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「注目モデル試乗」間もなく生産終了!アルファのスポーツ精神を伝える4Cスパイダーに乗ってみた

Writer:西川淳 Photo:小久保昭彦

アルファロメオ4Cスパイダー・イタリア 価格:6SMT 1130万556円 試乗記

アルファロメオ4Cスパイダー・イタリア 4Cはプリプレグ成型の軽量モノコックボディ用 先ごろ2020年いっぱいでの生産終了を発表 イタリアは専用色のミザーノブルー 特別仕様車
アルファロメオ4Cスパイダー・イタリア 4Cはプリプレグ成型の軽量モノコックボディ用 先ごろ2020年いっぱいでの生産終了を発表 イタリアは専用色のミザーノブルー 特別仕様車

強靭かつ軽量なCFRP製モノコック採用。造形は正統派イタリアンクラシック

 4シリンダーを意味するクアトロ・チ(4C)がデビューしたのは2013年だった。最初にベルリネッタ(クーペ)が登場し、2015年秋にはスパイダーが加わった。4Cスパイダーはデビュー後かれこれ5年を迎える。だが新鮮な印象はそのままだ。

 そもそもプリプレグ成型という非常に手間のかかるCFRPモノコックボディを採用したため、生産台数が少ない。そのうえ、イタリアンスポーツクラシックの真髄ともいうべきスタイリングをまとっていて、今後何年経とうと、色あせる心配はないだろう。ボクは斜め後方から見た姿がお気に入りである。大好きな往年のフェラーリ250LMをちょっと思い出す。

 非常に製造コストが高いプリプレグCFRPモノコックボディを選んだわけは、強靭なシャシー性能とともに、軽量化にこだわったからだった。
 それゆえスパイダー化にあたっても、重量を増やさぬよう、いわば原始的な手法が採られている。ルーフは電動ハードトップではない。「ソフトトップを手動で丸めてトランクに放り込む」”方式である。ボタンひとつで走行中でも操作可能、などという親切仕様に慣れたユーザーには面倒このうえない。けれども、ひとつのユニークな儀式だと思えば愛着がわく。

 なにしろ、トップを巻き取った姿がとてつもなく美しいのだから。ルーフから後方のデザインはクーペとまるで異なる。昔のスーパーカーのようなトンネルバックスタイルだ。車重は1060kgと軽い。

全長×全幅×全高3990×1870×1190mm 車重1060kg パワーウエイトレシオ:4.42kg/ps パワートレーンはジュリエッタ用をベースにチューニング

過激な加速フィール! 240psの直噴ターボはサウンドも刺激的

 試乗車は特別仕様のイタリア。豪華なインテリアである。それでもカーボンモノコックの存在を随所に感じる室内は、スパルタンのひと言。ノンパワーアシストのステアリングに至っては、その重さに「壊れているのか?」と思った。だが、走り出せば、とてつもなくリニアで心地いいステアリングフィールが味わえる。

 ドライブモードをD(ダイナミック)にスイッチし、オープンで走り出した。1742ccの直噴ターボ(240ps/350Nm)の暴力的なサウンドが空から降ってきた。スパイダーはルーフが開いているぶん、クーペに比べてライブな印象が強い
 乗り心地は悪くない。適度に肩の力が抜けている印象だ。高速道路での長距離クルージングも快適にこなす。

 加速フィールは、現在の水準で見ても過激な部類に属する。右足を踏み込むと一瞬のタメの後、ふわりと浮くようなイメージだ。強力な加速が味わえる。その瞬間はかなりスリリング。盛大なエグゾーストノートが桜の花びらを撒き散らす絵が脳裏に浮かんだ。

室内はスパルタンな雰囲気 サイドシルとフロアなどにカーボンが露出 ステアリングギア比は15・7 操縦性はレーシングカー感覚 ポータブルナビはop
イタリアはイエローステッチ入りレザー&アルカンターラバケットシート標準
1742cc直4DOHC16Vターボ 240ps/6000rpm 350Nm/2100~4000rpm エンジンは横置き搭載 3000rpm以上で本領発揮
アクラポビッチ製チタニウムエキゾースト特別装備 エンドパイプは中央2本出し 排気音は刺激的
タイヤはフロント205/40R18/リア235/35R19の前後異径 アルミはシルバー仕上げ
メーターはフル液晶式 写真はダイナミック(油温/ブースト計付き) レッドゾーンは6500rpm以上
トランスミッションは6SMT メインセレクターはボタン式 変速操作はパドルで行う

アルファロメオ4Cスパイダー・イタリア 主要諸元と主要装備

グレード=スパイダー・イタリア
価格=6SMT 1130万5556円
全長×全幅×全高=3990×1870×1190
ホイールベース=2380mm
トレッド=フロント1640×リア1595mm
車重=1060kg
エンジン=1742cc直4DOHC16Vターボ
最高出力=177kW(240ps)/6000rpm
最大トルク=350Nm(35.7kgm)/2100~4000rpm
JC08モード燃費=12.1_km/リッター(燃料タンク容量40リッター)
サスペンション=フロント:ダブルウィッシュボーン/リア:ストラット
ブレーキ=前後ベンチレーテッドディスク
タイヤ&ホイール=フロント:205/40R18/リア:235/35R19+アルミ
駆動方式=MR
乗車定員=2名
最小回転半径=5.5m
●主な燃費改善対策:アルファTCT
●主要装備:ESC(電子制御スタビリティコントロール)/ローンチコントロール/ブレンボ製フロント4ポッドブレーキキャリパー/イエロー仕上げブレーキキャリパー/スポーツサスパンション/アクラポヴィッチ・チタニウムセンターエグゾーストシステム/着脱式ソフトトップ/バイキセノンヘッドライト/アルミ製スポーツペダル&フットレスト(運転席&助手席)/レザー仕上げインパネ&ドアパネル/レザーアルカンターラバケットシート/本革巻きスポーツステアリング/パドルシフト/デジタルメーター(TFT液晶)/マルチファンクションディスプレイ/アルファロメオDNAシステム(走行モード切り替え)/マニュアルAC/リアディフューザー/ピアノブラックエアインテーク/アルパイン製プレミアムサウンドシステム/盗難防止アラーム
●装着メーカーop:ナビゲーションシステム6万500円
●ボディカラー:ミザーノブルーメタリック
※2018年11月デビュー(特別仕様)
※価格はすべて消費税込み リサイクル費用は1万1750円

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