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スズキの軽クロスオーバー「ハスラー」が全面改良を実施。全車がマイルドハイブリッドモデルに移行

Writer:大貫直次郎 

スズキ・ハスラーが第2世代にモデルチェンジ。ユーザーの想像力や行動力をさらにかき立てる軽クロスオーバーに進化

 スズキは12月24日、軽ワゴンとSUVを融合したクロスオーバーモデル「ハスラー」のフルモデルチェンジを行い、2020年1月20日に発売すると発表した。

SUZUKI HUSTLER HYBRID Xターボ バーミリオンオレンジ ガンメタリック2トーン.jpg▲スズキ・ハスラー・ハイブリッドXターボ(2WD) 価格:CVT1612600円 全長3395×全幅1475×全高1680mm/ホイールベース2460mm 車重830kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費22.6km/リットル

車種展開は以下の通り。

ハイブリッドG:2WD136万5100円/4WD149万9300円
ハイブリッドGターボ:2WD145万9700円/4WD159万3900円
ハイブリッドX:2WD151万8000円/4WD165万2200円
ハイブリッドXターボ:2WD161万2600円/4WD174万6800円

 今回の全面改良は、「もっと遊べる!もっとワクワク!!もっとアクティブな軽クロスオーバー」を商品コンセプトに、トレンドやライフスタイルの変化に対応しながら、新しい楽しさ、ワクワクを提案し、ユーザーの想像力や行動力をさらにかき立てる新たなハスラーの創造を目指して開発したことが特徴である。

SUZUKI HUSTLER HYBRID G デニムブルーメタリック ガンメタリック2トーン.jpg▲スズキ・ハスラー・ハイブリッドG(2WD) 価格:CVT136万5100円 全長3395×全幅1475×全高1680mm/ホイールベース2460mm 車重810kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費25.0km/リットル

 まずエクステリアでは、ひと目でハスラーとわかる個性的なキャラクターとタフで力強いスタイルを融合させた点がトピックだ。フロント部は丸型ヘッドランプとスクエア基調のグリルという特徴的なアイコンは踏襲しながら、フードを持ち上げることで厚みのあるフェイスを表現。サイドビューは立てたピラーとロングルーフによるスクエア型の大きなキャビン部を構築したうえで、ピラーをボディ同色としてその存在をしっかり見せることで、力強く、頑丈なイメージを持たせた。リアセクションは角を丸めたフラットなパネル面にダークカラーのモール、新造形の縦長リアコンビネーションランプなどを配して遊びの道具感を強調する。また、鉄板による張りや曲げなどの特性を追求し、強く深みのあるボディ断面を表現。さらに、リアクォーターガラスを設置して広い視界を確保した。

 外板色はガンメタリックツートンを3色、ホワイトツートンを3色、モノトーンを5色の全11色展開で、ガンメタリックツートンに新色のバーミリオンオレンジとデニムブルーメタリックを用意。また、ツートン仕様はクロスカントリー車に見られる幌やハードトップから発想を得た、遊び心のある斬新な配色に仕立てる。ボディサイズは全長3395×全幅1475×全高1680mmに設定した。

SUZUKI HUSTLER color.jpg▲外板色はガンメタリックツートンを3色、ホワイトツートンを3色、モノトーンを5色の全11色展開。ガンメタリックツートンに新色のバーミリオンオレンジとデニムブルーメタリックを用意する

 パッケージングに関しては、新世代プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」の採用により、ホイールベースを従来比35mm延長(2460mm)することで後席乗員の足元空間を確保し、同時に前席の左右乗員間距離を同30mm広げて、快適かつ広い室内空間を創出する。また、アプローチアングルを従来比で+1度(29度)、デパーチャーアングルを同+2度(50度)拡大し、高い走破性をいっそう進化。さらに、ホイールベースを延長しながらも最小回転半径4.6mで取り回しのよさを実現した。一方、ラゲッジスペースは荷室側からも操作可能なスライド用ストラップを後席背面に組み込み、シーンにあわせて簡便に荷室容量の調整を可能としたことが訴求点。また、後席の背面やラゲッジフロアには汚れをふき取りやすい素材を採用し、さらに荷室下には取り出しも可能な防汚タイプラゲッジアンダーボックスを装備した。

SUZUKI HUSTLER バーミリオンオレンジ内装1.jpg▲インパネはタフな世界観を演出する3連インパネカラーガーニッシュを配し、同時に上下のバーでガーニッシュを挟んで力強い骨格を表現。インパネとドアトリムには車体色に対応したバーミリオンオレンジ(写真)/デニムブルー/グレーイッシュホワイトのカラーパネルを採用する

 インテリアデザインは、「"タフで機能的"そして"遊び心"を刺激する、先進的でワクワクできる」造形で構成する。インパネはタフな世界観を演出する3連インパネカラーガーニッシュを配し、同時に上下のバーでガーニッシュを挟んで力強い骨格を表現。また、視認性やアニメーションにもこだわって日々の運転を楽しくサポートする2.2インチカラー液晶メーターを組み込んだ。一方、インパネとドアトリムには車体色に対応した3色(バーミリオンオレンジ/デニムブルー/グレーイッシュホワイト)のカラーパネルを採用。シートは縞鋼板柄のファブリック表皮に、車体色に対応した3色(バーミリオンオレンジ/デニムブルー/グレーイッシュホワイト)のカラーアクセントを配した。

