十年一昔の区切り。V10エンジン搭載モデルのデビュー10周年を記念したアウディR8の特別限定車が登場

アウディのフラッグシップスポーツのR8にV10エンジン搭載モデルのデビュー10周年を記念した限定車「R8・V10デセニウム」を設定

 アウディ・ジャパンは8月24日、R8のV10エンジン搭載モデルのデビュー10周年を記念した限定モデル「アウディR8・V10デセニウム(Decennium)」を発表し、同日より予約受注を開始した。Decenniumはラテン語に由来する言葉で「10年」を意味。車両価格は3091万円(消費税10%込)の設定で、販売台数は10台限定(全世界で222台限定)だ。納車は本年12月以降を予定する。

Audi_R8_Decennium 1.jpg▲アウディR8・V10デセニウム 価格:7SMT3091万円 販売台数は10台限定(全世界で222台限定)。デイトナグレーマットエフェクトのボディカラーにハイグロスブラックスタイルパッケージを採用。フロントフード上のフォーリングスのバッジはブラック仕上げ

 今回の限定モデルは、620ps/580N・mのパワー&トルクを発生する5204cc・V型10気筒DOHC40V直噴ガソリンエンジンを搭載した進化版のR8クーペ・V10パフォーマンス・5.2FSIクワトロ・Sトロニックをベースに、ダイナミックステアリングをはじめとする数々のスペシャルアイテムを装備した。まずエクステリアでは、デイトナグレーマットエフェクトのボディカラーにハイグロスブラックスタイルパッケージ(グロスブラックのフロントスポイラー、サイドシル、ディフューザー等)をセット。フロントフード上のフォーリングスのバッジもブラックで仕立てる。また、アルミホイールはマットブロンズの20インチで、インテークマニホールドも同様にマットブロンズカラーで彩った。

Audi_R8_Decennium 2.jpg▲アルミホイールはマットブロンズの20インチ。インテークマニホールドもマットブロンズカラーで仕立てる。パワートレインはベース車と共通の5204ccV10気筒DOHC40V直噴ガソリンエンジン+7Sトロニック+クワトロ

Audi_R8_Decennium 3.jpg▲Decenniumのロゴや電動調整機能付きファインナッパレザー・ダイヤモンドスティッチング・スポーツシート、デコラティブパネルグロスカーボン、アルカンターラヘッドライニングなどを特別装備。ハンドル位置は左

 内包するインテリアでは、Decenniumのロゴをセンターコンソールやドアなどに配したことが訴求点。とくにセンターコンソールに設置したグロスカーボンファイバー仕上げのDecenniumのロゴは、アウディの特許による部分マット仕上げを特徴とし、素材の表面に特殊な粉末を使用して数千分の1ミリ単位で粗面化処理を施している。ほかにも、電動調整機能付きのファインナッパレザー・ダイヤモンドスティッチング・スポーツシートやデコラティブパネルグロスカーボン、アルカンターラヘッドライニングなどを特別装備。さらに、550Wのアンプと13個のスピーカーによるBang&Olufsenサウンドシステムを標準で設定した。

Audi_R8_Decennium 4.jpg620ps580Nmのパワー&トルクを発生する5204ccV10気筒DOHC40V直噴ガソリンエンジンを搭載する

SNSでフォローする