さでした。
 
 スペースの広さ、クッション性の良さは事前確認できましたが、断熱の良さは試してみないとわからない。

上段ベッド.jpg▲上段ベッドは簡単な操作でセッティングできる
 
 今回、外気温は5度まで下がりましたが、車内は専用断熱材のおかげで家のように暖かい! 
 
 オマケに外に排気するFFヒーターの性能が十分以上。「真冬にTシャツで過ごせる」というウワサは本当でした。
 
 ボディサイズを考慮すれば高速での走行性能は十分。もちろん、ドイツ車のような高速ハンドリングとはいきませんが、多少の修正舵を当てつつ、時速100km巡航は問題ナシ。

ダッシュ斜め.jpg▲インパネはノーマル仕様 6速ATはコラムシフトで足元が広い
 
 なによりも1台500万円前後で購入でき、3年落ちのリセールバリューが7割前後といわれるトヨタ・ハイエースキャンパー。
 
 正直、ヘタなドイツ製高級セダンを買うよりいいと思ったのは事実。
 
 なおかつ、"コロナ危機"ですから、キャンピングカーを考えるのは当然のなりゆきかもしれません。
 
 実際に小沢、結構マジでレクヴィ・キャンパーの購入を検討しております。

シンク冷蔵庫.jpg▲シンク&冷蔵庫などさまざまなレイアウトや装備仕様が選択できる

ラゲッジ.jpg▲ベッド下のラゲッジも余裕たっぷり

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