スリー・ポインテッド・スターの人気SUV「GLCクーペ」シリーズにPHEVモデルが登場!

メルセデスのEQ POWERモデルが日本でのラインアップを強化。プレミアムミドルサイズSUVに「GLC 350e 4MATICクーペ」を追加設定

 メルセデス・ベンツ日本は43日、プレミアムミドルサイズSUVGLCクーペにEQ POWER(プラグインハイブリッド)の4輪駆動モデル「GLC 350e 4MATICクーペ」を追加し、同日より発売した。車両価格は922万円に設定する。

MB GLC350e1.jpg▲メルセデス・ベンツGLC 350e 4MATICクーペ 価格:9SATC922万円 全長4740×全幅1890×全高1600mm ホイールベース2875mm 車重2080kg 乗車定員5

 新設定のGLC 350e 4MATICクーペは、パワートレインに2741991cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(211ps350Nmと最高出力90kWを絞り出すモーター、ダイムラー社の完全子会社である「Deutsche ACCUMOTIVE」によって生産された容量13.5kWhの駆動用リチウムイオンバッテリー、専用セッティングの9G-TRONIC(電子制御9AT)のトランスミッションで構成したハイブリッドモジュールを搭載。システム総出力は235kW320ps)/700Nmを発揮する。また、EV走行モードの際、これ以上アクセルを踏み込むとエンジンも使用しなければならないというモーター走行の限界点でアクセルペダルの抵抗を増してドライバーに知らせる"プレッシャポイント機能"付きのインテリジェントアクセルペダルも装備した。

MB GLC350e2.jpg▲パワートレインは1991cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(211ps)と最高出力90kWを絞り出すモーター、容量13.5kWhの駆動用リチウムイオンバッテリー、専用セッティングの9G-TRONICで構成したハイブリッドモジュールを搭載。システム総出力は235kW320ps)/700Nmを発揮する

 パフォーマンス面では、130km/hまではモーターのみの走行ができ、またフル充電の状態で最大45.2kmEV走行が可能。燃料消費率はWLTCモードで12.4km/リットルを実現する。さらに、走行モードとして、燃費を優先する「ECO」、快適性を優先する「Comfort」、モーターアシストによる力強い加速を演じる「Sport」、さらにダイナミックな走りが楽しめる「Sport+」、EV走行モードの「Electric」、バッテリーの充電レベルを維持しながら走行できる「Battery Level」、エンジンやサスペンションなどを自由に設定してオリジナルのモードにカスタマイズできる「Individual」という7モードを選択できるようにした。

MB GLC350e3.jpg130km/hまではモーターのみの走行ができ、またフル充電の状態で最大45.2kmEV走行が可能。200V30A6.0kW)対応の交流普通充電器本体が無償提供される

 充電機構に関しては、200V30A6.0kW)対応の交流普通充電器本体を無償提供するほか、設置にかかる費用負担を軽減するため10万円のサポートを実施。また、充電サービス「Mercedes me Charge」に、普通充電器(AC)が定額で利用できる「Mercedes me Charge AC」を新たに導入した。

MB GLC350e4.jpgMercedes me connectにはスマートフォンでバッテリーの充電状況や航続距離が確認できるリモート車両確認機能を装。日本仕様のハンドル位置は右

 機能面の充実化もアピールポイントだ。新しい自然対話式音声認識機能を備えた対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」のほか、スマートフォンでバッテリーの充電状況や航続距離が確認できるMercedes me connectのリモート車両確認機能など、最新機能を豊富に組み込む。一方、Sクラスと同等の最新の安全・運転支援機能を設定したことも訴求点。歩行者および車両の飛び出しを検知した場合や先行車両および障害物を回避できない場合の自動緊急ブレーキによる被害軽減機能、車線維持機能、斜め後ろの死角の車両との衝突回避を支援する機能など、先進のシステムを鋭意採用している

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