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サーキットでの疾走シーンが待ち遠しい! 新型スープラのレース仕様車の販売スケジュールが明らかに

Writer:大貫直次郎 

トヨタが新型スープラのレース仕様車「GR Supra GT4」を欧州で20203月から販売開始。日本では10月に発売予定

 トヨタ自動車とTOYOTA GAZOO Racing1029日、TOYOTA GAZOO Racing初のグローバルモデル「GRスープラ」をベースとしたレース仕様車「GR Supra GT4」を、20203月から欧州で販売すると発表した。車両価格は175000ユーロ(約2110万円。消費税、関税、輸送費等は別)を予定する。なお、GR Supra GT4は同年8月から北米、10月から日本・アジアと順次販売地域を拡大する計画。車両販売およびカスタマーサポートについては、欧州がTOYOTA Motorsport GmbH、北米がTRD U.S.A.,INC.、日本・アジアが株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメントが担当する。

GR Supra GT4 1.jpgGR Supra GT4 欧州での車両価格は175000ユーロ(約2110万円) ボディサイズは全長4460×全幅1855×全高1250mm ロールケージ付スチールボディ(FIA規則に準拠)を基本に天然繊維コンポジット製のフロントスポイラーおよびリアウイング、クイックチャージャー付レース専用燃料タンク(ATL120リットルFT3安全タンク)などを装備する

 今回販売をスタートするGR Supra GT4は、今年3月にジュネーブ・モーターショーで発表した「GR Supra GT4コンセプト」に寄せられた世界中のファンの要望や6月のニュルブルクリンク24時間レースでのGR Supra参戦を踏まえ、ドイツのTOYOTA Motorsport GmbHTMG)が開発および製造を担当したカスタマーモータースポーツ車両(GT4専用車両)である。また、開発に当たっては、技術パートナーとして潤滑油のラベノールを製造するドイツのラヴェンスベルガー・シュミエルシュトフフェアトリーブ社、タイヤメーカーのピレリ社、エグソーストシステムの開発で定評のあるアクラポヴィッチ社が参画した。

 GT4は、SROが規定するGT車両(グランドツーリングカー)をベースとした市販レース車両のカテゴリーで、GT3の下に位置する。低コストで気軽に参戦しやすいカテゴリーとして世界中のプライベートチームから熱い支持を集めており、日本のスーパー耐久シリーズ、欧州のGT4欧州シリーズやVLN(ニュルブルクリンク耐久シリーズ)、米国のミシュランパイロットチャレンジシリーズなど、世界各地のさまざまなレースに参戦することが可能だ。GR Supraについては既に北米のNASCARエクスフィニティ・シリーズに参戦しているほか、2020年からは日本のSuper GTGT500クラスへの参戦を予定する。ここに新たにGR Supra GT4が加わることで、世界中のサーキットでGR Supraが戦っている姿をモータースポーツファンが楽しめるという趣向だ。

 GR Supra GT4の概要を見ていこう。まず車両構成については、高剛性ロールケージ付スチールボディ(FIA規則に準拠)を基本に、天然繊維コンポジット製のフロントスポイラーおよびリアウイング、クイックチャージャー付レース専用燃料タンク(ATL120リットルFT3安全タンク)、OMP製レーシングバケットシート+6点式シートベルトなどを装備する。ボディサイズは全長4460×全幅1855×全高1250mm、車両重量は1350kgに設定した。一方、インテリアにはカーボン製インストルメントパネルを採用し、GT4車両のために最適化したステアリングホイールとディスプレイを組み込んだ。

GR Supra GT4 2.jpg▲パワートレインに関しては、マニエッティ・マレリ製レーシングECUやアクラポヴィッチ製レース用排気システムおよびメタル触媒などを組み込んだ2998cc直列6気筒DOHCツインスクロールターボエンジン(430hp650NmSROBoPによる)に、専用セッティングのパドルシフト付き7速スポーツオートマチックを搭載して後輪を駆動。潤滑油には専用ブレンドのラベノール製オイルを充填する

 パワートレインに関しては、マニエッティ・マレリ製レーシングECUやアクラポヴィッチ製レース用排気システムおよびメタル触媒などを組み合わせた2998cc直列6気筒DOHCツインスクロールターボエンジン(430hp650NmSROステファン・ラテル・オーガニゼーションBoP=性能調整による)に、専用セッティングのパドルシフト付き7速スポーツオートマチックを採用。GKN製レース用ドライブシャフトやレース用機械式リミテッドスリップデフをセットし、後輪を駆動する。懸架機構はベース車と同形式の前マクファーソンストラット/後マルチリンクのサスペンションを基本に、KW製レース用調整式ショックアブソーバーなどを組み込んだ。操舵機構には電動式ラック&ピニオンステアリングを設定。制動機構には前・ブレンボ製6ピストンレーシングキャリパー+Φ390mmスチールディスク/後・ブレンボ製4ピストンレーシングキャリパー+Φ355mmスチールディスクを装備する。シューズには11J×18インチのOZ5穴ホイールにピレリ製の前・305/660-18/後・305/660-18タイヤを装着した。

 電子制御システムに関しては、トラクションコントロールやアンチロックブレーキシステム、8インチディスプレイ、データロギングシステムを標準で採用。また、リアビューカメラやタイヤ空気圧センサー、サスペンションセンサー、点灯式カーナンバーをオプションで用意する。装備品については、消火器やエアジャッキなどを標準で、ドリンクシステムや認定耐久パッケージなどをオプションで設定した。

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