三菱ミラージュが大幅改良! フロントマスクは「ダイナミックシールド」に刷新

三菱自動車がコンパクトカーのミラージュのマイナーチェンジを実施。内外装の変更や機能面の拡充を図る

 三菱自動車は416日、ミツビシ・モーターズ・タイランドのラムチャバン工場で生産し日本に輸入するコンパクトカーのミラージュの大幅改良を行い、同日より発売した。

MITSUBISHI MIRAGE MC1.jpg▲三菱ミラージュG 価格:CVT1569700円 全長3855×全幅1665×全高1505mm ホイールベース2450mm 車重900kg 乗車定員5名 三菱自動車の最新フロントデザインコンセプトである"ダイナミックシールド"をミラージュに初採用する

車種展開は以下の通り。

M:143万2200円
G:156万9700円

 今回の商品改良は、内外装デザインの刷新や機能装備のバージョンアップなどが訴求点だ。

MITSUBISHI MIRAGE MC2.jpg▲リアビューはL字型に均一に光る面発光タイプのLEDコンビネーションランプとバンパーコーナー部に縦型のリフレクターを配置したスクエアな形状により、車幅いっぱいに広がる水平基調の造形とすることで存在感をより高めた

 まず外装では、三菱自動車の最新フロントデザインコンセプトである"ダイナミックシールド"をミラージュに初採用。また、ヘッドランプをグリルと連続感のある左右へと広がるデザインとし、同時LEDデイタイムランニングランプ(DRL)を装備して日中の被視認性を向上させる。一方、リアビューはL字型に均一に光る面発光タイプのLEDコンビネーションランプとバンパーコーナー部に縦型のリフレクターを配置したスクエアな形状により、車幅いっぱいに広がる水平基調の造形とすることで存在感をより高めた。また、足もとには新デザインの15インチアルミホイールを採用。ボディカラーには新色のホワイトダイヤモンドやeKクロスで好評のサンドイエローメタリックを含む計8色をラインアップした。

MITSUBISHI MIRAGE MC3.jpg▲ボディカラーには新色のホワイトダイヤモンドやeKクロスで好評のサンドイエローメタリック(写真)を含む計8色を設定する

 内装については、フロントドアトリムのデザインを見直し、アームレストに肌触りのよいファブリックを新採用したことが特徴。また、カーボン調をあしらったメーター文字盤とパワーウィンドウスイッチパネルを新たに設定する。さらに、シート表地にはスポーティな印象の幾何学柄にアクセントカラーを加えた新タイプを導入。シートカラーはGグレードにスポーティなブラック、Mグレードに明るい印象のライトグレーを採用した。

MITSUBISHI MIRAGE MC4.jpg▲フロントドアトリムのデザインを見直し、アームレストに肌触りのよいファブリックを新採用。カーボン調をあしらったメーター文字盤とパワーウィンドウスイッチパネルも新たに設定する

MITSUBISHI MIRAGE MC5.jpg▲シート表地にはスポーティな印象の幾何学柄にアクセントカラーを加えた新タイプを採用。シートカラーはGグレードにブラック(写真)、Mグレードにライトグレーを設定

 機能面に関しては、歩行者検知機能を追加するとともに前方車両に対する作動速度を従来の約530km/hから約580km/hに拡大した衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)、車線を外れそうになると警報で注意を促す車線逸脱警報システム(LDW)、自動でハイビームとロービームを切り替えて夜間の視認性を高めるオートマチックハイビーム(AHB)などの先進機構を標準で装備したことがトピック。また、雨量に合わせてワイパーの動作スピードを自動で切り替える雨滴感応オートワイパー、高速道路などでの利便性を向上させるクルーズコントロール(Gグレードに標準装備)を新規に採用した。

MITSUBISHI MIRAGE MC6.jpg▲パワートレインには1192cc直列3気筒DOHC12VMIVECエンジン(78ps)+INVECS-ⅢCVTを搭載。駆動方式は2WDFF)。歩行者検知機能を追加するとともに前方車両に対する作動速度を拡大した衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)を標準で装備する

 パワートレインは基本的に従来と共通で、1192cc直列3気筒DOHC12VMIVECエンジン(78ps10.2kgm)+INVECS-ⅢCVTを搭載。ボディサイズは全長3855×全幅1665×全高1505mm/ホイールベース2450mmに設定している。

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