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メルセデス・ベンツの新世代PHV「EQパワー」のラインナップが2020年内に20車種以上に拡大

Writer:大貫直次郎 

メルセデス・ベンツ車の電動化が着々と進展。新世代プラグインハイブリッドモデル「EQパワー」を2020年内に20車種以上に増強すると予告

 独ダイムラーは4月15日(現地時間)、新世代プラグインハイブリッドモデル「EQパワー(EQ Power)」を2020年内に20車種以上に拡大すると発表した。

MB EQ Power1.jpg▲写真左よりメルセデス・ベンツGLA250e、CLA250eクーペ、CLA250eシューティングブレーク。パワートレインは1332cc直列4気筒DOHCガソリンターボエンジン+モーター+8G-DCTで構成。システムトータルでは218hp(160kW)の最高出力と450N・mの最大トルクを発生する

 メルセデスのEQパワーモデルは、現状で新型Aクラスと新型Bクラスに設定されている。そして、まず今春に新型GLA、新型CLAクーペ、新型CLAシューティングブレークの3クラスにEQパワーモデルの250eをラインアップする計画だ。

 3クラスのEQパワーモデルは、パワートレインを1332cc直列4気筒DOHCガソリンターボエンジン(160hp/250N・m)+モーター(102hp/300N・m)+8G-DCTで構成。システムトータルでは218hp(160kW)の最高出力と450N・mの最大トルクを発生する。駆動用バッテリーには容量15.6kWhを確保したリチウムイオンバッテリーをセット。EVモードでは、最大71~79km(NEDC)のゼロエミッション走行を可能とし、最高速度は140km/hに設定した。また、欧州複合モード燃費/CO2排出量は、GLA250eが75km/L/38~42g/km、CLA250eクーペが80km/L/31~35g/km、CLA250eシューティングブレークが75km/L/33~37g/kmを実現している。

MB EQ Power2.jpg▲メルセデス・ベンツは新世代プラグインハイブリッドモデル「EQパワー」を2020年内に20車種以上に増強する計画。写真は既存のAクラスやBクラスなどのEQパワーモデル

 充電に関しては、出力7.4kWの交流(AC)ウォールボックスを使用した際に、約1時間45分でフル充電。また、出力24kWの直流(DC)急速充電では、バッテリー容量の80%までを約25分で充電可能だ。

 EVモードの航続距離を伸ばすシステムを採用したこともトピック。MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)を活用した新しいドライブプログラムを設定し、「エレクトリック」と「バッテリーレベル」のモードが選択可能。また、エレクトリックではステアリングホイールの奥に配したパドルを使って回生ブレーキのレベル(D AUTO/D+/D/D-/D--)を切り替えることもできる。さらに、MBUXでは最寄りの充電ステーションが検索できるほか、ナビゲーションシステムのデータおよび速度規制、道路の状況などを考慮したルート案内機能を採用。EVとしての走行モードを優先して、最適なルートへと導く仕組みを組み込んだ。

MB EQ Power3.jpg▲メルセデス・ベンツではEQパワーを「インテリジェント・ドライブ・システム・マネジメント」と称し、PHVシステムはもちろん、ナビゲーションシステムなども活用したトータルでのエコ性能の向上を目指している

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