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現代版・羊の皮をかぶった狼特集:超パワフル3リッター・V6ターボ(405ps)搭載。本気の赤バッジ、スカイライン400Rのスポーツ度

Writer:河村康彦 Photo:小久保昭彦

日産スカイライン400R 価格:7SAT 562万5400円 試乗記

メインIMG_8313.JPG日産スカイライン400R スカイライン史上最強の405㎰ユニットを搭載した4ドアFRスポーツ パフォーマンスは鮮烈 足回りはフロント:ダブルウィッシュボーン/リア:マルチリンク式 ボディカラーは写真のブリリアントホワイトなど全9色

スカイライン史上最強405psユニット搭載。生粋FRスポーツ

 最新スカイラインは話題が豊富。歴史上の経緯から「走りのモデル」というイメージを抱くユーザーの注目グレードは、400Rだろう。405psというスカイライン史上最強のエンジンを搭載したトップパフォーマーだ。

 400R用のVR30DDTT型エンジンは、従来の VQ型に代わる最新V6。小径タービンを用いレスポンスを重視したターボチャージャーや、低温・低負荷時でも確実なバルブタイミングコントロールを実現する電動VTC、エンジンの内部抵抗を低減させるシリンダーのミラーボアコーティング、水冷式インタークーラーなど最新技術が投入され、排気量は2997cc。400Rは、標準モデルの300ps仕様(304ps)に対して、回転数を緻密に管理しながらその上限を高めるターボ回転センサーと、強化型ウオーターポンプを採用。最高出力を101ps、最大トルクを75Nm上乗せし、405ps/6400rpm、475Nm/1600~5200rpmを誇る。

IMG_8318.JPG全長×全幅×全高4810×1820×1440mm ホイールベース2850mm 車重1760kg パワーウエイトレシオ:4.35kg/ps 400Rは電子制御ダンパー標準装備

素晴らしいエンジン性能。ハンドリングも高水準

 400Rで走り出す。即座に高いポテンシャルを実感した。最初に感心した点は、動力性能。生粋のスポーツエンジンだということは、アクセルを深く踏み込んだシーンで明確になる。

 エンジンはレッドラインの7000rpm目がけて猛烈な勢いで上昇。しかも、回転上昇に伴う頭打ち感はいっさいない。うっかりするとレッドラインを超えそうな勢いでパワフルな加速が続く。何とも官能的である。

 しかも、見どころは、「全開性能」だけではない。街乗りシーンでメインとなる、アクセルをわずかに踏んだ緩加速シーンでも魅力が際立つ。スタートの瞬間から実感できる分厚いトルクが印象的。まるで電気モーターのように滑らかで力強い。1リッター当たりの出力が100psを大きく超えるハイチューンエンジンとは思えない、フレキシブルさは見事だ。

 フットワークも優秀。FRレイアウトだが、400Rはドライコンディションであればハイパワーを無理なく路面に伝え、自然なハンドリングが楽しめる。日産がダイレクトアダプティブステアリングと呼ぶバイワイヤ式のステアリング機構は、デビュー当初の違和感が消え、自然な操作フィールになった。

 一方、路面から大きな入力を受けると予想以上の衝撃が伝えられてきたり、全車速追従式クルーズコントロールを装備しながら、数秒以上の停止保持ができないなど、シャシー面ではそろそろ「古さ」を感じる部分もある。とはいえ、世界有数の走りのポテンシャルを持つことは、紛れもない事実。400Rは日本を代表するスポーツセダンである。

メインIMG_5458.JPGIMG_8096.JPGアルミ調加飾と各部のレッドステッチがスポーティさを演出 バイワイヤ方式のダイレクトアダプティブステアリングは自然な操舵感が魅力 ハンドリングはハイレベル

IMG_8149.JPGIMG_8157.JPGサポート性を高めた本革スポーツシート標準 前席は電動調節機能内蔵 乗り心地はしなやかな設定 快適性はハイレベル 後席はトランクスルー付き 室内長2000mm

IMG_8184.JPG2997cc・V6DOHC24Vツインターボ 405㎰/6400rpm 475Nm/1600~5200rpm 低回転域から豊かなトルクを発生 高回転の伸びも印象的 名作スポーツエンジン

IMG_8269.JPGリアランプはスカイライン伝統の丸型4灯が浮き上がるデザイン

スカイライン400R 主要諸元と主要装備

IMG_8339.JPGグレード=400R
価格=7SAT 562万5400円
全長×全幅×全高=4810×1820×1440
ホイールベース=2850mm
トレッド=フロント1530×リア1560mm
車重=1760kg
エンジン=2997cc・V6DOHC24Vツインターボ(プレミアム仕様)
最高出力=298kW(405ps)/6400rpm
最大トルク=475Nm(48.4kgm)/1600~5200rpm
WLTCモード燃費=10.0km/リッター(燃料タンク容量80リッター)
(市街地/郊外/高速道路~6.5/10.6/12.5km/リッター)
サスペンション=フロント:ダブルウィッシュボーン/リア:マルチリンク
ブレーキ=前後ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ=245/40RF19
駆動方式=FR
乗車定員=5名
最小回転半径=5.6m
●主な燃費改善対策:筒内直接燃料噴射/可変バルブタイミング/電動パワーステアリング/充電制御
●主要装備:インテリジェントエマージェンシーブレーキ/踏み間違い衝突防止アシスト/ドライブモードセレクター/インテリジェントダイナミックサスペンション(電子制御ダンパー)/ダイレクトアダプティブステアリング/4輪アルミレッドキャリパー対向ピストンブレーキ/水冷式インタークーラー/ターボ回転センサー/電動VTCシステム/ミラーボアコーティングシリンダーブロック/ガンメタ塗装19インチアルミ+ランフラットタイヤ/ATシンクロレブコントロール/LEDヘッドライト/ハイビームアシスト+アクティブAFS/インテリジェントアラウンドビューモニター/パドルシフト/本革巻きステアリング&シフトノブ/インテリジェントクルーズコントロール/インテリジェントペダル(車間距離維持支援システム)/本革スポーツシート/前席電動調節機構/パーソナルドライビングポジションメモリーシステム/後席可倒システム/インテリジェントエアコン/日産コネクトナビゲーションシステム(8インチ&7インチツインモニター)/本アルミフィニッシャ―/前後スポーツバンパー
●装着メーカーop: BOSEパフォーマンスサウンドシステム+アンビエントライトシステム22万3300円/電動ガラスサンルーフ12万1000円
●ボディカラー:ブリリアントホワイトパール(op4万4000円)
※価格はすべて消費税込み リサイクル費用は1万1160円

IMG_8224.JPG245/40RF19ランフラットタイヤ+8.5Jアルミ装着 キャリパーはレッド

IMG_8240.JPGエグゾーストエンドは大径ツイン バンパー下部はディフューザー形状

IMG_8141.JPG7速ATはシンクロレブコントロール付き 滑らかさとシャープな変速を両立

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