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名車アストンマーティンDB4 GT ザガートの現代的解釈モデルが米国で世界初公開

Writer:大貫直次郎 

アストンマーティンDBZセンテナリー・コレクションの一翼を担う「DBS GT ザガート」がワールドプレミア

 英国のアストンマーティンは104日(現地時間)、同社のコンティニュエーション(Continuation)プログラムの最新モデルである「アストンマーティンDBS GT ザガート(DBS GT Zagato」を、米国ロードアイランド州で開催されたオードレイン・ニューポートコンクールで初公開した。

aston-martin-dbz-centenary-collection-1.jpg▲アストンマーティンDBS GT ザガート(写真・左) ボディカラーは"センテナリー専用スペック"のスーパーノバレッドでペイントする 車両価格はDB4 GT ザガート コンティニュエーション(同・右)との2台で構成するDBZセンテナリー・コレクションで600万ポンド(約82000万円)

 今回披露されたDBS GT ザガートは、先にデビューした「DB4 GT ザガート コンティニュエーション(DB4 GT Zagato Continuation)」と2台セットで構成されるアストンマーティンDBZセンテナリー・コレクション(DBZ Centenary Collection)のうちの1台で、19台限定で生産されるスペシャルモデルである。これまでのコンティニュエーションモデルと同様、製造は英国バッキンガム州ニューポート・パグネルに本拠を置くアストンマーティンのヘリテージ部門、アストンマーティン・ワークスが担当。また、同車はイタリアのコーチビルダー兼デザインスタジオであるザガートの生誕100周年を祝う記念車という性格を有し、同時にアストンマーティンとザガートの50年以上に及ぶコラボレーションの歴史を雄弁に物語るモデルでもあるという。

aston-martin-dbz-centenary-collection-2.jpg▲エクステリアは名車DB4 GT ザガートにインスパイアされ、現代的な解釈を施してデザインされる。流麗かつ官能的なロングノーズのプロポーションにはダブルバブルのルーフをセットした

 DBS GT ザガートの特徴を見ていこう。まずエクステリアは、名車DB4 GT ザガートにインスパイアされ、現代的な解釈を施してデザインしたことが訴求点だ。流麗かつ官能的なロングノーズのプロポーションには、ダブルバブルのルーフをセット。また、ルーフ造形はAピラーからトップ、そしてリア後端へと流れるようなラインでアレンジする。リアガラスが未装着なことも特徴的だ。一方、フロントセクションは伝統のグリル造形とシャープなヘッドライトデザイン、ボリューム感あふれるパネル面などによって、精悍で存在感のあるフェイスを創出。シャープなラインを描くサイドセクションや力強い造形のリアフェンダー、4本出しマフラーを組み込むリアディフューザーなども印象的である。ボディカラーについては、"センテナリー専用スペック"のスーパーノバレッドでペイント。ここに、グロス仕上げのカーボンファイバー製ルーフとリアディフューザー、フロントおよびリアに装着した18カラットのゴールドウィングバッジ、ブラックアルマイト仕上げのアクティブ・フロントグリル、ゴールド・アルマイト仕上げのサイドストレーキ、サテンブラック&ゴールド3Dホイールとセンターロック・ホイールナットなどを組み込んで、スポーティかつ華やかなルックスに仕立てた。

aston-martin-dbz-centenary-collection-3.jpg▲ルーフ造形はAピラーからトップ、そしてリア後端へと流れるようなラインでアレンジする。リアガラスは未装着。力強い造形のリアフェンダーやグロス仕上げのリアディフューザーなども印象的だ

 内包するインテリアに関しては、世界初の自動車用アプリケーションによる、カーボンおよびメタル3Dプリント仕上げを採用したことがトピック。また、センター部はサドル仕上げとし、3つの素材によって独自の雰囲気を持つキャビン空間を演出する。さらに、ケースネス・スパイシーレッド・レザーの表皮にザガートを表現する"Z"キルティング加工を施したシート、サテンツイル仕上げのカーボンファイバーを配したシフトパドルおよびステアリングホイール、PVDコーティングされたゴールド・ステンレススチールのパネルなどを装備して、スペシャル感を盛り立てた。

aston-martin-dbz-centenary-collection-5.jpg▲ケースネス・スパイシーレッド・レザーの表皮にザガートを表現する"Z"キルティング加工を施したシートを装着

 パワーユニットには5.2リットルV12気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載する。最高出力は760psを発生。この数値は、ベース車両のDBSスーパーレッジェーラ用ユニットの725psに対して35psの増強となる。

aston-martin-dbz-centenary-collection-4.jpg▲サテンブラック&ゴールド3Dホイールとセンターロック・ホイールナットを装備。ザガートの"Z"エンブレムもゴールドで仕立てる

 DBS GT ザガートとDB4 GT ザガート コンティニュエーションの2台で構成するDBZセンテナリー・コレクションの価格は、税別で600万ポンド(約82000万円)に設定。DBS GT ザガートの最初のオーナーへの納車は、2020年第4四半期を予定する。また、アストンマーティンは新規のコンティニュエーションモデルとして、最も野心的なモデルと称する「ゴールドフィンガーDB5コンティニュエーション(Goldfinger DB5 Continuation)」を2020年に発表予定であることも予告している。

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