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2000km徹底試乗!ロングドライブで分かった3シリーズ・ツーリングのスポーティな実力

Writer:西川淳 Photo:小久保昭彦

BMW320d・xドライブ・ツーリングMスポーツ 価格:8SAT 666万円 試乗記

IMG_4761.JPGBMW320d・xドライブ・ツーリングMスポーツ ツーリングは4種のパワーユニット設定 ディーゼルは320dのみ Mスポーツは専用スポーツサス/Mエアロパッケージ標準

ワゴンは走りを重視するユーザーの実用定番。造形はダイナミックで躍動的

 3シリーズに待望のツーリング(ワゴン)が追加された。一時期に比べ、ワゴン人気は落ち着いた。欧州市場でもSUVに押されぎみという。だが、走りと実用性を重視するユーザーにとって、ワゴンはいまなお実用車のデフォルト的な存在だ。

 ボディサイズは全長×全幅×全高4715×1825×1465mm。セダンがサイズアップしたのと同様、新型(G21型)は旧モデル(F31型)比でホイールベースやリアオーバーハングが伸びた。結果、居住性をはじめワゴンとしての使い勝手はよくなっている。

 ラゲッジ容量は後席使用時で旧型比+5リッターの500リッター。後席を倒した最大積載量は1510リッターで同+10リッター。数字的にはわずかだが、左右方向の積載性など荷室の使い勝手は明らかにリファインされた。各部の作りが向上し、見栄え質感がアップ。これもうれしいポイントだ。

  3シリーズ・ツーリングの伝統というべき開閉式リアウィンドウは健在。小さな荷物の出し入れに重宝する。どうして他メーカーはこの方式を採用しないのか、不思議でならない。

 デザイン面は、セダンと同様、ホフマイスターキンク(リアサイドウインドウ部の形状)に新解釈を導入した点に注目したい。従来のようにウィンドウ後端を小さく切り上げるのではなく、大胆にもリアドアから後方のガラス面を大きく跳ね上げた。これで明確な躍動感が誕生。新型はいっそうスポーツワゴンらしい雰囲気をかもし出す。

IMG_4776.JPG全長×全幅×全高4715×1825×1465mm リアドア後方のガラス面は大きく跳ね上げたダイナミックな造形 320dの駆動方式は電子制御4WD

最良の長距離ツアラー! 自在なハンドリングに感動。これはいい!

 日本仕様のパワートレーンは基本的にセダンと共通。2リッターガソリン 4気筒ターボ(184ps/258psの2種類)、2リッターディーゼル4気筒ターボ(190ps)に加えて、3リッター直 6ターボ(387ps/500Nm)のMパフォーマンスで構成する。6気筒ディーゼルやPHEVの設定はない。

 ディーゼル仕様の3シリーズ・ツーリング、320d・xドライブMスポーツに試乗した。

 クルージング性能は見事。わずか1750rpmで最大トルクを発生するメリットで、余裕がある。2000km近くドライブしたが、まるで疲れしらず。高速燃費は18km/リッター前後と悪くない。長距離ツアラーとして最高の1台だ。

 前輪を自在に操っているような感覚は、セダンと同様で気持ちいい。ついついドライビングに熱中してしまい、ツーリングであることを忘れてしまったほどだ。

 気になったのは街中の乗り心地。セダン発売当初よりかなり改善されてきたとはいえ、空荷状態の低速域はゴツゴツとした感触。快適性を重視するなら。標準サスペンションのスタンダードモデルという選択もありだと思う。

IMG_4859.JPGインパネは先進イメージ 12.3インチフル液晶メーターと10.25インチセンターディスプレイを装備 クリームの内装色は明るい雰囲気を演出

IMG_4899.JPGIMG_4904.JPGMスポーツは前席電動調節機構付きスポーツシート標準 写真の本革はセットop(39万2000円) 街中の乗り心地は硬質

