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走りで選ぶか、安全で選ぶか、欲張り派にオススメ

Writer:西川 淳 Photo:小久保昭彦

SUBARUインプレッサ・スポーツ2.0i-Sアイサイト 試乗記

インプレッサ01.JPGSUBARUインプレッサ・スポーツ2.0i-Sアイサイト(4WD) 価格:7CVT 2613600

新世代プラットホームを採用

 インプレッサという名から連想されるモデル像は、現行5thモデルで随分変わったように思う。従来はWRC(世界ラリー選手権)で活躍したスポーティなイメージが強かった。しかし最新型は基本性能を大幅に引き上げ、良質のベーシックモデルとして評価を高めた。「世界トップレベルの[安心][楽しさ]を追求した」という開発コンセプトの成果だ。

 5thモデルの特徴は、新プラットホームのSGP(スバル・グローバル・プラットホーム)を採用した点にある。SUBARU伝統のボクサーエンジンとシンメトリカルAWD4WD)を積極的に生かすプラットホームで、将来のさまざまなパワートレーンに対応できるように設計されている。

 安全装備のアイサイトは、最新のバージョン3を標準で装備。歩行者保護エアバッグとともに「対人を含むすべての事故をなくす」という、メーカーの強いメッセージを感じる。最新モデルは、渋滞時などに車両の停止状態をキープする便利なオートビークルホールド機能を新装備した。

インプレッサ02.JPG2.0iS18インチアルミとトルクベクタリング標準 プラットホームはSGP 最新モデルのアイサイトは渋滞時にブレーキを離しても停止状態を維持する機能を装備

スムーズなライドフィール

 ハッチバックはスポーツのサブネームが付き、パワーユニットは直噴仕様の2リッター(154ps)と1.6リッター(115ps)の水平対向4気筒エンジンを設定。トランスミッションはマニュアルモード付きCVTを組み合わせる。駆動方式はFF4WDをラインアップする。

 試乗車は2リッターの4WDモデル。17インチタイヤを履くLグレードと、18インチタイヤとトルクベクタリング機構を装着したSグレードだ。

 現行モデルは、内外装の静的な質感だけでなく、動的な質感の向上が著しい。微速域から極めてスムーズなライドフィールを披露する。高い静粛性と、ボディとパワートレーン、シャシーの一体感が感じられる。

インプレッサ03.JPGインパネはソフトパッド仕上げ 視界は広い 中央の6.3インチディスプレイに各種車両情報を表示

ドイツ車を凌ぐ高い完成度

 ボクサーエンジンは以前に比べて軽快かつリニアに回るようになった。一方、かなりリファインされたとはいえ、CVTの感触だけは、手放しで気持ちいいとはいえない。もっとも、通常の走行シーンでは、クルマ全体の高い動的質感に支えられて、実に快適。視界も素晴らしく良好だ。このあたりの完成度は、某有名高級ドイツ車を凌ぐ。

 Lの乗り心地はソフトな設定。前輪回りの動きに頼りなさを感じる場面があったが、Sならそれが解消される。ボクの選択は、ソリッドな突き上げを多少覚悟のうえで18インチ仕様だ。とくにトルクベクタリングが作動するSのハンドリング性能は、このクラスの国産車でナンバーワンを誇る。走るほどに魅力が実感できるモデルだ。

インプレッサ04.JPGシートは大型サイズ 前席は電動調整式 室内長2085mm 乗り心地はしなやか

インプレッサ05.JPG後席使用時のラゲッジ容量は385リッター 9.5インチゴルフバッグが3セット積める

※次ページでスペックを紹介

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