マツダ3のSKYACTIV-G 2.0ガソリンエンジンモデルに4WD仕様を追加設定

マツダの新世代Cセグメントモデル「マツダ3」の2リットルガソリンエンジン搭載車が先進の4輪駆動システム「i-ACTIV AWD」を新採用

 マツダは2月13日、新世代Cセグメントモデル「マツダ3」のSKYACTIV-G 2.0ガソリンエンジンモデルに4輪駆動システム「i-ACTIV AWD」を新採用し、同日から予約受付を開始、3月12日に発売すると発表した。

MAZDA3 20S i-ACTIV AWD1.jpg▲マツダ3セダン20Sプロアクティブ・ツーリングセレクション4WD 価格:6SAT2873241円 全長4660×全幅1795×全高1445mm 車重1420kg WLTCモード燃費は15.2km/リットルを達成

車種展開は以下の通り。

■マツダ3ファストバック20S・4WD
20Sプロアクティブ:6SAT275万2241円
20Sプロアクティブ・ツーリングセレクション:6SAT287万3241円
20S・Lパッケージ:6SAT293万4555円
20Sバーガンディセレクション:6SAT300万6055円
■マツダ3セダン20S・4WD
20Sプロアクティブ:6SAT275万2241円
20Sプロアクティブ・ツーリングセレクション:6SAT287万3241円
20S・Lパッケージ:6SAT293万4555円

 新型マツダ3は、「日常が鮮やかに輝くパーソナルカー」を商品コンセプトに、デザイン、走行性能、静粛性、質感などの基本要素を一新し、クルマならではの提供価値に磨きをかけた新世代Cセグメントモデルとして、昨年5月に市場デビューを果たした。以降、4WD車の購入を検討する顧客からは、加速時や高速走行時に余裕があり、装備の充実したSKYACTIV-G 2.0搭載モデルを選びたいとの声が、マツダに多く寄せられたという。その要望に応えるために、今回SKYACTIV-G 2.0ガソリンエンジンモデルに4輪駆動システム「i-ACTIV AWD」搭載車を追加設定したわけだ。これでマツダ3は、ガソリン車およびディーゼル車の全機種で4WD車の選択が可能となった。

MAZDA3 20S i-ACTIV AWD2.jpg4輪駆動システム「i-ACTIV AWD」はタイヤの動きやGセンサー等の情報から車両の走行状態をリアルタイムに検知し、路面状況やタイヤの荷重状態の変化を素早く予測。状況に応じて前後輪へのトルク配分を自動的に最適化する

 進化した4輪駆動システム「i-ACTIV AWD」は、さまざまな運転シーンで安心して人馬一体の走りが楽しめる先進の4WDシステムである。タイヤの動きやGセンサー等の情報から車両の走行状態をリアルタイムに検知し、路面状況やタイヤの荷重状態の変化を素早く予測。状況に応じて前後輪へのトルク配分を自動的に最適化する。これにより雨や雪などの滑りやすい路面ではもちろん、ドライ路面においても4輪のタイヤの力を効率的に引き出せるようにトルクを適切に配分し、スムーズで安定した走りを提供する。また、G-ベクタリングコントロール(GVC)技術との協調制御を採用し、これまで以上にニュートラルなコーナリング性能を具現化。既存の4WDの概念を打ち破り、曲がりやすさと安定性を両立する革新的なAWD制御を採用することで、雪上はもちろん、舗装路も含めた幅広いシーンでドライバーの意のままの走りをサポートするようセッティングした。

 SKYACTIV-G 2.0のパワーユニット自体は2WD(FF)車と基本的に共通で、PE-VPS型1997cc直列4気筒DOHC16V・Di(筒内直接噴射)エンジンから156ps/20.3kg・mのパワー&トルクを発生する。組み合わせるトランスミッションは、SKYACTIV-DRIVEの6EC-AT(電子制御6速AT)のみの設定だ。ボディサイズおよび車重は、ファストバックが全長4460×全幅1795×全高1440mm/1430kg、セダンが同4660×1795×1445mm/1420kgに仕立てている。

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