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コンパクトSUV特集:全長4395mm/目を射る流麗フォルム。なにかと話題のマツダCX-30どこが優れているのか

Writer:河村康彦 Photo:小久保昭彦

マツダCX-30・XD・Lパッケージ(4WD) 価格:6SAT 330万5500円 試乗記

メインIMG_7763.JPGマツダCXー30・XD・Lパッケージ(4WD) CXー30は1.8リッターディーゼルターボ(116ps/270Nm)/2リッターガソリン(156ps/199Nm)/2リッタースカイアクティブX(180ps/224Nm)を設定 駆動方式はFFと4WD

日本にぴったりのサイズ設定。室内は広く快適

 マツダのSUVシリーズは、CXの2文字が与えられる。その中で、車名に初めて2桁の数字が採用されたCX-30は、マツダ3に続く新世代商品。フレッシュな最新モデルだ。

「魂動(こどう)デザイン」の深化を狙ったというスタイリングは、流麗でスタイリッシュ。全長×全幅×全高4395×1795×1540mmにまとめたボディサイズは世界各地での競争力を狙いつつ、日本での使い勝手を考慮した設定だ。

 1540mmという全高は、日本特有のパレット式立体駐車場が利用できる。CX-30は5.3mという最小回転半径も含め、日本で毎日を共にするシーンで「持てあます」心配はまずない。ジャストサイズと呼びたい優れた取り回し性は、CX-30の大きな魅力だ。

 キャビンは広い。ルックスを重視しながら、フル4シーターとして使える実用性を実現した。ルーフラインは、Dピラーを強く前傾させることで「勢い」を演出しつつ、実は後端までほぼ水平をキープする。この点がリアパッセンジャーの頭上空間を、巧みに確保した秘密だ。

 リアシートに腰を降ろす。ヒップポイントがフロントシートよりも明確に高いにもかかわらず、頭上空間に余裕がある作りに感心した。ニースペースはとくに大きいわけではないが、前席下への足入れ性が十二分に確保されているため、空間的には大人4名でのロングツーリングが楽に楽しめる。

IMG_7925.JPG造形コンセプトは「スリーク&ボールド」 クーペの優雅さとSUVの力強さを追求 ボディ下部にクラッディングパーツ装着

パワフルなディーゼル。静かなドライブが楽しめる

 試乗車は、2リッターのガソリン(156ps/199Nm)を積む4WDと、1.8リッターターボ付きディーゼル(116ps/270Nm)を搭載するFWDの、いずれも6速ステップAT仕様。

 まず前者でスタート。加速のパフォーマンスは率直なところ「可もなく不可もなく」という印象。一方、ディーゼルモデルは、ガソリン仕様とほぼ同じ車両重量にはるかに大きなトルクを発生するエンジンを組み合わせるため、「ずっと楽に加速できる」イメージだ。

 フットワークのテイスト全般は、ボディ骨格やランニングコンポーネンツを共有するマツダ3とかなり似ている。良路上では素晴らしく上質でしなやかなテイストを味わわせてくれる。一方、路面変化に対する感受性は、やや明確な傾向。荒れた路面に差しかかると、時に揺すられ感が強めに現れる。

 静粛性はマツダ3以上で、全般的に優れていた。静かなドライブフィールはCX-30ならではの特徴。サイズを含めたパッケージング、走りの仕上がりの点でも完成度が高い。好調なセールスが納得の1台である。

IMG_7799.JPG室内は上質な雰囲気 Lパッケージは各部を本革で仕上げたラグジュアリー仕様 操作性に優れた本革巻きステアリングはチルト&テレスコピック機構付き

IMG_7876.JPG

IMG_7877.JPGLパッケージは本革シート標準 前後席ともに腰をしっかりと支える快適設計 室内の広さはCX-5と同等 シートカラーはオフホワイトと黒を設定

IMG_7796.JPG後席使用時の荷室容量は430リッター 6対4分割の後席を倒すとフラットな大空間が出現 荷室開口幅は1020mmを確保している

IMG_7853.JPGメーターは3眼式 表示はTFTカラー液晶 ヘッドアップディスプレイ標準

マツダCX-30XD・Lパッケージ 主要諸元と主要装備

タイトル回りIMG_7905.JPG

グレード=XD・Lパッケージ(4WD)
価格=6SAT 330万5500円
全長×全幅×全高=4395×1795×1540mm
ホイールベース=2655mm
トレッド=フロント:1565×リア:1565mm
最低地上高=175mm
車重=1530kg
エンジン=1756cc直4DOHC16Vディーゼルターボ(軽油仕様)
最高出力=85kW(116ps)/4000rpm
最大トルク=270Nm(27.5kgm)/1600~2600rpm
WLTCモード燃費=18.4km/リッター(燃料タンク容量48リッター)
(市街地/郊外/高速道路=15.5/18.5/20.0km/リッター)
サスペンション=フロント:ストラット/リア:トーションビーム
ブレーキ=フロント:ベンチレーテッドディスク/リア:ディスク
タイヤ&ホイール=215/55R18+アルミ
駆動方式=4WD
乗車定員=5名
最小回転半径=5.3m
●主な燃費改善対策:アイドリングストップ/筒内直接噴射/可変バルブタイミング/電子制御燃料噴射/過給器/コモンレール高圧噴射/4バルブ/センターノズル化/ロックアップ機構付きトルクコンバーター/電動パワーステアリング
●主要装備:スマートブレーキサポート(前後進時)/AT誤発進抑制制御(前後進時)/リアパーキングセンサー/レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)/レーンキープアシスト/交通標識認識システム/車線逸脱警報/ブラインドスポットモニタリング/ドライバーアテンションアラート/アダプティブLEDヘッドライト/バックガイドモニター/8.8インチセンターディスプレイ/7インチマルチスピードメーター/ヘッドアップディスプレイ/本革巻きステアリング&シフトノブ/ステアリングヒーター/レザーシート/運転席電動調節機構/前席シートヒーター/フルオートAC/マツダ・ハーモニックアコースティック(8スピーカー)/パワーリフトゲート/18インチアルミ/Gベクタリングコントロールプラス/電動パーキングブレーキ(オートホールド付き)/全面UVカットガラス+ダークティンテッドガラス(リア5面)/リアフォグランプ/フロントワイパーディアイサー/ヘッドライトウォッシャー/大型ウオッシャータンク&ウオッシャー残量警告灯
●装着メーカーop:スーパーUVカットガラス&IRカットガラス/CD+DVDプレーヤー+地デジTVチューナー4万9500円/360度セーフティパッケージ(360度ビューモニター+ドライバーモニタリング)8万6880円/ボーズサウンドシステム(12スピーカー)7万7000円
●ボディカラー:ソウルレッドクリスタルメタリック(op6万6000円)
※価格はすべて消費税込み リサイクル費用は1万10円

IMG_7776.JPG1756cc直4DOHC16Vディーゼルターボ 116ps/4000rpm 270Nm/1600~2500rpm 静粛性高水準 WLTCモード燃費:18.4km/リッター

IMG_8047.JPG215/55R18タイヤ+切削光輝スポークアルミ装着 最低地上高175mm 最小回転半径は5.3m

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