キャデラックの新型3列シート・クロスオーバーSUV「XT6」が待望の日本デビュー!

日本におけるキャデラックSUVシリーズの第3の柱となる「XT6」は6名乗り3列シートのクロスオーバーSUV

 ゼネラルモーターズ・ジャパンは123日、キャデラックの新型3列シート・クロスオーバーSUVXT6プラチナム」を202011日より販売すると発表した。車両価格は870万円に設定する。

Cadillac-XT6 1.jpg▲キャデラックXT6プラチナム 価格:9SAT870万円 全長5060×全幅1960×全高1775mm/ホイールベース2860mm 車重2110kg 乗車定員6名 パワートレインに3649ccV6気筒DOHC直噴ガソリンエンジン(314ps)+9ATを搭載する

 5名乗りのミドルサイズラグジュアリーSUVXT5」と7名乗りのフラッグシップSUV「エスカレード」の中間に位置し、日本におけるキャデラックSUVシリーズの第3の柱となる「XT6」は、2019年開催のデトロイト・モーターショーで発表された6名乗り3列シートの新世代クロスオーバーSUVである。

Cadillac-XT6  2.jpg▲最新のキャデラックSUVデザインの方向性を具現化したエクステリア。シューズには20インチアルミホイール+235/55R20タイヤを装着する

 エクステリアに関しては、最新のキャデラックSUVデザインの方向性を具現化したことが特徴。空力特性に優れた均整の取れたプロポーションに加えて、個性的なフロントフェイシアやスリムで高機能なLEDヘッドランプ、縦基調のランニングランプ、高輝度のクリスタルメッシュグリルを組み合わせることで、よりエレガントで存在感のあるルックスを創出する。また、ロワグリルやサイドミラー、リアスポイラーは理想的な空力や冷却機能、そしてより良い視覚を実現すべく効率的なデザインで構成し、さらにXT6のロゴをあしらったサイドモールディングやイルミネーティングドアハンドルを配して卓越した個性を際立たせた。なお、ボディサイズは全長5060×全幅1960×全高1775mm、ホイールベース2860mmに設定。プラットフォームを共用化するXT5に比べて、235mm長く、45mm幅広く、75mm高く、ホイールベースが同寸のディメンションとなっている。

Cadillac-XT6 3.jpg▲同セグメントでトップレベルの室内空間を確保したうえで、222名乗車の3列式シートを配置。2列目には電動可倒式のキャプテンシートを、3列目には電動可倒+倒立式シートを装備する

 インテリアに関しては、同セグメントでトップレベルの室内空間を確保したうえで、222名乗車の3列式シートを配置する。また、2列目には電動可倒式のキャプテンシートを、3列目には電動可倒+倒立式シートを装備。乗車人数や積載荷物に応じて、多様なアレンジが選べるように配慮する。さらに、乗員全員の快適性を実現するために、各シートの温度を最適化するイオン発生機を備えたトライゾーン空調システムをはじめ、シートヒーター(12列目)やベンチレーションシート(1列目)、ウルトラビューパノラマサンルーフ、クラストップレベルの静粛性を可能にしたアクティブノイズキャンセレーション技術など、多彩な装備を組み込んだ。

 キャデラックらしく、ラグジュアリーなキャビン空間を演出したこともXT6の訴求点だ。インサート材やトリム表皮、ルーフライナーのスウェード材、セミアニリン仕上げの本革シート、こだわりのクラフトマンシップから生まれたウッド装飾など、厳選した上質な素材を採用して洗練された豪華さを具現化。また、特別にチューニングしたBOSE Performance Seriesサラウンドサウンド14スピーカーシステムスマートフォンとの連携を強化してApple CarPlayAndroid Autoに対応する最新コネクティビティ機能、そしてGMジャパンとゼンリンデータコムで共同開発した完全通信車載ナビ「クラウドストリーミングナビ」などを導入して利便性およびエンターテインメント性を高めた。

Cadillac-XT6 4.jpg▲インテリアカラーはメイプルシュガー/ジェットブラックアクセントとジェットブラックの2タイプを設定。DR(自律航法)マップマッチング対応クラウドストリーミングナビを標準で装備する

 パワーユニットに関しては、大きな出力を必要としない状況では自動的に4気筒に切り替わるアクティブフューエルマネジメントを組み込んだ新世代3649ccV6気筒DOHC直噴ガソリンエンジン(314ps/6700rpm368Nm/5000rpm)を搭載。トランスミッションには新設計の9ATを組み合わせ、より俊敏で滑らかな走行性能と経済性を高い次元で両立させる。駆動システムにはモードセレクト機能付のインテリジェントAWDを採用した。

 安全運転支援装備の拡充もトピック。対向車を直接照らすことなく常に最適な夜間の視界を確保するインテリジェント・マトリックスLEDヘッドランプをはじめ、アダプティブクルーズコントロールやエマージェンシーブレーキシステム(フロント&リアオートマチックブレーキ/フロント&リア歩行者対応ブレーキ)、リアカメラミラーなど20種類以上の先進システムを標準で採用している。

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