マツダの最上位クロスオーバーSUVが3列シート車としてのさらなる進化を遂げる!

マツダCX-8が利便性・快適性を高める商品改良を実施。特別仕様車の「Exclusive Mode」も新設定

 マツダは1023日、最上位クロスオーバーSUVCX-8」の商品改良を行い、同日より予約受注を開始した。発売は1128日より実施する。

CX-8 1.jpg▲マツダ・CX-8XDLパッケージ(4WD) 価格:6SAT467600円 全長4900×全幅1840×全高1730mm ホイールベース2930mm 車重19101920kg 乗車定員67名 ルーフ部に塗布型制振材を採用し、雨粒がルーフを叩くことで発生する騒音を低減した

車種展開は以下の通り。

25S:2WD294万8000円/4WD318万4500円
25Sプロアクティブ:2WD340万6700円/4WD364万3200円
25S・Lパッケージ:2WD396万8800円/4WD420万5300円
25T・Lパッケージ:2WD435万2700円/4WD458万9200円
25T・エクスクルーシブ・モード(特別仕様車):2WD457万2700円/4WD480万9200円
XDプロアクティブ:2WD382万8000円/4WD406万4500円
XDプロアクティブ・Sパッケージ:2WD399万9600円/4WD423万6100円
XD・Lパッケージ:2WD443万4100円/4WD467万600円
XD・エクスクルーシブ・モード(特別仕様車):2WD465万4100円/4WD489万600円

 今回の商品改良は、3列シートクロスオーバーSUVとしての利便性および快適性をいっそう高めたことが訴求点だ。まず乗員スペース関連では、Lパッケージの2列目ベンチシートへのワンタッチウォークインスイッチの設定、Lパッケージへのナッパレザー素材ウォークスルータイプ・キャプテンシートの追加、XDプロアクティブ・Sパッケージへのブラック・レザーシートの採用、25Sプロアクティブ/XDプロアクティブ/XDプロアクティブ・Sパッケージへのセカンドシート・シートヒーター(左右席)の装備などを実施。また、ウォークスルータイプのキャプテンシート車(25Sを除く)に2列目用カップホルダー&充電用USB端子を、一部グレードの3列目シートに充電用USB端子を設定した。

CX-8 4.jpgLパッケージはナッパレザー素材ウォークスルータイプ・キャプテンシートの追加や2列目ベンチシートへのワンタッチウォークインスイッチの設定などを実施する

CX-8 5.jpg▲ナッパレザー表地のシートはピュアホワイト(ライトグレーステッチ)とディープレッド(エボニーステッチ)が選択できる

 次にインテリア装備関連では、WVGAセンターディスプレイのサイズ大型化(7インチ→8インチ)や開閉およびチルトアップが可能な電動スライドガラスサンルーフの設定、サブトランクボックスの奥行きの拡大(ボーズサウンドシステム非装着車は従来比+19リットルの84リットル、ボーズサウンドシステム装着車は同+8リットルの56リットル)などを敢行。さらに、ルーフ部に塗布型制振材を採用し、雨粒がルーフを叩くことで発生する騒音を低減した。

CX-8 3.jpgWVGAセンターディスプレイのサイズを従来の7インチから8インチへと大型化。開閉およびチルトアップが可能な電動スライドガラスサンルーフも設定する

 そして走行面では、SKYACTIV-G2.5モデルにAWD4WD)を、SKYACTIV-G2.5Tモデルに2WDFF)を追加設定し、すべてのエンジンモデルにおいて2WDAWDを選択可能とする。また、新開発"オフロード・トラクション・アシスト"AWD車に採用。悪路における想定外のスタック時にも、AWDとトラクションコントロールシステム(TCS)の協調によって接地輪への駆動力伝達を最大化して、悪路からのスムーズな脱出を実現した。パワーユニットは従来と共通で、SKYACTIV-G2.5PY-VPS2488cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンエンジン(190ps25.7kgm)、SKYACTIV-G2.5TPY-VPTS2488cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンターボエンジン(230ps42.8kgm)、SKYACTIV-D2.2SH-VPTS2188cc直列4気筒DOHC16Vコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(190ps45.9kgm)という3機種を設定。トランスミッションにはSKYACTIV-DRIVE6EC-ATを組み合わせている。

CX-8 2.jpg▲4WD車には新開発"オフロード・トラクション・アシスト"を装備。悪路からのスムーズな脱出を実現した

 車種展開の拡充も見逃せない。新グレードとしては、充実装備のXDプロアクティブ・Sパッケージを追加。ブラックのレザーシート(6名乗り/7名乗り)や運転席および助手席シートヒーター&シートベンチレーション、自動防眩ルームミラー(フレームレス)、7インチマルチスピードメーター(TFTカラー)などを採用する。さらに、特別仕様車としてSKYACTIV-G2.5TモデルとSKYACTIV-D2.2モデルに「Exclusive Mode(エクスクルーシブ・モード)」を設定。専用装備として、シートの前後スライドと背もたれの角度を調整できる2列目シートの電動スライド&リクライニング機構、シートと体の間の空気を吸い出して蒸れや熱のこもりを解消する2列目シートのベンチレーション機能、スイッチ操作で2列目シートバックが倒れてシートが前方にスライドする電動ウォークイン機能、2列目シートのアームレスト付コンソールなどを組み込んだ。

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