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よりフレッシュに。新鮮な日本伝統モデル

Writer:岡崎宏司 Photo:小久保昭彦

トヨタ・クラウン2.5ハイブリッドRSアドバンス 試乗記

クラウン01.jpgトヨタ・クラウン2.5ハイブリッドRSアドバンス 価格:THS 5799600

日本が誇る伝統ブランド

 クラウンは日本の乗用車史に大きな足跡を残してきた。

 1955年に誕生した1stクラウンは、「トラックのシャシーに乗用車のボディを載せた」それまでの国産車から、完全な乗用車にアップグレードされた記念すべきクルマだった。以後、多くのユーザーはクラウンに憧れ、「クラウンに乗れるような成功者になりたい」と思ってきた。

 最新のクラウンは15thモデル。新型は従来とはかなりイメージが異なるところがある。シンプルにいえば、「若々しく」「スポーティなたたずまい」になった。

 伝統あるクルマの多くが、ユーザーの高齢化に悩んでいる。クラウンもその例に漏れない。その対応策がこのスタイリングに表れている、といっていいだろう。

クラウン02.jpg新型は歴代クラウンで初めてドイツのニュルブルクリンク北コースで走行テストを実施 走りを徹底追求

クーペのような造形。取り回し性は良好

 クーペライクなルーフラインは、クラウンを確実に若返らせると同時に、振り返る人たちの年齢幅を広げた。フロントマスクは大胆で迫力がある。バックミラーに映ると威圧感を覚える顔といっていい。

 インテリアは立体的かつシンプルなデザイン。これも若返り策のひとつだろう。操作系が扱いやすいことは大きな魅力だ。

 ボディはしっかりしており、ドア開閉時の感触と音がいい。

 ボディサイズは全長×全幅×全高4910×1800×1455mm。全幅が1800mmに抑えられている点を歓迎するユーザーは多いだろう。最小回転半径は5.35.7m。優れた取り回し性は多くのユーザーの共感を呼ぶ。

クラウン03.jpgインパネはレザー調仕上げ ナビと操作用のツインモニター仕様 ステアリングは滑らかでしっかりとした操舵感

気持ちのいい走り。若々しく完成度が高い

 試乗車は2.5リッター・ハイブリッド+電気式CVTのRSアドバンス。トータルバランスは非常にいい。2.5リッター直4(184ps22.5kgm)+モーター(143ps30.6kgm)のパワーユニットは力強い。CVTはよくチューニングされ、日常的なパーシャル領域での間延び感はほとんどない。気持ちいい走りだ。

 試乗車のタイヤは18インチだったが、やや固めの感触を伝えてきた。クラウンのシャシーには17インチがベストだ。身のこなしは穏やかながら素直だし、乗り心地がいい。

 2リッターガソリンターボ(245ps35.7kgm)と3.5リッター・ハイブリッド(299ps180ps)もラインアップされており、前車はリズム感ある走りが楽しめるし、後車は野太い力感とスポーツ感が強調されている。

 ともに身のこなしはいい。素直であり、ロールもよくコントロールされている。ボクのお勧めは、トータルバランスに優れた2.5リッターハイブリッドだ。

 最新のクラウンは、若々しく走りの完成度が高い。ドライビングが楽しめるサルーンである。

クラウン04.jpg前席はサポート性に優れた形状 室内スペースは広く快適 シート地はレザーとスエード調ファブリックのコンビ仕様

クラウン05.jpgハイブリッドはパワーメーター装備 中央のTFTモニタ--に速度や燃費など各種情報を表示

※次ページでスペックを紹介

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