SUZUKI HUSTLERデニムブルー内装2.jpg▲シートは縞鋼板柄のファブリック表皮に、車体色に対応したバーミリオンオレンジ/デニムブルー(写真)/グレーイッシュホワイトのカラーアクセントを施した

 見やすく、かつ操作しやすい大画面の9インチHDディスプレイを採用したナビゲーションを、スズキ初のメーカーオプションとして設定したことも注目ポイントだ。斜めからの視認性も良く、運転席と助手席の両方から高い視認性と操作性を実現する。また、GPSに加えてみちびきやGLONASS(グロナス)を測位可能とし、ビル街や山間部など測位が難しいエリアでも自車位置精度を安定して表示。加えて、走行距離や平均燃費などの走行に関するリアルタイムな情報や、半ドア状態およびシートベルト未装着などの警告情報など、さまざまな情報を表示する仕組みとした。さらに、車内でもスマートフォンアプリの機能を使用できるスマートデバイスリンクに対応し、スマートフォン連携機能がいっそう充実。カメラ映像のデジタル伝送化により、鮮明な映像を大画面に表示する全方位モニターを導入したことも、新システムの特徴だ。

SUZUKI HUSTLER全方位モニター付ナビ.jpg▲大画面の9インチHDディスプレイを採用したナビゲーションをメーカーオプションとして設定。フロント/リア/サイド(左右)の計4カ所に設置したカメラの映像を合成・処理して自車周辺を俯瞰的に見ているような映像を映し出す全方位モニターも組み込む

 走行性能と快適性能の向上にも徹底してこだわる。パワートレインは全車に、発電効率に優れたISG(モーター機能付発電機)により減速時のエネルギーを利用して発電し、アイドリングストップ車専用鉛バッテリーと専用リチウムイオンバッテリーに充電して、その電力を活かして加速時にはモーターでエンジンをアシストするマイルドハイブリッドシステムを採用。そのうえで、自然吸気エンジンには、スズキ軽初のデュアルインジェクションシステムやクールドEGRを組み込んだ新開発のR06D型657cc直列3気筒DOHC12V・VVTユニット(ボア61.5×ストローク73.8mm、最高出力49ps/6500rpm、最大トルク5.9kg・m/5000rpm)を採用した。また、ターボエンジンには従来と基本的に共通のR06A型658cc直列3気筒DOHC12Vインタークーラーターボユニット(ボア64.0×ストローク68.2mm、最高出力64ps/6000rpm、最大トルク10.0kg・m/3000rpm)を搭載。モーターはR06DエンジンにWA04C型モーター(1.9kW/40N・m)を、R06AエンジンにWA05A型モーター(2.3kW/50N・m)を組み合わせる。一方、トランスミッションには軽量化と高効率化を果たした新開発のCVTを採用。低中域でのスムーズな走りと、高域でのハイギヤード化により燃費性能と静粛性、そして軽快な走りを実現した。駆動機構に関しては、従来と同様に2WD(FF)とフルタイム4WDを設定。4WDには、ぬかるみや滑りやすい路面で発進をサポートする「グリップコントロール」や急な下り坂でクルマを約7km/hで維持する「ヒルディセントコントロール」に加えて、雪道やアイスバーンでのスムーズな発進をサポートする「スノーモード」を新たに組み込んだ。

SUZUKI HUSTLERハイブリッド.jpg

▲パワートレインは全車にマイルドハイブリッドシステムを採用。自然吸気エンジンには新開発のR06D型657cc直列3気筒DOHC12V・VVTユニット(49ps/5.9kg・m)を採用した

 基本骨格には、軽量と高剛性を両立させた新世代プラットフォーム「HEARTECT」と、バックドア/センターピラー/サイドドアで形作る「環状骨格構造」を採用する。また、操作性を高め、かつ振動を徹底的に抑えたラック&ピニオン式ステアリング機構、専用チューニングを施した前マクファーソンストラット/後トーションビーム(4WDアイソレーテッド・トレーリングリンク)などを導入し、機構全体で優れた操縦安定性と乗り心地を実現した。一方、ボディのスポット溶接部に「構造用接着剤」をスズキとして初採用し、部品間のわずかな隙間を埋めることで接合を強化。さらに、こもり音や雨音を低減する「高減衰マスチックシーラー」を軽自動車で初めて採用した。

SUZUKI HUSTLER HEARTECT.jpg▲軽量と高剛性を両立させた新世代プラットフォーム「HEARTECT」を採用。ホイールベースの延長も果たし、パッケージ効率をいっそう向上させた

 安全および運転支援機能面では、「スズキ セーフティ サポート」をいっそう拡充したことが特徴だ。夜間の歩行者も検知する衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」に加え、後退時の衝突被害軽減ブレーキ「後退時ブレーキサポート」を標準装備。経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーSワイド」、国土交通省による「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)認定車」に該当させる。また、ヘッドランプのハイビーム/ロービームを自動で切り替える「ハイビームアシスト」、一時停止標識の認識を追加した「標識認識機能」も設定。さらに、ターボ車には全車速での追従機能を備えた、スズキ軽初の「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」や車線逸脱抑制機能を装備した。フロント/リア/サイド(左右)の計4カ所に設置したカメラの映像を合成・処理し、自車周辺を俯瞰的に見ているような映像を映し出す全方位モニターを導入したこともトピック。これにより、周囲を立体的に360度確認できる「3Dビュー」を可能としている。

SUZUKI HUSTLER ACC.jpg▲ターボ車には全車速での追従機能を備えた、スズキ軽初の「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」を設定する

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