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Nissan GT-R NISMO GT500が優勝及び3位表彰台 ニッサンGT-Rにとって2019年シーズン初勝利

Writer:横田康志朗 

 SUPER GT第7戦「SUGO GT 300km RACE」の決勝レースが 9月22日にスポーツランドSUGOで行われ、予選7位からスタートした#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手 晃平/フレデリック・マコヴィッキ)が序盤から追い上げのレースを展開。中盤に首位に立つと、2位に 20 秒近い大差をつけてトップチェッカーを受け、チーム初優勝を果たした。また、#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田 次生/ロニー・クインタレッリ)が3位となり、NISSAN GT-R NISMO GT500 が 1-3 フィニッシュを飾った。

190923-01_05.jpg▲ニッサンGT-Rにとって2019年シーズン初勝利と1-3フィニッシュを飾った

 決勝日のスポーツランド SUGO は朝から曇り空。スタート進行が始まる頃には小雨が降り始めた。グリッドウォークが終わる頃には雨粒も少し大きくなってきたが、コースコンディションはタイヤ選択に悩む状況で、#3 GT-R、#23 GT-R と#12 カルソニック IMPUL GT-R(佐々木 大樹/ジェームス・ロシター)はウェットタイヤでのスタートを選択。#24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R(高星 明誠/ヤン・マーデンボロー)はスリックタイヤを選択した。

190923-01_01.jpg▲優勝した#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手 晃平/フレデリック・マコヴィッキ)

 決勝レースはセーフティカー(SC)先導のもとでスタート。4周目に実質のスタートが切られると、スリックタイヤを履いていたライバル勢が大きく後退し、この周で#3 GT-R は5位に、#23 GT-R は7位にポジションアップした。#3 GT-Rのスタートドライバーを務めた平手は、さらに 8 周目に3位に浮上。2位と4位とはギャップが開いていたことから単独3位で順調に周回を重ねていった。

190923-01_02.jpg#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田 次生/ロニー・クインタレッリ)。2 台のGT-Rは3位、4位をキープしてレース中盤まで周回していった

 31周を終えたところで#23 GT-R はピットイン、タイヤ交換とガソリン補給を済ませ、松田にドライバー交代してコースに復帰した。#3 GT-R は34周を終えてピットイン。こちらもタイヤ交換とガソリン補給を行い、マコヴィッキに交代して上位を狙う。

 この時点では、タイヤ無交換の作戦を採っていたライバル勢が先行しており、#3 GT-R は暫定5位、#23 GT-Rは6位に。36周目には、前方のトラフィックに詰まってしまったマコヴィッキは松田にかわされ、GT-R同士の順位が逆転した。上位陣とはギャップが開いていたものの、37 周目に#12 GT-Rが1 コーナー先でコースアウトし、グラベルにストップしてしまったことからSCが導入される。

 このセーフティカー導入により、上位陣との差が帳消しになると、44周目のリスタートでマコヴィッキが松田をかわし、ポジションを奪い返した。先頭を走っていたDENSO KOBELCO SARD LC500はルーティンのピット作業に向かったため、この時点で#3 GT-R は4位、#23 GT-R は5位に。さらにマコヴィッキは、前を走る#6 LC500 を1 コーナーでパスし、表彰台圏内に入った。#23 GT-R も続いて最終コーナーで#6 LC500をかわしポジションアップ。#3 GT-Rはさらに2台を、2周立て続けに1コーナーでかわして54周目についにトップに躍り出た。

 雨の量も増え、水しぶきも大きい中、マコヴィッキは他のマシンよりも 1~2秒速いラップタイムを連発し、2位のマシンと大きく差をつけていく。最終ラップまでペースも安定し、見事トップチェッカーを受けた。NISSAN GT-R NISMOGT500 の今シーズン初優勝で、NDDP RACING としては GT500での初優勝となる。#3 GT-R に続いていた#23 GT-R は、51周目にModulo Epson NSX-GTにかわされ3位でチェッカーを受け、今季4度目の表彰台を獲得。タイトル獲得の可能性を最終戦につなげた。

190923-01_03.jpg▲#12 カルソニック IMPUL GT-R(佐々木 大樹/ジェームス・ロシター)は37周目にコースアウトしSC導入の原因に。その後レースに復帰し5周遅れの14位という結果でフィニッシュした

平手 晃平(#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R /優勝)
「非常に嬉しいです。今シーズンから日産に移籍して、ここまで速さはあるものの結果につなげられないレースが続いていました。チーム、ミシュランタイヤ、NISMO、みんなが、なんとかここで表彰台を...という気持ちで SUGO に臨みましたが、結果、素晴らしい形で勝つことができました。雨や周囲の状況を見て、自分たちの経験を踏まえてベストなタイヤ選択ができて、いいペースで前を追いかけることができましたし、後半スティントのフレッド(マコヴィッキ)にもいいフィードバックができたと思います。GT-R にとって今シーズンの初優勝、そしてチームとして GT500 での初優勝となり、とても嬉しく思います」

フレデリック・マコヴィッキ(#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R /優勝)
「最高の気分です。ここまで何戦かクルマの調子は良く、もう少し細かいところまで詰めることができればいい結果を出せる力はあったのですが、GT500 クラスのレベルは非常に高く、なかなか表彰台に上がることができませんでした。今日は細かいところまで完璧で、パーフェクトなレースでした。セーフティカーが入ってギャップがなくなり、タイヤが冷えた状態でのリスタートとなりましたが、それをうまく利用して前に出ることができました。タフな状況の中で、実力を出し切れましたね。最終戦もいい形で戦いたいです」

次戦はいよいよ最終戦、11月2〜3日にツインリンクもてぎにて開かれる。

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