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キュートなハッピーフェイス! SUV風Kワゴンは愉快だ

Writer:カー・アンド・ドライバー編集部 Photo:小久保昭彦

スズキ・スペーシア・ギア・ハイブリッドXZターボ 試乗記

スペーシア01.JPGスズキ・スペーシア・ギア・ハイブリッドXZターボ(FF) 価格:7CVT 1695600

スタイルはトレッキング・シューズをイメージ

 愉快で便利なミニワゴンが誕生した。内外装をアウトドアイメージで仕上げたスペーシア・ギアである。「トレッキングシューズ」をイメージしたというスタイリングは個性的。丸型ヘッドライトを組み込んだフロントフェイス、プロテクター形状の前後バンパーが、タフでワイルドなイメージを発散する。

 Kカーのトールワゴンというと、ファミリーイメージが強いが、スペーシア・ギアは「遊びのベースキャンプ」といった印象。どこかに出かけたくなるSUVの雰囲気である。

 試乗車はXZターボ(FF)。走りは余裕たっぷりだった。パワーユニットは、658ccの直3DOHC12Vターボ(64ps)とISG(モーター機能付き発電機、3.1ps)を組み合わせたマイルドハイブリッド仕様。トランスミッションは7速マニュアルモード付きCVTを組み合わせる。

スペーシア02.JPGスペーシア・ギアのラインアップはターボ(64ps)とNA52ps) 駆動方式はFF4WD 全車マイルドハイブリッド仕様 外観は「トレッキングシューズ」をイメージ

高速道路でもパワーは十分

 ISGは加速時にエンジンをアシストするほか、最長10秒間のEVクリープ走行を行い、スムーズなエンジン再始動にも貢献する。加速はスムーズ。ISGの効果もあり、街中ではアクセルを軽く踏み込むだけで周囲の流れに乗れる。50km/h前後からのスピードの伸びが力強かった。

 高速道路でもパワーは十分。リラックスしてクルージングが楽しめる。車重890kgの軽量設計とトルクフルなエンジン、そしてISGの効率的な活用の効果だろう。試乗時は、吹き流しが真横になるほどの強風だったが、さほど神経を使わずに済んだ。1800mmの高い全高を考慮しても安定性はハイレベルだ。

 うれしいのは優れた快適性。マイルド指向の14インチタイヤを装着している関係もあり、乗り心地はしなやか。足回りは荒れた路面でも上手にショックをいなす。

スペーシア03.JPGインパネは開放的なデザイン 視界はワイド 写真のパナソニック製ナビはディーラーオプション (14994円) 本革巻きステアリング/フルオートAC/スマートキー/6スピーカー標準

圧倒的に広い室内。安全装備も充実

 室内のスペースとユーティリティは圧倒的。定評あるスペーシアの特徴をすべて継承している。前後席とも足元と頭上空間はルーミーそのもの。後席は左右独立で210mmの前後スライドとリクライニングができ、たたむとフラットで広い荷室になる。遊び道具がたくさん積める。リアドアは左右電動スライド式。フロアは低く、乗降性は抜群にいい。

 スペーシア・ギアは安全装備と快適装備も充実している。衝突被害軽減ブレーキや前後誤発進抑制機能、ハイビームアシストなどをセットしたスズキセーフティサポートを標準装備。「便利だ」と感じたのは全方位モニターとセットオプションのヘッドアップディスプレイ。速度やエンジン回転、ナビ誘導情報がウィンドウに映り、快適なドライブをサポートする。

 スペーシア・ギアは、ユーザーを行動的にするミニワゴン。街乗りから長距離ドライブ、アウトドアシーンまで守備範囲は広い。

スペーシア04.JPGシートは撥水加工済みファブリック仕様 後席は210mmスライドとリクライニング機構付き 室内はアレンジ自在 室内長2155mm

スペーシア05.JPGリアドアは左右電動スライド式 フロアが低いので乗降性はいい 室内の広さは圧倒的

※次ページでスペックを紹介

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