【最新Kカー特集】脱Kカー宣言。オールニュー・デイズのライバルを凌ぐ完成度

日産デイズ・ハイウェイスターGターボ・プロパイロットエディション(FF) 試乗記

IMG_4081.JPG日産デイズ・ハイウェイスターGターボ・プロパイロットエディション(FF)価格:CVT 164万7000円 写真の2トーン塗装はop(6万4800円) 直3ターボ(64ps/100Nm)+モーター(2.7ps/40Nm)搭載 WLTCモード燃費:19.2km/リッター

小型車感覚の落ち着き。走りのびやか

 新型デイズは、内外装はもちろんプラットホームからエンジンまで、すべてを一新。開発は日産が主導した。ラインアップは標準とハイウェイスターの2シリーズ構成。ハイウェイスターは、小型モーター(2.7ps/40Nm)とリチウムイオンバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッド仕様になる。

 ボディカラーは多彩。ハイウェイスターは、ボディとルーフの色が異なる2トーンを含め、計11種から選べる。インテリアは後席ニールームを旧型比70mm拡大した広々仕様。室内長は2065mm。

 インパネは質感の高い水平基調デザイン。中央部に9インチナビ(オプション)用スペースが設定されている。シートはクッションが厚い快適設計。前席はパッセンジャーの胸郭と骨盤をしっかりサポートする高機能タイプ。後席は一体スライドとリクライニング機構を装備する。

 トランクの奥行きは従来比135mm延長。深さ20cm(容量54リッター/FF)のサブトランク付きだ。

 安全装備は衝突被害軽減ブレーキ、踏み間違い衝突防止アシスト、オートマチックハイビーム、車線逸脱警報を全車に装備。プロパイロットエディションは全車速対応のアダプティブクルーズコントロールと車線維持支援機能が標準。事故などの緊急時に、自動的にオペレーターに通報するSOSコールをオプションで設定する。

 走りはのびやか。64ps/100Nmを発揮するターボは、実用域のトルクを重視したチューニング。ステップ式ATのようなシフト制御を採用した新CVTと組み合わせて、気持ちのいい加速を披露する。静粛性もハイレベルだ。走りは小型車感覚。落ち着きが感じられる。

IMG_4095.JPG全車速対応アダプティブクルーズコントロールをはじめ安全機能充実

IMG_4022.JPG室内は上質 写真はプレミアムコンビネーションインテリア(op3万2400円) opナビは9インチ大画面

IMG_4054.JPGシートはクッションが厚い快適設計 後席ニースペースは旧型比70mm拡大 室内長2065mm

表組みオンリー001.png主要安全・運転支援システム一覧(ライバル車比較) ※クリックすると拡大します

※次ページでスペックを紹介

日産デイズ・ハイウェイスターGターボ・プロパイロットエディション(FF)主要諸元

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グレード=ハイウェイスターGターボ・プロパイロットエディション(FF)
価格=CVT 164万7000円
全長×全幅×全高=3395×1475×1640mm
ホイールベース=2495mm
トレッド=フロント1300×リア1290mm
最低地上高=155mm
車重=880kg
エンジン=659cc直3DOHC12Vターボ(レギュラー仕様)
最高出力=47kW(64ps)/5600rpm
最大トルク=100Nm(10.2kgm)/2400~4000rpm
モーター最高出力=2.0kW/1200rpm
モーター最大トルク=40Nm/100rpm
WLTCモード燃費=19.2km/リッター(燃料タンク容量27リッター)
(市街地/郊外/高速道路=16.0/20.6/20.1km/リッター)
サスペンション=フロント:ストラット/リア:トーションビーム
ブレーキ=フロント:ベンチレーテッドディスク/リア:ドラム
タイヤ&ホイール=165/55R15+アルミ
駆動方式=FF
乗車定員=4名
最小回転半径=4.8m
※価格はすべて消費税(8%)込み リサイクル費用は8990円
※スペックは2019年8月現在

IMG_4066.JPG荷室長は従来比135mm延長 荷室側から後席スライド位置が調整できる

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