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ついに上陸した、世界初。燃料電池+プラグインハイブリッドのメルセデス「GLC F-CELL」

Writer:伊藤治彦 

 メルセデス・ベンツ日本は10月23日、世界初の燃料電池プラグインハイブリッドモデル「GLC F-CELL」の日本仕様を発表した。水素を燃料にして発電した電気を動力としながら、プラグや回生ブレーキで充電できる燃料電池自動車だ。
 先進的技術への関心が高く、また水素ステーション網が整備されている、欧州と日本でのみ販売。日本でのデリバリー開始は2020年中頃を予定している。

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▲メルセデス・ベンツGLC F-CELL(1050万円) 燃料電池自動車でありながら充電も可能 短距離の走行ならバッテリーの電力で走れる

 リアシート下部と、センタートンネル部に合計約4.4kgの水素を充填できる水素タンクを搭載。水素のみでの航続距離は336kmを達成した(欧州仕様車のWLTPでの試験結果)。世界標準の700気圧タンクを採用し、水素補給時間は3分程度の時間で済むというからガソリン給油と同等だ。
 また、プラグを介して6.0kWまでの交流普通充電を利用でき、回生ブレーキにより発電した電気を車体後部に搭載される13.5kWhのリチウム イオンの高電圧バッテリーに充電。その電力を用いて、最高出力200ps、最大トルク35.7kg・mを発生するモーターによって駆動する。

燃料切れでも水素ステーションまでは電気での走行も可能に

 日常の短い距離の走行は水素を使用せず、充電された高電圧バッテリーの電気で電気自動車として使用したり、水素が不足した場合でも水素ステーションまで充電された電気で走行したりするなど、まだ先進的である燃料電池自動車の実用性を向上することが可能となっているという。
 エクステリアも専用仕立てで、EQブランドのシンボルであるブルーのアクセントカラーを、フロントグリルのほか、サイドスカート、リアバンパーに採用。ボディサイドは「F-CELL」のロゴが入ったデカールが目を引く。また、空気抵抗の低減にも寄与する20インチの10スポーク型アルミホイール(ブルーアクセント)を装着。さらに、フロントバンパーはクリーンなイメージの専用デザインで、GLCの既存モデルとの差別化も図っている。

 右ハンドルのみで、価格は1050万円。原則4年間のクローズエンドリース契約を予定し、車両は4年後に返却する必要がある。
 新車時から4年間または15万kmのいずれか早い方まで一般保証修理/定期メンテナンス(点検整備の作業工賃・交換部品)などを無償カバーするメルセデス・ケアが適用される。

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