【新車詳報】三菱eKスペース・シリーズ 02:新型は全車マイルドハイブリッド。ヒルディセントコントロール標準装備!

三菱eKクロス・スペース&eKスペース 新車解説(安全装備&メカニズム) 価格:139万9200~199万1000円

IMG_2693.JPGeKスペースT(FF) 価格:7CVT 163万5700円 Tは64ps/100Nmを発揮する直3DOHC12Vターボ搭載 WLTCモード燃費は18.8km/リッター(FF)

ラインアップは2ボディ/各3グレード構成。全車でFFと4WDが選べる

 三菱eKスペース・シリーズがモデルチェンジした。新型(2ndモデル)は、Kカーのメイン販売ゾーン「スーパーハイトワゴン」に属するマルチパーパスモデル。エンジンからプラットフォームまで、すべてを一新したeKワゴン・シリーズ(2019年3月デビュー)をベースに開発された。企画マネジメントは、三菱と日産の合弁会社NMKVが担当。生産は三菱の水島製作所が行う。

 ラインアップはSUVイメージのeKクロス(X)スペースと、標準仕様のeKスペースの2タイプ。それぞれにM、G、Tの3グレードを設定し、パワーユニットは全車マイルドハイブリッド。自然吸気(52ps)とターボ(64ps)の2種のエンジンに小型モーター(2.7ps)とリチウムイオンバッテリーを組み合わせた。駆動方式は全車FFと4WDが選べる。

△eK_X_space_img_02.jpg急坂時の安定性を高めるヒルディセントコントロール採用 夜間に便利なウエルカム&カミングホームライト標準

安全装備充実。ACCはマイパイロットの名称でオプション設定

 うっかりミスを防ぎ、安心ドライブをサポートするシステムが充実。全車に衝突被害軽減ブレーキ、前方衝突予測警報、踏み間違い衝突防止アシスト、オートマチックハイビーム、車線逸脱警報、ふらつき警報、標識検知機能を装備。エアバッグは前席左右に加え、サイド&カーテンエアバッグが標準。運転席ニーエアバッグはop設定だ。

 アダプティブクルーズコントロールと車線維持支援装置はマイパイロット(7万1500円)の名称でGとTに設定。従来のカメラに加えミリ波レーダーをプラスし、一段と緻密な制御を行う。

 エンジンのスペックは自然吸気が52ps/60Nm。ターボは64ps/100Nm。全車2.7ps/40Nmのモーターとリチウムイオンバッテリーを備えたマイルドハイブリッド仕様。トランスミッションはステップ式ATのような節度感のあるシフト制御を導入した。ターボは7速マニュアルモード付き。WLTCCモード燃費は自然吸気が18.2~20.8km/リッター、ターボは16.5~18.8km/リッターになる。

 プラットフォームは高剛性仕様。サスペンションはフロントがストラット、リアはFFがトーションビーム、4WDは3リンクの組み合わせ。全車に急坂時の安定性を高めるヒルディセントコントロールが標準装備となる。

IMG_2706.JPGeKスペースの室内カラーは開放的なクリーム基調 室内各部の作りはていねいで上質

IMG_2699.JPGeKスペースのボディカラーは写真のミントブルーメタリック&ホワイトソリッド(op6万500円)をなど2トーン3種 モノトーン6色の計9タイプ

IMG_2612.JPGパワーユニットは全車659cc直3DOHC12Vとモーター(2.7ps/40Nm)&電池を組み合わせたマイルドハイブリッド 自然吸気(52ps/60Nm)とターボ(64ps/100Nm)をラインアップ スペース効率を重視したコンパクト設計

IMG_2745.JPGメーターは見やすい2眼式 タコメーター標準 安全情報や燃費やステアリング切れ角を表示するマルチディスプレイを内蔵した便利設計

IMG_2742.JPGトランスミッションは新世代CVT ステップ式ATのような節度感ある制御を追求 ターボは7速マニュアルモード付き

IMG_2774.JPGデジタルルームミラーは先進安全パッケージ(9万3500円)として用意

IMG_2754.JPGアダプティブクルーズコントロールは先進快適パッケージ(7万1500円)として設定 ミリ波レーダーの追加で制御は的確

カットeK_s_others_img_05.jpg三菱eKクロスの表組み貼り込みよう.png

※表組みをクリックすると拡大します。

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