IMG_4853.JPGラゲッジ容量は後席使用時500リッター/最大1510リッター 旧型比5/10リッター拡大

IMG_4782.JPG小物の出し入れに便利な開閉式リアウィンドウを継承 リアゲートは電動式

BMW320d・xドライブ・ツーリングMスポーツ 主要諸元と主要装備

IMG_4794.JPGグレード=320d・xドライブ・ツーリングMスポーツ
価格=8SAT 666万円
全長×全幅×全高=4715×1825×1465mm
ホイールベース=2850mm
トレッド=フロント:1585×リア:1570mm
車重=1730kg
エンジン=1995cc直4DOHC16Vディーゼルターボ(軽油仕様)
最高出力=140kW(190ps)/4000rpm
最大トルク=400Nm(40.8kgm)/1750~2500rpm
WLTCモード燃費=14.6km/リッター(燃料タンク容量59リッター)
(市街地/郊外/高速道路=11.2/14.1/17.2km/リッター)
サスペンション=フロント:ストラット/リア:5リンク
ブレーキ=前後ベンチレーテッドディスク
タイヤ&ホイール=フロント:225/45R18/リア:255/40R18+アルミ
駆動方式=4WD
乗車定員=5名
最小回転半径=5.7m
●主要燃費改善項目:筒内直接噴射/電子制御式燃料噴射/高圧噴射/過給機/充電制御/アイドリングストップ/電動パワーステアリング
●主要装備:ドライビングアシスト・プロフェッショナル(アクティブクルーズコントロール+ステアリング&レーンコントロールアシスト+車線逸脱警告+レーンチェンジウォーニング+アクティブサイドコリジョンプロテクション+前車接近警告+衝突回避・被害軽減ブレーキ+後車衝突警告機能+クロストラフィックウォーニング+高速道路渋滞時ハンズオフアシスト+エマージェンシーストップアシスト+トラフィックサインアシスト)/BMWコネクテッドドライブ・プロフェッショナル/アダプティブLEDヘッドライト/LEDフォグランプ/パークディスタンスコントロール/リバースアシスト/ランフラットタイヤ/Mスポーツサスペンション/ドライビングパフォーマンスコントロール/バリアブルスポーツステアリング/Mエアロダイナミクスパッケージ/コンフォートアクセス/オートマチックテールゲートオペレーション/BMWライブコクピット(12.3インチメーターパネル+10.25インチワイドコントロールディスプレイ+HDDナビゲーション)/マルチファンクションMレザーステアリング/パーキングベンチレーション/3ゾーンオートAC/スポーツシート/前席電動調節機構/スルーローディングシステム/アンビエントライト/スピーチコントロール(音声入力システム)/ワイヤレスチャージング/6スピーカーシステム
●装着メーカーop:イノベーションパッケージ(BMWレーザーライト+ヘッドアップディスプレイ+ジェスチャーコントロール)24万5000円/コンフォートパッケージ(ラゲッジコンパートメントパッケージ+ストレージパッケージ)9万3000円/デビューパッケージ(BMWインディビジュアル・ドラバイトグレーボディカラー+19インチMライトアロイホイール&タイヤ+オークグレインファインウッドインテリアトリム+ヴァーネスカレザーシート)39万2000円/サウンドパッケージ(ハーマンカードン・サラウンドサウンドシステム+アコースティックガラス+地デジTVチューナー)19万1000円/アクティブプロテクション4万8000円/パーキングアシストプラス6万8000円
●ボディカラー:ドラバイトグレー
※2019年9月デビュー ※価格はすべて消費税込み リサイクル費用は1万9850円

IMG_4844.JPG1995cc直4DOHC16Vディーゼルツインターボ 190ps/4000rpm 400Nm/1750~2500rpm WLTCモード燃費:14.6km/リッター

IMG_4806.JPGヘッドライトはフルLED 写真は最長500mの照射範囲を持つレーザー仕様

IMG_4826.JPGエグゾーストエンドは左右ツイン 排気音は全域で静粛 快適設計

IMG_4885.JPGクルーズコントロールは全車速対応 高速道路の渋滞時ハンズオフができる

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