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マセラティの新型スーパースポーツ「MC20」のプロトタイプが栄光の地、「タルガ・フローリオ」の開催コースでテスト走行を実施

Writer:大貫直次郎 

マセラティが新型スーパースポーツ「MC20」プロトタイプの走行シーンの画像を公開。テスト走行のコースは80年前にマセラティ4CLが勝利を飾った世界最古の国際的なレースの1つ「タルガ・フローリオ」の開催地

 伊マセラティは5月22日(現地時間)、開発中の新型スーパースポーツ「MC20」プロトタイプの走行テストの画像を公開した。

▲マセラティは「MC20」プロトタイプの走行テストを同社のレースヒストリーの栄光の地、「タルガ・フローリオ」の開催コースで敢行した

 「MC20」プロトタイプは現在、さまざまな条件下でのテストを重ねてデータ収集を行い、最終的な調整を進めている。そして、モデナにあるマセラティ・イノベーションラボでのダイナミックシミュレーターを使った試験を経て、いよいよ公道やサーキットでのテスト走行へと移行。今回はマセラティのレースヒストリーにおける栄光の地、イタリアシチリア島の「タルガ・フローリオ」のコースにて、「MC20」プロトタイプを走らせた。

▲マセラティは1937年開催の第28回大会から1940年開催の第31回大会まで「タルガ・フローリオ」で4連勝を飾る

 タルガ・フローリオにおけるマセラティの歴史を簡単に振り返っておこう。マセラティがこの地で初優勝を果たしたのは1937年開催の第28回大会で、ジュリオ・セヴェーリ選手の駆るマセラティ6CMが315.6kmの距離を2時間55分49秒で駆け抜けて初優勝。さらに、1938年開催の第29回大会ではジョバンニ・ロッコ選手が、1939年開催の第30回大会ではルイジ(ジジ)・ヴィッロレージ選手が、進化したマセラティ6CMをドライブして勝利を飾る。そして、いまから80年前の1940年開催の第31回大会では、ルイジ・ヴィッロレージ選手が、6CMのシャシーをベースにマセラティ初の1気筒あたり4バルブのヘッド機構を配する1491cc直列4気筒スーパーチャージャーエンジン(220ps)を搭載したニューマシンのマセラティ4CLを駆って優勝した。

▲1940年開催の第31回大会ではルイジ・ヴィッロレージ選手がマセラティ4CLを駆って優勝を果たす。この勝利から80年後に、マセラティは同じ地で、同社のレースシーンの新たな幕開けとなるスーパースポーツカー「MC20」のプロトタイプを走らせたのだ

 4連勝の快挙を成し遂げた栄光の地に、マセラティは新世代スーパースポーツの「MC20」プロトタイプを携えて戻り、有名なフロリオポリのスタンド前などタルガ・フローリオの歴史が刻まれた場所でテスト走行し、さらなるデータを蓄積した。なお、MC20はパワーユニットにマセラティが100%自社で設計・開発・生産を手がける新しいエンジンを搭載する予定。そして、2010年にMC12でGT1世界選手権を制して以来のレース界へのカムバックを果たす重要なレーシングマシンとしての役割も担っている。デビュー時期は当初、本年5月を予定していたが、COVID-19の感染拡大の影響で発表は延期され、本年9月以降にずれ込む見込みである。

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